毎年この時期になるとこの浮世絵を玄関にかざります。浮世絵が好きで一時期集めていたのですがその内の一枚がこの赤穂浪士の画です。
これは歌川豊国三代目の作品です。当時の歌舞伎を題材にして描かれていますから当然、徳川幕府に気を遣って実名を使用していません。
右上の表題は「赤尾の忠臣高野家討入りの宵追手方の義士云々…」と書いてあります。
この討入りの思惑には色々の説があるようですが、当時の庶民にとっては幕府批判の好材料だったことには違いがないと思います。
くしくも現在、政治が迷走する様は当時に似たものがあるのかもしれません。いや、何時の時代も政治が庶民を満足させてくれたことはありません。と言うよりは政治とはそう言うはなのかもしれません。
それでも私は国民の一人として、なにか痛快な出来事を期待してしまうのです。
これは歌川豊国三代目の作品です。当時の歌舞伎を題材にして描かれていますから当然、徳川幕府に気を遣って実名を使用していません。
右上の表題は「赤尾の忠臣高野家討入りの宵追手方の義士云々…」と書いてあります。
この討入りの思惑には色々の説があるようですが、当時の庶民にとっては幕府批判の好材料だったことには違いがないと思います。
くしくも現在、政治が迷走する様は当時に似たものがあるのかもしれません。いや、何時の時代も政治が庶民を満足させてくれたことはありません。と言うよりは政治とはそう言うはなのかもしれません。
それでも私は国民の一人として、なにか痛快な出来事を期待してしまうのです。