ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

予定は変るもの

2012-07-29 10:07:50 | 旅行
1012.7.17 朝里川温泉~余市道の駅 走行距離88k

余市岳の登山口が思っていたよりも遠いようなので今日は登山口の偵察を兼ねて休日にすることに決めてここに戻る予定に決めた。
しかし、途中の毛無峠が意外に長くて高いと分かり我が愛車には可哀想な気がして余市にから向かうことに予定を変更する。

登山口はキロロリゾートのホテルの横になっている。道脇に大きな看板があってそこを過ぎると谷間全体がリゾート地の様相を呈してきて大きなホテルなどがありスケールの大きさに驚いてしまった。
  

予定通りに余市の道の駅に着いてここをベースに市内観光で一日を過ごすことにした。
早速、図書館(実は遠くから建物を見たらニッカの工場と同じ風な屋根になっていた)を見つけて入ることにした。ここで資料館を聞けば分かると思ったからだ。中にはこんな展示も。
  
で教えてくれた方が自信無さそうに「水産博物館」なるものを紹介してくれた。

そこえ向かっている途中に市役所を見つけたのでそこでもう一度、聞いてみることにした。

で駐車場に車を止めて降りると車が少しだけ斜めになっていた。隣に迷惑になる程でもなかったのでそのまま建物に向かうと目の前で年配の方が私の方を見て文句を言っている。これはまずい展開になったと思ったが今更車の移動もしたくないので兎に角を言い分を聞いてみることにした。
聞いてみると私に対する文句ではなくて役所が付けた車両の駐車枠が小さすぎて軽自動車以外が止めたらドアを開けられないと怒っていたのだ。私は余市市民では無いので早々に聞き流してその場を離れた。
役所の観光課で聞くとやはり水産博物館の中にコーナーがある筈?と言う。あまり歴史には興味がないか観光としては価値がないからなのかその程度も返事だった。
で、向かった先は閉館。どうやらもともとは民俗資料館だったらしい。それを建て替えた時に名称を変えたようだ。
  
少しだけ雰囲気を味わった。


これからは少しだけ文学的に。
まずは石川啄木   野口雨情   幸田露伴
      

で、幸田露伴の石碑は気象庁の敷地内にある。何故なら彼が庁の役人としてこの地に赴任してきたからだ。そして任期途中で帰郷して文壇に入ったらしい。
そこの敷地は海岸に続いていてあまりによい景色なので一休みすることにした。


絵を描いていると自転車できた二人の女子高校生らしき子が海岸の方へ降りていった。何してるのかと思ってみているとやがて笑い声などが聞こえてきて泳いで遊んでいると分かった。後で知ったのだが向かい側の海岸が海水浴場になっている。何時の時代でも秘密の場所を持つのが若者かも知れない。
それからアベックの車も一台やって来た。私は偶然にも隠れた名勝を見つけたのかも知れない。

私の普段の行いが悪いのだろうか。役所関係の施設は全部、休館で観光巡りは中止にした。


道の駅に戻り地元の大型店で買い物をしようと思い土産物屋で買い物をして場所を聞くと地元のお店を教えてくれた。これだけの町なら全国展開の店もあるのにと思ったが序でにとホーマックを聞くと説明するのに地図を出してきた。見るとその近くには生協やイオンがあった。地元思いの女性に腹は立たなかったがばれたことを知って気まずそうな顔をしていた。

買い物から戻ってビールを一缶だけ飲んで一眠りして起きると隣に止まっている車の運転席でウィスキーを飲んでいる男がいた。
私の車と前後ろを反対に止めてあったので後ろの扉を開けた私と向かい合う形となった。挨拶をして何となく会話して彼も山を登りながら北海道を回っていることを知る。今回は自転車を積んで仲間6人と交代で小樽から根室に行った帰りで明日は小樽から船に乗るとのこと。
私もウィスキーを水で割って飲みながらの話が弾んで色々な話をした。アイヌの話をしてもかなりな知識があって縄文人説を話しても不思議がらず梅原猛氏の話をすると彼は好きな人だという。
酒を飲みながらの政治の話は本来しない方が良いのだがつい話が弾んで私は政治も悪いが大切なことになると見ないふりするジャーナリズムはもっと悪いと言った。
すると彼の奥さんは大阪で記者をやっていて信実を書こうとすると圧力が掛かって今、会社が潰れそうで大変なんだという。こないだの原子力反対集会にも参加していたのだそうだ。その時に旦那は北海道を旅行してたのかと心中で質問していたら彼は帰る前に泊原発に寄って原子力の馬鹿野郎と言ってから帰るそうだ。

彼は車から自転車を出して大型店まで買い物に行ってしまう。私は明日に備えて寝ることにする。


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2 コメント

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圧力・・・。 (あっけ)
2012-07-29 19:01:19
そういう圧力はテレビドラマの世界ではないのですね。実際にあるのですね・・・。
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圧力… (スー)
2012-07-29 20:26:02
あっけさん
「事実は小説より奇なり」現代はテレビドラマの世界より現実はもっと複雑です。ドラマ以上のことが現実に起っています。
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