実は最近、ダイエットとか健康を考えてお酒を控えていたのですが、
昨日、今日と二日連続飲酒しちゃいました
飲酒すると食欲が増すのか、脳の中のダイエットリミッターが外れるのか(?)
ついつい食事自体も量が増えるのでこまりものです
最近は身の回りに居なくなった、古きよき(?)酒飲みオヤジみたいに酒ばっかり飲んでたりするのなら太らないのかも知れませんが、その場合は健康状態を著しく損ないますかね
先日(金曜日)ネットで“マイクロソフフトオフィス2007(プロフェッショナル版)”を注文。
私には学生の息子も娘もいるので、とある裏技(?)で購入したわけですが、それでも少々大きめな出費
パソコンの購入予算として20万円を予定していた私ですが、これで完全に予算オーバーです
さて、本日は貯まった映画鑑賞報告からです。
「パプリカ」
(監督:今敏、声の出演:林原めぐみ、古谷徹、江守徹、2006年邦画アニメーション)
TSUTAYAさんで「OVA版苺ましまろ(3)」と一緒にレンタル(※苺ましまろは記事にする予定なし)。
カゴメさん他からオススメ(?)されていたこの作品、TSUTAYAさんで新作オチしていたので早速鑑賞。
2007年8月18日(土曜日)鑑賞しました。
1週間以上前の鑑賞。このままのペースだとドンドンブログにアップするタイミングが遅れていきそうです(現在、TSUTAYAで4本レンタル中)。
ストーリー
筒井康隆の原作小説をアニメ映画化した作品。
巨漢で天才の科学者・時田浩作(声: 古谷徹 )の発明した他人の夢を共有出来る装置“DCミニ”。時田の同僚である千葉敦子(声:林原めぐみ)は、 DCミニ と夢の中の人格“パプリカ”を使って極秘にセラピーを行っていた。ある日、DCミニが研究所から盗まれる事件が発生、 DCミニは悪用され、他人に悪夢を見続けさせ精神を崩壊させるテロに使われ始める。敦子とパプリカは、その事件解決に乗り出す。
詳しくは…http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html
ピロEK的感想&点数
面白かったです
…原作が書かれた当時だと斬新な作品(?)だったのかも知れませんが、今だと「マトリックス」を初め、こういう現実以外のバーチャル(?)世界が舞台の作品って多いからそういう部分でもハンデあるだろうし、
…テーマがテーマだけにどこまで行っても夢オチというハンデの中、いい感じの作品だと思いました
最近のアニメって侮れないですなぁ
力の入った作品だと、絵はきれいだし、ストーリーも破綻しないし、面白い作品が多いです。これもそんな作品のひとつ。
今年のお正月に書いた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の記事の際に、
「正直、日本のアニメというのはそこまで面白いものではないと思っております」と書いた私ですが、割とアタリ作品に出会っております
「時をかける少女」とかコレね。
…ただ、私が面白いと思っている作品は、岡田斗司夫に言わせればオタク界の“裏切り者”筋系クリエーターによる作品ばかりですけどね…例外は“苺ましまろ”ぐらいかな
…日本の正しいジャパニメーション(?)を継承させていきたい方は、「攻殻」とか「時かけ」とか「パプリカ」ではなくて「もえたん」とか観てくださいね(※偏見トークばかりでスイマセン)
「パプリカ」の話に戻します…
少し癖のある写実的な絵。
テクノ風な主題歌(※配給がソニー系列なのに、妙な新人アーティストとタイアップしない硬派さ)。
で、古谷徹等のベテラン声優の起用(※後半蛇足部分参照)
…この全体像に妙なノスタルジーを憶えました。
…もちろん筒井康隆作品が原作というのも大きな要素なのでしょうが、
大友克広と最初に出会った当時の私(中学生)が、当時の福屋書店に舞い込んだような感覚。とかいっても伝わるわけないですが
そういうの思い出す感じの作品(ホント意味不明でスイマセン)
だから“脱オタ”と銘打ったブログをやってる私には毒だねコレ
甘酸っぱくない青春を思い出させてくれる作品でした。
筒井康隆の原作は読んでいませんが、あの屁理屈オジサンの思考とか(途中、)、原作当時の時代雰囲気とかをうまく再現した作品なのではないでしょうか。…なんとなく筒井康隆なセリフとかもあったような気もしますしね。
(※友人M君の話によれば、原作とアニメ映画はストーリーを補完しあっているような部分もあると言っていました。そのうち…老後にでも…原作も読んでみようかな)
ただ、面白かったけど、絵が凝りすぎてて(?)そちらに目は行っちゃいがち。
オチ部分とかの詳細は、すでにあんまり憶えていません
…トグサ君風味のキャラ、小山内君って結局どうなったんだっけ?
…で、所長ってホ○セクシャルだったの?
…とかね。
ということで点数は4.5点(5点満点中)ぐらい。
同じ筒井康隆作品のアニメ映画化なら、個人的には「時をかける少女」のほうが面白かったですかね。
…あちらのほうがわかりやすいストーリーだったからかな
「日本以外全部沈没」以外は面白いですなぁ。最近の筒井康隆原作の映画作品って。
(※深田恭子の「富豪刑事」もワルノリ度が割りと好きでした)
補足・蛇足
最近の劇場公開アニメにありがちな、有名俳優とかアイドルを声優に起用…(と、暗にジブリ批判)
もしくはアキバ系青年諸君に人気なアイドル系声優がのさばっていたり…
…なんてのじゃなくて、綾波レイとか、若井おさむとか、バトーさん(もしくはガトーさん)、はたまた山ちゃんの声とかの本物声優が出てくるアニメはやっぱり落ち着きます。
それだけでアニメとしての風格が醸し出されている感じ。
…あ、有名俳優では江守徹が出てましたね
今日はこのあたりで
今敏監督がかなり苦手だったのですが、この作品は十分楽しめました!
ま、筒井原作映画ならワタクシも断然『時かけ』に軍配を上げますけど(^^ゞ
キャストは最高でしたよね~!
特に古谷徹は今までとはちょっと違う演技(声色?)で良かったかなぁ~と^^
てか、若井おさむの中の人ってわけじゃ・・・w
ま、何にせよこの作品も楽しめたワタクシですが、もちろん『もえたん』もそれなりに楽しんでるのはここだけの話で御座います(^^ゞ
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
いつもコメントありがとうございます
>今敏監督がかなり苦手だったのですが、この作品は十分楽しめました!
同監督のほかの作品って観た事無い気がします。
他の作品も評判良かったので、今度観てみようかとも思っていたのですが、Aki.さんは苦手なんですね。
何にしても確認してみようかな…
>キャストは最高でしたよね~!
最近流行の本業じゃない方キャスティングではなかったので、安心して鑑賞できました。
>特に古谷徹は今までとはちょっと違う演技(声色?)で良かったかなぁ~と^^
ウィキペディア調べによると、今回の声はアムロと全く同じ演技らしいですよ。
古谷徹でいつもと違う声で有名(?)なのはスーパーマリオですなぁ(ショコタン調べ)。
>もちろん『もえたん』もそれなりに楽しんでるのはここだけの話で御座います(^^ゞ
「もえたん」は未見です。
単語参考書は家にありますけどね
では、また来てくださいね。
>岡田斗司夫に言わせればオタク界の“裏切り者”筋系クリエーターによる作品ばかりですけどね
え! そうなんでしか!
うん・・・まぁちょっと安心したかも(笑)。
>福屋書店
えと・・、昔の「まんもり」や「とらのあな」みたいなもんですか?
この作品があまりに気に入ったので、勢い付いて「東京ゴッドファーザーズ」や「妄想代理人」も観たですが、いずれもこれと遜色ない傑作でしたよ。
特に「妄想代理人」には感心したです。
いつもコメントありがとうございます
>え! そうなんでしか!
>うん・・・まぁちょっと安心したかも(笑)。
アニマトリックス系のアチラで認められたアニメクリエーターはヲタクからすれば裏切り者だと岡田斗司夫が(笑いをとろうとして)発言したというのを聞いたことがあります。
正統派の(ヲタク視点)アニメというのは萌え萌えしていたり、目が大きかったり、無意味に巨乳だったりしないといけないんですかね?
>えと・・、昔の「まんもり」や「とらのあな」みたいなもんですか?
今でこそ同人誌専門の書店とかが全国にありますが、
当時(25年前頃)は、大友克洋とかは普通のオジサンが経営しているような通常書店(?)では手に入らなかった時代です。
北九州では福屋書店(東京が本拠地の全国チェーンのはず?です)が一番のオタクスポット。
今でもコミックとハヤカワの比率がお高めの書店です。
>特に「妄想代理人」には感心したです。
たしかYahoo@動画で一話だけ無料で観れたような…
観てみます。
では、また来てくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
ですか!
でも、多分北海道には上陸(←北海道ではこういう表現するですよ。笑)されてないような。
>今でもコミックとハヤカワの比率がお高めの書店です。
特に、“ハヤカワ”の部分にグッと惹かれるです。
(大学生時代に阿呆なほどハヤカワSF文庫を読み狂ってた人)
>正統派の(ヲタク視点)アニメというのは萌え萌えしていたり、目が大きかったり、無意味に巨乳だったりしないといけないんですかね?
あと、女の子の髪の毛はキャラデザ毎に必ずピンクか紫かブルーと決められておりますね、はい(苦笑)。
コメントありがとうございます
返事が大変遅くなってスイマセン。
>福屋書店
調べたら東京以南にしか店舗が無いみたいですね。
最近は友近のネタにも登場するんですけどね。
東京のお店では、よくアイドルがサイン会とかやってるみたいです。
>特に、“ハヤカワ”の部分にグッと惹かれるです。
ライトノベルってのが蔓延りだして以降、ハヤカワのパワーが落ちているような雰囲気を憂いている私です。
個人的には“F”のカテゴリーが好きでした。
>あと、女の子の髪の毛はキャラデザ毎に必ずピンクか紫かブルーと決められておりますね、はい(苦笑)。
髪型と髪の色と眼鏡の有無でしかキャラの見分けがつかないから、重要な要素なんでしょうねぇ。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
実は私は「エヴァンゲリヲン」を観たことがないという非国民だったんですが、
「パプリカ」を観て、エヴァを観てなくても綾波レイに惚れました(笑)。
それくらい林原めぐみの声が好きです(笑)。
いつもコメントありがとうございます
>実は私は「エヴァンゲリヲン」を観たことがないという非国民
では、最後に劇場版でガックリきたりした経験をされていない幸せ者ですね。羨ましいです。
>それくらい林原めぐみの声が好きです(笑)。
やはりプロ声優さんの声というのは、そこらのアイドル声優やら、有名俳優起用とは違って、ナカナカに魅力がありますよねぇ。
林原めぐみも声優アイドル的な扱いをされていた時代がありましたが、あれはソノ時代の生んだ勘違いなので、問題なしです。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
私のあの記事は、純粋に「パプリカ」の感想だけを書いたわけではないので心苦しいですが、とても嬉しかったです。
この映画も悪くはないんですが、同じような妄想と現実を謳った作品なら「妄想代理人」の方がとてもいいと思いました。
ピロEKさんはご覧になりましたか?
正直なところ、岡田斗司夫氏って頭がいいのかそうでないのかわからないときがありますねw
なんだか最近グンと痩せて周りを驚かせてるようですが。
オタク界の“裏切り者”筋系クリエーターですかw 実は私もそっち系の作品ばかり観てますw オタ系もたまに観ますけどね。
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」(笑い男の回のみ)、「時をかける少女」観てますよ~。
ではまたきますのでよろしくお願いします!
いつもコメントありがとうございます
>この映画も悪くはないんですが、同じような妄想と現実を謳った作品なら「妄想代理人」の方がとてもいいと思いました。
>ピロEKさんはご覧になりましたか?
あちこちで良い感じの評判を聞く作品ですが、残念ながら観ていません。
機会があれば観たいのですが、観ていない古い作品というのは偶然BSとかCSで放送されたときに…ってのが私のパターンなのでナカナカ…ですけど、機会があれば観てみます
>正直なところ、岡田斗司夫氏って頭がいいのかそうでないのかわからないときがありますねw
結構トントンカンな(というより伝わりづらい)事を言って、周りから批判されてたりしますね時々。
思い立ったら急に痩せるってところが、頑固なくせに洗脳されやすいというか、思い込みが激しいというか、視野狭窄っぽい感じもして、何となく良くないタイプのヲタクさを感じさせる岡田斗司夫さんです。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。