ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

国って何なんだろう?

2012-10-14 18:17:08 | 日記
私達は国家は国民を守るものと無意識の内に信じてはいないか。
しかし、過去の歴史を見ても何処の国もそれを実行できた例を知らない。
大体が国とは土地なのか人なのかその総合体なのだろうか。
その明確な規定はないのだと思う。
それぞれに違った民族があり宗教がある。それらの区分を国という単位だけで決めることは出来ないであろう。

何故、私が突然にこんな事言い出したかと言えば今話題のips細胞にある。
人体を一つの国家と想像してしまったからだ。
人の細胞がもともとが同じであり細胞自体に各所の機能を有すると以前に学んだ記憶はある。
それがこれほど早い段階で実現に近づくとは思いもしなかった。

何時でも代りがあるのであれば国は国民という存在自体に責任を取る必要が無くなる。何時でも補充が出来るからだ。
それでは国の存在理由として何を守ればよいのだろうか。おそらく脳に当る部分であろうか。その為には何でもするのが国家である。
ではその脳が不変であるかと言えばそうではない。絶えず変化してはいるが決して進歩してはいない。
仕組みがその方向に向かうようには出来ないのだと思う。
何時の時代もこの矛盾を超えられずきた。これからもその可能性は見いだせないだろう。

不思議なことにips細胞に関して神の領分を越える行為であるから早めに倫理委員会を設けるべきと医学界は警鐘を鳴らしている。
いや、待てよ。人類は国という概念を持った時点ですでに神の領分に立ち入ったことにならないだろうか。人類自体が制御できない組織を既に造ってしまった。これをどう説明すべきなのか。
やはり機能しなくとも倫理委員会を作るべきなのか、すでにある国際連合などは大国だけの意見がまかり通る組織でしかない。

それこそ、人類に本来あるべき細胞を見つけ出して組織に移植して活性化を図り人を守る国造りが出来て欲しいものである。

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2 コメント

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本当に。 (あっけ)
2012-10-15 11:56:35
国って本当になんでしょう?ips細胞のニュースは、今騒がれているそれを使って手術を行ったという男性の話題が中心になりましたね。
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本当に。 (スー)
2012-10-15 16:56:10
あっけさん
あのニュースは出すべきでなかったのです。それを他社の報道も追いかけてテレビに取り上げたのも間違っています。ほっとけば良かったのです。今、マスコミはすべてが品位を落としています。
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