ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】機動警察パトレイバー the Movie…記憶していたよりも面白かった

2021-11-14 16:52:49 | 映画
本日2021年11月14日(日曜日)は…
午前中保険屋さんと話をして…
午後には「Netflix」「6アンダーグラウンド」を観て現在に至ります。



以下は映画鑑賞記録です



「機動警察パトレイバー the Movie」🐦
監督 :押井守
出演(声):古川登志夫、冨永みーな、大林隆介
制作年:1989年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品

2021年10月24日(日曜日)にBS12「日曜アニメ劇場」枠で放送されたものを録画。
2021年11月8日(月曜日)の深夜までに数回に分けて鑑賞しました。



概要
1980年代にコミック・小説・OVA・テレビアニメ等々、メディアミックスの走りとして展開された「機動警察パトレイバー」の劇場公開アニメ版。
(レイバーと特車二課がある世界観は各メディアのパトレイバーを継承、主人公たちは存在しており、どのメディアの続きかは不明。香貫花クランシーがパイロットなところから察するに、コミックの続きではなさそう。多分テレビアニメ版の続編)
東京湾沿岸を大規模開発する“バビロンプロジェクト”この工事のための洋上プラットホーム“方舟”からレイバーメーカー篠原重工のソフトウェア開発者 帆場暎一が海に投身自殺を遂げる。同じ頃、レイバーの暴走事故が多発、これには陸上自衛隊の無人レイバー暴走事故も含まれていた。
南雲しのぶ(声:榊原良子)率いる警視庁特車二課第1小隊は、箱舟で近々正式配備される新型パトレイバー“零式”のテストを行っており、残された後藤喜一(声:大林隆介)第2小隊はレイバー暴走事件の処理を含め業務に追われていた。そんな中、第2小隊の篠原遊馬(声:古川登志夫)は暴走の原因は篠原重工製の最新レイバー用OS“HOS”にあると推測、独自に調査を始める。



感想
記憶していたよりもやや面白かった
この頃の押井守は、まだ(良くも悪くも)調子に乗っておらず、厨二病みたいな説教台詞を盛り込みすぎていないのも好感。

前述“概要”の部分で書いたように、この劇場版は多分テレビアニメ版の続編。
何にしろ、各メディアミックス作品の設定を知っていることが前提
キャラクターの説明はされないので、篠原遊馬が実家である篠原重工と上手くいっていない事などは、そういうものと認識できていないと置いていかれるような脚本で、やや不親切かも。
脚本自体は幼稚でいかにも1980年代アニメが少し背伸びした程度だけど…全体的に、当時のものとしては、まぁまぁまとまっているような。
あの“鳥”とか“刑事二人が歩くシーンを長く見せる”とかは、この後の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」以降の押井風味に繋がっていく部分。

押井守本人なら“押井守節”で良いのだけど、この雰囲気に憧れた「踊る大捜査線」だったりは恥ずかしいし💦
不遇()の科学者もしくは技術者の死後に死んだ人によって事件が操られていく…みたいな展開は、この後多く観たような…「シン・ゴジラ」とかも、この設定の亜流を使っているよね。日本映画の底の浅さみたいなものが見て取れるなぁ…とか思わされたりして。
この「機動警察パトレイバー the Movie」に限って言えば、そういうもののベースを生み出せた貢献作品ということでプラスの部分ですけどね

で、その帆場暎一の思想や正体が明かされてしまわなかったのは不満
ただの雰囲気設定ですよねコレ。


絵柄はテレビアニメ版やコミック版に比べて“やや”アニメ然としすぎないものにシフト。
当時は違和感でしたが、今となっては正解ですねコレ
「機動警察パトレイバー2 the Movie」では更に増長します)


ということで点数は4点(5点満点中)です。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿