【映画】オールドマン…上手く観客を誘導する上手い脚本の映画、エンドロールの嫁さんは若干クドいのでちゃんと観なかった

本日は、2024年11月28日（木曜日）です。



以下は、映画鑑賞記録



「オールドマン」🐆
監督　：ラッキー・マッキー
出演　：スティーブン・ラング、マーク・センター、リアナ・ライト=マーク
制作年：2022年
制作国：アメリカ合衆国🇺🇸
原題　：Old Man

2024年11月17日（日曜日）の深夜、23:10頃までに「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
森の中にある小屋で老人（スティーブン・ラング）が悪夢から覚めたように目を覚ます。老人は不機嫌で独り言でラスカルはどこにいったと怒鳴り散らし、戻ってきたら殺すと脅し文句を吐く。そんな老人の小屋に森で迷ってしまったという男、ジョー（マーク・センター）が辿り着き戸口に立つが、老人はジョーにライフルを突きつけながら、妻に送り込まれたのかなどと怒りながら対応する。ジョーは緊張状態から小屋から去ろうとするが、老人はそれも銃を放ったことで脅し許さなかった。



感想
オープニングのイラストが思えば伏線だったのかな…という映画です。

最初は、ボケてしまって危険化してしまった老人の山小屋に運悪くたどり着いてしまった青年の不幸な話…と思って観始めるようにリードされます。

老人の小屋は何かと不穏であり、この空間の中で緊張状態が解かれないまま、老人と青年の会話が開始されます…閉ざされた空間内での会話劇です。

で、ボケて危険な老人にしては、妙に話の通じる状態に移行するので、ここで前述したような話では無いのでは無いかと和感を覚え始めます。

あーこれは「世にも奇妙な物語」系なのね…と。

青年は死んで黄泉の国にいるのかも…
もしくは生と死の狭間あたり的な…
はたまた、老人自身が自分なので話がつながっていくのか…
あの箱の中には…少なくとも誰かを殺してはいるな（嫁さん）…
と、誘導されます。

で、ほぼ、誘導され考察した通りの物語。
無間地獄＝インファナルアフェアに閉じ込められた男の話だったのですね。

イマジナリーフレンド＝ラスカル＝これも自分自身の存在意図が難しいですが、後悔と自分を罰する思考の無間地獄にいる自分を再びループに誘導する役割なんかな
ラスカルは、犬でもアライグマでもありませんでした。

よくまとまった映画だったのでは無いでしょうか
嫁さんの亡霊…あたりが若干雑、かつ嫁さんのエンドロールでクドいけど、他は、それなりに面白かったです
嫁さんのエンドロールは、寝ている間に観ている悪夢なんかな


点数は、３点強（５点満点中）です



では、また



★当ブログ内映画ＤＶＤレビューの検索はこちらで★