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【映画】パラレルワールド・ラブストーリー…如何にも小説向きの内容を上手く映画にできてるんじゃなかろうか

2022-09-21 23:33:17 | 映画
本日は2022年9月21日(水曜日)です。

2022年9月23日 22:53追記:この日2022年9月21日はこの記事をアップした後の深夜に「Netflix」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を鑑賞しました。)



以下は映画鑑賞記録



「パラレルワールド・ラブストーリー」🚃
監督 :森義隆
出演 :玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太
制作年:2019年
制作国:日本🇯🇵

2022年9月17日(土曜日)の2:10頃までに何度かに分け「Netflix」で鑑賞しました。



概要
東野圭吾の小説「パラレルワールド・ラブストーリー」の実写映画化。
敦賀崇史(玉森裕太)は、大学に通う電車の中、並走する電車のいつも同じ場所にいる女性(吉岡里帆)に、いつしか恋心を抱いていた。大学生活最後の日、崇史は意を決して女性の乗る電車に乗り込み告白しようとするが、女性は逆に崇史の乗る電車に乗り込んでおり、崇史の推いは、すれ違いのまま終わりを迎える。
大学卒業後、崇史は、親友の三輪智彦(染谷将太)と共に入社しする。ある日、智彦から彼女だと紹介されたのは、かつて電車越しに恋していた相手の女性、津野麻由子だった。
朝、目を覚ました崇史のそばには、同棲中の恋人、津野麻由子がいた。



感想
昨日更新の「プラチナデータ」に引き続き、東野圭吾原作で、ジャニーズ主演のSF
日本映画を連投。

原作は未読。
東野圭吾の小説は、以前嫁さんが割と買っていたこともあり、結構家にある(あった)のだけど、私自身はその多くを未読。
なので、原作との比較はできませんが、おそらく(本来なら)この話は、ビジュアルのない小説だから再現できる世界観だったんじゃなかろうか
オチに至るやや複雑なストーリーは、如何にも小説っぽいし。

そんな予感通りであれば、おそらく、映画にするのは難しかったんじゃなかろうかと思うのだけど、
(種明かしすれば)時間軸をずらした描写に過ぎない二つの現実を、そうとは思わせないように、特に継ぎ目なく交互に描き、観客が早期ネタバレも、混乱もしないまま、観させるつくりは上手く、随分頑張ったんではなかろうかと思う。
映画に落とし込む時に、手を抜かずにきっちり、小説の雰囲気まで含めて描けている秀作と思えました
(とか言っているけど、原作は未読)

退屈とも取られかねないテンポなのに、先が知りたくなるというのか、これは、ハリウッドのテンポじゃ無くて良かったというタイプの映画なのかも知れません。
(この点、細かな分析の上の感想は書けませんが😅)

何にせよ、日本映画の身の丈の中で、とても頑張って作っている映画
結果、話自体は、そうでもないオチなんだけどね😅…好感は持てます

ラストは、ハッピーエンドな予感()のする「バタフライ・エフェクト」でした。


出演者は…

なんとなく観る顔だけど、興味ないから他の作品とかを知らないジャニーズ、玉森裕太が主演。
そもそもジャニーズの息のかかった映画なんだろうから仕方ないのだろうけど、もっとハマって上手い俳優も他でいたんじゃないかとは思う。
特に彼である必要は感じず。

染谷将太も最近やや苦手な感じがしてきています。
いつも同じ演技で、顔が濃いのがダメなんかな

一方、吉岡里帆は、美人なだけじゃなくて、実力も伴っていると認めている女優さん
そんなに出演作を観たわけではないのですが、いつもそつのないお仕事をしている印象です。



点数は3点強(5点満点中)です。
「プラチナデータ」よりも地味だけど、
「プラチナデータ」よりも誠実に作ろうとしている感じで±で同点というところです。



では、このあたりで



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