ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【小説】ナイチンゲールの沈黙(上)…文庫版

2010-04-28 23:49:55 | 本(小説)
今朝、朝礼放送で話していた社長の言葉で初めて知ったのだが…
私の会社、4月30日(金曜日)もお休みで7連休らしいのです
…え、私ですか
…もちろん働きますよ30日(金曜日)も…最初からそのつもりだったので辛くはないさ…暦通りに働きますとも日本人だもの



さて、以下は最近お風呂で読んでいた小説の読書記録です。



「ナイチンゲールの沈黙(上)」
(海堂尊著、2008年9月19日初版発行<※文庫版>、宝島社)

「チーム・バチスタの栄光」の続編でシリーズ第二弾。
嫁さんが文庫版をブックオフで買ったもの(多分300円也…もしかすると更に100円引きだったかも知れません)。で、4月上旬ごろから風呂で読んでいた一冊。



ストーリーは…
“バチスタ・スキャンダル”から9ヶ月が経過した東城大学付属病院。
クリスマス直前の時期、東城大学付属病院の忘年会の後、看護師の浜田小夜と如月翔子は城崎と名乗る男に声をかけられ“酔いどれ迦陵頻伽”とも渾名される人気歌手・水落冴子のライブに誘われる。そのライブ中、水落冴子が大量吐血する事態が起こり、翔子らの判断で東城大学付属病院に運ばれる。冴子は当直医にあたっていた田口のいる、神経内科病棟のVIP病室“ドア・トゥ・ヘブン”に入院することとなる。
一方、浜田小夜の勤める小児科には牧村瑞人と佐々木アツシがレティノブラストーマ(網膜芽種)を患い入院していた。二人のメンタル面を考慮した小児科看護師長・猫田は、田口の不定愁訴外来に二人を依頼することを決める。同じ頃、瑞人の父親が無残な形で惨殺される事件が発生してしまう。

という感じ。



で、ピロEK的感想?
このお話は、「チーム・バチスタの栄光」よりも、普通のミステリー、ベタな殺人事件としてお話が始まった感じで、事件が起こっているのかどうかも分からなかった前作のテンションで読み始めちゃうと、事件らしきことがハッキリと発生した時点で…

…普通じゃん

なんて、つい思ってしまいました。

…まぁ下巻まで読むと…普通じゃない設定が織り交ぜられちゃうんだけどね

今回も上巻では白鳥は登場せず。
代わりにまたもや癖のある登場人物…加納達也警視正が登場。
軽くSFチックなコンピューターによる操作を行うやり手で人を馬鹿にした人物。なんか白鳥とカブるキャラクターです。
この人と白鳥が出会ったらどうなるんだろうねぇ
と期待せずにはおれない人物(結果については下巻の記事で書きますね)。

白鳥加納で、
脳裏には怪獣対決が浮かんだ私…
下巻では見事にそれに近い表現が用いられていたりして

…そうなると作家の思惑通りに誘導されている読者(私)という構図
文章が実に上手いなぁ海堂尊って…と感心しました(下巻まで読んだ時点でね)。
なんか読者が手のひらの上で遊ばされているような感じですかね
文章読んだだけで登場人物の顔とか割とハッキリ浮かぶ感じしますもんね、このシリーズ

…まぁそれだけに映画やドラマの配役に厳しい意見が集まっちゃうわけかも



ここでも蛇足
このブログで何度も書いておりますが…
私の嫁さんは看護師です。
ただ、如月翔子さんのようにやり手でもなければ(嫁さんも最初の勤務病院ではICUにいたとの事ですけど…そんなにやり手では無いです多分)、もちろん浜田小夜さんのように特殊能力も無い。
そして上記お二人のように美人でもありません(登場人物の二人は多分美人)。

…あえてこの本の中の人物と共通点探すとすれば…“酔いどれ”かなヤツは

…この記事をウッカリ嫁さんが読まない事を祈ります



(当ブログ内の関連記事)
2010年04月05日 【小説】チーム・バチスタの栄光(上)…文庫版
2010年04月07日 【小説】チーム・バチスタの栄光(下)…文庫版





では、今日はこんな感じで


最新の画像もっと見る

コメントを投稿