次の演目は2階でした。
段取中とかで表で待たされましたのでトイレに行く事にしました。
ところがこの建物のトイレは全階、男女が建物の反対側に別れています。
そして、男子トイレは会場の反対側にあります。これがまた距離がありまして私には辛い事でした。
そこに持ってきてこの階では中国語の検定試験がありまして各教室の表にも人が座っています。
担当の方に私がトイレに行くというと静かに歩いて下さいと言われました。
そんな事言われなくとも静かにあるしかないのは私の姿を見ても分かりそうなものではないかと少しむっとしました。
「神々の謡」~知里幸恵の自ら歌った謡~と題した舞香さんと言う俳優さんの一人舞台です。それと音楽とナレーションと効果音を担当しているいわさき きょうこさんとお二人だけのお芝居でした。
これが舞台です。演技が始まってからの撮影は禁止と言われましたので画像はこれだけです。

正直、ガツンとやられたと印象でした。
元来、私は素直な性格ではありませんので演劇でも観察するような見方をしてしまいます。これは決して良い事だとは思っていません。
そこに持ってきて知里幸恵さんの物語ですから私独自の想いもあります。
そして一人芝居は幸恵さんの著書「神謡集」の出だしのナレーションから始まりました。
そこまでは良かったのですがそこからは舞香が出て来て幸恵さんの役を演じ出しました。この方はふっくらとしていて尚且つ溌剌としていました。声にも声量があり感動を伝えるには十分すぎるほどでした。
それが私には気入らなかった。幸恵さんは心臓に病を持つ小柄な人でしたからまるで雰囲気が違うのです。
ですから私は殊更、批判的に見ていました。
それが見ている内に段々と物語に引き込まれていき最後の方では涙するくらい感動しました。
私はもう一人の知里幸恵さんを見せられた気がしました。
これが芝居の凄さなのでしょう。役者さん演技力が私の想いをねじ伏せたとしか言いようがありません。
それともう一つ、これは作家でもある舞香さんが「銀の滴降る降るまわりに」に感じいたのでしょう不満がありました。それは私も感じていていました。これが作中でのメインテーマとなっており、その答えを物語の結論としているあたりは作家としての凄さも感じました。
その不満とは苛められていた貧乏人が金持ちになった時に気前よく村人を招待したことに対してでした。私の感覚と言いますかここは日本の昔話しであれば因果応報的な内容になると考えられます。ですからこの事でも私は古来の日本原人の考え方は違っていたのではないかと考えていました。
それと同じ感方を舞香さんもしたようです。
死期を知って周りの人々の恨み続けて最後に幸恵さんが得た結論は誰も許す事で救われると「銀の滴降る降るまわりに」は教えてくれていたのだったと。
段取中とかで表で待たされましたのでトイレに行く事にしました。
ところがこの建物のトイレは全階、男女が建物の反対側に別れています。
そして、男子トイレは会場の反対側にあります。これがまた距離がありまして私には辛い事でした。
そこに持ってきてこの階では中国語の検定試験がありまして各教室の表にも人が座っています。
担当の方に私がトイレに行くというと静かに歩いて下さいと言われました。
そんな事言われなくとも静かにあるしかないのは私の姿を見ても分かりそうなものではないかと少しむっとしました。
「神々の謡」~知里幸恵の自ら歌った謡~と題した舞香さんと言う俳優さんの一人舞台です。それと音楽とナレーションと効果音を担当しているいわさき きょうこさんとお二人だけのお芝居でした。
これが舞台です。演技が始まってからの撮影は禁止と言われましたので画像はこれだけです。

正直、ガツンとやられたと印象でした。
元来、私は素直な性格ではありませんので演劇でも観察するような見方をしてしまいます。これは決して良い事だとは思っていません。
そこに持ってきて知里幸恵さんの物語ですから私独自の想いもあります。
そして一人芝居は幸恵さんの著書「神謡集」の出だしのナレーションから始まりました。
そこまでは良かったのですがそこからは舞香が出て来て幸恵さんの役を演じ出しました。この方はふっくらとしていて尚且つ溌剌としていました。声にも声量があり感動を伝えるには十分すぎるほどでした。
それが私には気入らなかった。幸恵さんは心臓に病を持つ小柄な人でしたからまるで雰囲気が違うのです。
ですから私は殊更、批判的に見ていました。
それが見ている内に段々と物語に引き込まれていき最後の方では涙するくらい感動しました。
私はもう一人の知里幸恵さんを見せられた気がしました。
これが芝居の凄さなのでしょう。役者さん演技力が私の想いをねじ伏せたとしか言いようがありません。
それともう一つ、これは作家でもある舞香さんが「銀の滴降る降るまわりに」に感じいたのでしょう不満がありました。それは私も感じていていました。これが作中でのメインテーマとなっており、その答えを物語の結論としているあたりは作家としての凄さも感じました。
その不満とは苛められていた貧乏人が金持ちになった時に気前よく村人を招待したことに対してでした。私の感覚と言いますかここは日本の昔話しであれば因果応報的な内容になると考えられます。ですからこの事でも私は古来の日本原人の考え方は違っていたのではないかと考えていました。
それと同じ感方を舞香さんもしたようです。
死期を知って周りの人々の恨み続けて最後に幸恵さんが得た結論は誰も許す事で救われると「銀の滴降る降るまわりに」は教えてくれていたのだったと。
そうですか、新聞に載っていましたか後で探してみます。
演技、素晴らしかったですよ。本当に見て良かったと思いました。
歌は歌で感動しましたよ。それが現代人の私が聞いてもなんの違和感もなく受け入れられたので不思議に感じたくらいです。