2月第一営業日の本日
私のチーム1名が配置換えになり、人数が減っちゃったからすげぇ忙しいです
こんな忙しい感じで今後ずっと毎日が過ぎて行きそうで(っていうか多分そうなります)、ビビっております
さて、本日は久しぶりに小説の読書記録
小説の記録も結構溜まっております
京極夏彦だけでも、あと3冊読み終わっていますからねぇ
「塗仏の宴 宴の支度(ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく)」
(京極夏彦著、講談社、1998年3月30日初版発行)
京極堂シリーズだか百鬼夜行シリーズだかの第六作目。
こいつは次の巻「塗仏の宴 宴の支度」との前後編です。
…なので今までの暑い本より更に長いです
…かつ常用漢字以外の漢字も満載
こいつも他の京極堂シリーズと同じく、ずっとお風呂で読んでいました。
…読み終えたのは随分前(昨年の9~10月頃じゃないでしょうか細かくは憶えていないけど…それよりも前だったかも)。
今度のお話も複雑です
いつものように色々な事件が各章に分割されて同時多発していく展開。
でも、今までの一見関係ないと思える事件の数々ではなくて、どこか似ている事件、でもやっぱり違う事件が同時多発という感じで…
以下はこの本のあらすじなのですが…
戦前に赴任していたという村が無くなってしまって混乱している元警官の光保公平の依頼でかつて戸人村(へびとむら)と呼ばれていた(と光保の言う)土地の調査を開始する関口。
首吊りをしようとしていた男、村上兵吉を助けたことで事件に巻き込まれる「狂骨の夢」から再登場の一柳朱美。兵吉と朱美の周囲では成仙道という団体と薬売りの尾国誠一という男が対立して怪しい動きを…。
女性編集者加藤麻美子は、幼い頃“ひょうすべ”を見たことがあると言う。それを見るとたたりがあるとも…彼女は道の教え修身会という団体に祖父加藤只二郎が騙されており、道の教え修身会の代表は“ひょうすべ”と同じ外見という。加藤麻美子もまた華仙姑処女の信奉者であり、鳥口の調査では加藤麻美子は華仙姑処女に騙されているらしい…。
華仙姑処女と呼ばれ、その占いは必ず的中するという占い師=佐伯布由は韓流気道会に追われている所を中善寺敦子と出会う。そして二人は条山房という漢方薬局に匿われる。かつ華仙姑処女の影には尾国誠一が…。
木場はストーカー被害を受けているという女性三木春子の相談を受け彼女を守ることに…
等々、把握しきれないぐらいの事件が立て続けに起こって…
で、最後に出てくるのが前作「絡新婦の理」の重要人物・織作茜。
伊豆に羽田隆三の依頼で調査に向かった織作茜だが…
ってなお話。
ってな…とか言われてもちっとも分んないだろうし、読んだ人の多くも把握できてないんじゃないですかねぇ(次巻のオチまで読めば意味が分かるんだけど、それでも詳細は覚えきれません)
例によって全容を把握できているのは主人公京極堂だけです。
(ここまで書いてて力尽きました。とはいえ…上記までが間違っていないかどうかは別として、ウィキよりも詳しい説明かもしれませんよこの記事今回この複雑な小説の感想を書くにあたってウィキあてにしてたのに…役立たずでしたからねぇ)
織作 茜の展開にはビックリしました。
彼女は今後、京極堂のライヴァルとなるような人物かとまで思っていたのですが…
関口のキャラはここにきてかなりキワドイものに昇華
これ先に読んでたから映画「魍魎の匣」のシッカリした関口像は違和感だったです
この話の一番面白い部分はストーリーというよりも蘊蓄ですかね
京極堂と知識面で並び立つ人物(?)な多々良先生も登場するしね。
蘊蓄は凄く面白いんだけど、お話はちっともわからない…そんな一冊でした
そんなわけで、次の巻に続きます(いつ記事アップできるかは未定)
(当ブログ内の関連記事)
2007年06月06日 【小説】姑獲鳥の夏
2007年07月21日 【小説】魍魎の匣
2007年10月15日 【小説】狂骨の夢
2008年01月09日 【小説】鉄鼠の檻
2008年06月02日 【小説】絡新婦の理
ではまた
私のチーム1名が配置換えになり、人数が減っちゃったからすげぇ忙しいです
こんな忙しい感じで今後ずっと毎日が過ぎて行きそうで(っていうか多分そうなります)、ビビっております
さて、本日は久しぶりに小説の読書記録
小説の記録も結構溜まっております
京極夏彦だけでも、あと3冊読み終わっていますからねぇ
「塗仏の宴 宴の支度(ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく)」
(京極夏彦著、講談社、1998年3月30日初版発行)
京極堂シリーズだか百鬼夜行シリーズだかの第六作目。
こいつは次の巻「塗仏の宴 宴の支度」との前後編です。
…なので今までの暑い本より更に長いです
…かつ常用漢字以外の漢字も満載
こいつも他の京極堂シリーズと同じく、ずっとお風呂で読んでいました。
…読み終えたのは随分前(昨年の9~10月頃じゃないでしょうか細かくは憶えていないけど…それよりも前だったかも)。
今度のお話も複雑です
いつものように色々な事件が各章に分割されて同時多発していく展開。
でも、今までの一見関係ないと思える事件の数々ではなくて、どこか似ている事件、でもやっぱり違う事件が同時多発という感じで…
以下はこの本のあらすじなのですが…
戦前に赴任していたという村が無くなってしまって混乱している元警官の光保公平の依頼でかつて戸人村(へびとむら)と呼ばれていた(と光保の言う)土地の調査を開始する関口。
首吊りをしようとしていた男、村上兵吉を助けたことで事件に巻き込まれる「狂骨の夢」から再登場の一柳朱美。兵吉と朱美の周囲では成仙道という団体と薬売りの尾国誠一という男が対立して怪しい動きを…。
女性編集者加藤麻美子は、幼い頃“ひょうすべ”を見たことがあると言う。それを見るとたたりがあるとも…彼女は道の教え修身会という団体に祖父加藤只二郎が騙されており、道の教え修身会の代表は“ひょうすべ”と同じ外見という。加藤麻美子もまた華仙姑処女の信奉者であり、鳥口の調査では加藤麻美子は華仙姑処女に騙されているらしい…。
華仙姑処女と呼ばれ、その占いは必ず的中するという占い師=佐伯布由は韓流気道会に追われている所を中善寺敦子と出会う。そして二人は条山房という漢方薬局に匿われる。かつ華仙姑処女の影には尾国誠一が…。
木場はストーカー被害を受けているという女性三木春子の相談を受け彼女を守ることに…
等々、把握しきれないぐらいの事件が立て続けに起こって…
で、最後に出てくるのが前作「絡新婦の理」の重要人物・織作茜。
伊豆に羽田隆三の依頼で調査に向かった織作茜だが…
ってなお話。
ってな…とか言われてもちっとも分んないだろうし、読んだ人の多くも把握できてないんじゃないですかねぇ(次巻のオチまで読めば意味が分かるんだけど、それでも詳細は覚えきれません)
例によって全容を把握できているのは主人公京極堂だけです。
(ここまで書いてて力尽きました。とはいえ…上記までが間違っていないかどうかは別として、ウィキよりも詳しい説明かもしれませんよこの記事今回この複雑な小説の感想を書くにあたってウィキあてにしてたのに…役立たずでしたからねぇ)
織作 茜の展開にはビックリしました。
彼女は今後、京極堂のライヴァルとなるような人物かとまで思っていたのですが…
関口のキャラはここにきてかなりキワドイものに昇華
これ先に読んでたから映画「魍魎の匣」のシッカリした関口像は違和感だったです
この話の一番面白い部分はストーリーというよりも蘊蓄ですかね
京極堂と知識面で並び立つ人物(?)な多々良先生も登場するしね。
蘊蓄は凄く面白いんだけど、お話はちっともわからない…そんな一冊でした
そんなわけで、次の巻に続きます(いつ記事アップできるかは未定)
(当ブログ内の関連記事)
2007年06月06日 【小説】姑獲鳥の夏
2007年07月21日 【小説】魍魎の匣
2007年10月15日 【小説】狂骨の夢
2008年01月09日 【小説】鉄鼠の檻
2008年06月02日 【小説】絡新婦の理
ではまた
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