ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】映画ドラえもん のび太の新恐竜…ダメ映画では無いが、このドラえもんからはSF的思考は育ちそうも無い

2023-03-14 21:36:22 | 映画
本日は、2023年3月14日(火曜日)です。

2023年3月26日 21:45追記:この日、2023年3月14日の深夜までに「Netflix」「iBOY」を鑑賞しました。)



以下は映画鑑賞記録です



「映画ドラえもん のび太の新恐竜」🥚
監督 :今井一暁
出演(声):水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ
制作年:2020年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品

2023年2月23日(木曜日・天皇誕生日)のAM4:00頃までにかけて「Prime Video」で鑑賞しました。
「Prime Video」では公開終了ということで急いで観たのですが、例によって直後に「Netflix」で公開が開始されました💦



概要
藤子・F・不二雄の漫画「ドラえもん」の長編映画40作目。
恐竜展にやってきた野比のび太(声:大原めぐみ)は、化石発掘体験で恐竜の卵らしきものを見つける。ドラえもん(声:水田わさび)の出してくれた“タイムふろしき”を使って卵に戻し、孵化させる。卵からは未来の図鑑にも載っていない新種の恐竜が双子で生まれ、のび太は、二匹にミュー(声:釘宮理恵)、キュー(声:遠藤綾)と名付けて育て始める。



感想
劇場版ドラえもんの時間軸や相関関係は詳しく無いのですが、私の認識では、各々がパラレルワールドだかマルチバースだかと思っています。
(この辺り、ほとんどの作品は観ていないので、正確なところは分かりませんが

恐竜とタイムマシンを扱った映画ドラえもんには
「ドラえもん のび太の恐竜」
「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」
と、この
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」
があるんだけど、これらの相関関係は、なんとなく難しいです。

元々、最初の「ドラえもん のび太の恐竜」は、レギュラー短編の1エピソードを長編にリメイクにしたもの。
この時点でパラレルワールド的なものが派生。
(…さておき、小学校の頃、初めての長編として「コロコロコミック」に連載していた「のび太の恐竜」には、テンションが上がったものです。最初の映画は映画館にも足を運び、最後には涙を流した😢…遠い思い出)

「ドラえもん のび太の恐竜」と「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」は、単なるリメイクなので、大山のぶ代ドラえもんと、水田わさびドラえもんのマルチバースもの。

問題は、今回の「映画ドラえもん のび太の新恐竜」で…
のび太の恐竜への認識を、スネ夫やジャイアンが馬鹿にする冒頭の展開から「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」は経ていない、新規の(他の長編は無かったことにした)お話かと思っていたけど…最後の方では、ピー助らしいフタバスズキリュウが登場して、この辺りが分からなくなります
「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」以降ではないのに何故ピー助との邂逅が描かれるのか
パラレルワールドからの介入とかなんかな
あんまり深く考えたらいかんのかなぁ…
深く考えないライトユーザーしか相手にしていないのか
藤子・F・不二雄先生なら気にしそうな部分にも思えるのですが。
うーん
あと、あのままだと、ピー助は、ディープインパクトで死んじゃう方の恐竜なんじゃないかとも…

さておき、お話は…
のび太達が、恐竜から鳥に進化する過程に関わる重要なポイントを押さえていたというお話。
こういう扱いが正しいのなら、のび太達は時間の特異点で、絶対安全が保証されていて、いかなる冒険でのピンチに陥ろうが心配ないって事にもなりそうなんだけど、それで良いんかな(全部パラレルワールドだから問題ないのかも
なので、歴史改変と、歴史のポイントとしての介入の差異はわからず
タイムパトロールが守っている時間って何なのってなります。
鳥類が生まれなくなるのは問題だけど、のび太とジャイ子の子供が生まれないのは問題ないって判断なんよね。
マーベルドラマ「ロキ」に出てきた時間変異取締局と同じように、
何者かに都合にいい時間軸を守っているって事なんかな。
(ってなると悪の組織じゃん💦)
しかも「ドラえもん」の場合、現場担当者キムタクの猿🐵)の判断で、時間が守られるっていう危うい感じで、この整合性や説明がない部分が、子供を若干馬鹿にしています


上記のような事を気にしない場合、全体的に普通。
「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」のように作画崩壊もしませんから普通。
でも、私が子供の頃に感じた、高度なSFの尻尾を掴んだようなワクワク感は全く無いかな。
このアニメからスタートした子供達が、将来「インターステラー」に興味示すようにはならんと思うんよね。


ということで点数は3点(5点満点中)です。


あー、あとタイムパトロール連中が、ミューとキューの一族のことを“新恐竜”って呼ぶのは、キムタクの声と合わせて違和感な映画でした。



(当ブログ内の関連記事)
2007年03月21日 ドラえもん のび太の恐竜2006…思い出のままにしておけばよかった作品



では、このあたりで



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