ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】ミッドナイト・イン・パリ…主人公は1920年代のパリに、私は神聖時間軸界隈に想いを馳せる

2021-08-17 21:32:12 | 映画
本日は2021年8月17日(火曜日)です。
明日は新型コロナワクチン接種(モデルナ)💉…周りの半数が副反応に苦しんでいるコレ怖いです😣



以下は映画鑑賞記録です



「ミッドナイト・イン・パリ」🎁
監督 :ウディ・アレン
出演 :オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール
制作年:2011年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸/スペイン🇪🇸
原題 :Midnight in Paris

2021年7月29日(木曜日)にNHK BSプレミアム「プレミアムシネマ」枠で放送されたものを録画。
2021年8月14日(土曜日)の午後までに数回に分けて鑑賞しました。



概要
ハリウッドの脚本家としてそれなりに活躍しているギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)は、1920年代のパリやその時代の芸術家に憧れ、雨が降っているパリが好きで移住したいと思っており、また脚本家ではなく小説家になろうと考えていたが、婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)とは意見が合わなかった。イネズの父親の出張に便乗してパリに来ていたギルとイネズは、パリで偶然イネズの昔からの友人ポール・ベイツ(マイケル・シーン)らと出会い、イネズの希望で行動を共にするが、ギルは蘊蓄を語りたがるポールの事が気に入らず乗り気ではなかった。翌日の夕食後、ホテルに帰ろうとするとポールらにダンスに誘われるが、ギルは気乗りせず、行きたいというイネズと別れ一人帰るが道に迷ってしまう。真夜中の0時の鐘が鳴ったあと、通りかかったクラッシックな車に誘われギルが乗り込むと、降りたところでパーティーに参加することになり、そこでF・スコット・フィッツジェラルド(トム・ヒドルストン)と名乗る紳士とその妻ゼルダ(アリソン・ピル)から声をかけられる。過去の尊敬する有名人と同じ名前と気がついたギルは、周囲の様子がおかしいこと、自分が憧れていた1920年代のパリにタイムスリップしていることに気づく。



感想
私はノーマークでしたが第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞した映画とのこと。
ウディ・アレンの映画がどういうものかもほぼ知らない私は、前情報なしに「おそらくパリが舞台の恋愛もの、おそらく「それでも恋するバルセロナ」のように)浮気やらなにやらがあるんだと思う」と思って観ていたのですが…
…いや、想像していたものは内包されていたんですけど、
まさかの「世にも奇妙な物語」でした。途中からの展開にビックリ

冒頭では2010年頃現在のパリの街並みを割と長めに見せて、やや退屈な観光映画かと思わせられるのですが…

主人公は途中から、真夜中を過ぎた時間に通りかかる古いタイプの車に乗り込む形で、自分が黄金時代として憧れていた1920年代のパリに迷い込み、そこで(都合よく)集まっていた有名芸術家たちに出会います。

音楽家のコール・ポーター
作家のF・スコット・フィッツジェラルドとその妻で作家のゼルダ・セイヤー・フィッツジェラルド
アーネスト・ヘミングウェイ🐟
ガートルード・スタイン
パブロ・ピカソ
サルバドール・ダリ
アンリ・マティス🐌
あたりがそれら…まだまだ色々な方が(割と有名俳優の配役で)出て来てたけど。

微妙にアメリカ人🇺🇸が多いのですが、彼らは本当にパリで集まったりしていたんですかね😅

で、ピカソやらヘミングウェイと浮名を流しているのがヒロインのマリオン・コティヤール演じるアドリアナという女性と出会います。

このアドリアナのことが好きになった主人公は現代でアドリアナが書いたと思われる手記を見つけて、そこに自分のことが書かれていることを参考に会いに行ったけど…
アドリアナと主人公が、アドリアナが黄金時代と憧れている1890年代に行って、これまた都合よく集まっていた
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
ポール・ゴーギャン
エドガー・ドガ
と会って、アドリアナがこの時代に残るとか言い出す話。

ちなみにゴーギャンとかドガは、さらに昔のルネサンス期に生まれたかったとか言っていて…
芸術家はみんな昔の方が良かったと思っているよ
というオチのお話。

映画監督のルイス・ブニュエルの不条理劇とされている映画のアイデアを主人公が本人に話すシーンがあって、本人がその不条理さに納得しなかったみたいな描写は、映画ファンなら面白いんかな(知らんけど)
こういうのまで楽しもうと思ったら、随分(今となっては)高尚な知識収集が必要となりますね💦
それこそ、レイチェル・マクアダムス演じる主人公の彼女イネスの浮気相手=マイケル・シーンみたいなウンチク知識が必要になって来ます😅
あのあたり、この映画スタッフの自虐ネタなんかもですね。


3つ(4つ)の時代のパリの風景。
有名人の浅い紹介
妙に豪華なキャスティング
現代パートのうっすらコメディ等、
全体的にそれなりに楽しめた映画です


ということで点数は4点(5点満点中)です。



蛇足
オーウェン・ウィルソン(メビウス)
レイチェル・マクアダムス(ドクター・ストレンジの彼女)
トム・ヒドルストン(ロキ)
コリー・ストール「ロキ」では“虚無”にイエロージャケットの巨大なへルメットがあった)
…と、なんとなくマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)神聖時間軸からズレていそうな俳優さんたちが沢山出て来ましたねコレ。
途中から物語の時空を超える話と相まって、MUCファンの私が変な鑑賞の仕方をしたのは言うまでもございません💦



では、このあたりで



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