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【緊急掲載】新型コロナウイルス治療法 Ver.2

2020年03月09日 | 医学・健康

みなさん、こんにちは。

先日から声高に日本語だけではなく、英語と中国語で発進しました新型コロナウイルス感染対策法。当サイトで提言した方法が広まっていったのか、その方策の多くで良い結果が出ているようです。

当サイトが全てオリジナルと思っておりましたが、当えびせん塾で提言した前から、中国では感染回復者の血清を利用した治療や、マラリア治療薬のクロロキンの投与が試されていたようです。ちょっと、ステロイド薬を用いた治療選択肢はあまり優先的にはすすめていなかったのですが、国立感染症研究所や一部の病院において、吸入型ステロイド薬のシクレソニドの使用で治療効果が示唆されており、これも当サイトが拡散したことが元かどうかは別として、予想通りの結果が出てきています。どうでしょう、えびせん塾の未来予想図は。これはベースにある研究結果のキュレーションによって、声高に提言したもので、別に自分がここに実験したものではありません。科学の進歩は個々の実験結果や論文を足場として、さらに先に進むので、当サイトで提言するようなことは、学術雑誌では総説という形で、他の論文を基礎として示唆的なことを述べていきます。それを基礎に誰かがやってくれたらという思いからです。

ステロイド使用は提言したものの、感染症という場合の使用においては私はちょっとびびっていましたが、ある医師は吸入剤で試したようです。これなら全身作用が少ないので、局所的に、効果的に消炎症を行えます。ただ、きちんと肺の奥まで吸引することが重要で、重症患者では使えません。

本日、重要な提言があります。医師の方はこれを理解した上で、重症感がへの治療を行なって欲しいと思います。

【本日の重要事項】

・重症患者への高酸素濃度供給は肺の炎症を助長させる!

例えば実験動物に高濃度の酸素を吸入させると、1日で死亡します。肺は酸素を取り入れる入り口ですが、なんと組織は、酸素に弱いのです。

例えば、ビタミンCとビタミンEが合剤となったユベラCというOTC薬がありますが、これを飲んでジムのトレッドミルで走ってみてください。通常、今夕が荒くなると肺が痛くなることは多くの方が経験したこと。しかし、ビタミンCやビタミンEを摂取するとこの過呼吸による肺の痛みが少なくなり、いつもより持久力がついてしまいます。スポーツ医学では抗酸化食品をとることが進められているのでしょうか?私の実験や経験では、あまりとり過ぎると靭帯や軟骨が柔らかくなるので、アキレス腱断裂などが起きます。私も危ないところでした。一部断裂なのですぐに治りましたが、ある人は真っ二つになった人もいます。なので、お肌が綺麗な大谷翔平選手も抗酸化食品の愛好者だという情報を得たので、彼にもメールしておきました。笑

話は戻りますが、新型コロナウイルス感染者の肺炎が進むと、肺のガス交換能が低下するため、通常、仕方なく吸入する酸素濃度を上げていき、一定の酸素飽和度を確保していきます。血中酸素飽和度をモニターしながら上げていきます。しかしここで重大な問題なことが、酸素濃度あげると肺が炎症を起こすということです。肺炎が重症なのに酸素を上げることが、どれほど炎症を憎悪させる可能性があるのか、医療現場の医師は皆、しっかりと認識しておく必要があります。そこで、肺炎患者に対して酸素濃度を上げる場合には、是非、効果が示唆されている吸入式ステロイド剤を併用して欲しいと思います。また、グルタチオンやその他のラジカルスカベンジャーも、酸素による肺の炎症を抑制してくれるかもしれません。この炎症はラジカルによるものです。中枢系では「ラジカット(主成分:エダラボン)」が使用されますが、肺における作用を期待するなら、ビタミンC、ビタミンA、グルタチオンやシステインなどもラジカルスカベンジャーとして利用できる可能性があります。少なくとも、酸素による肺の障害を抑制しないと、肺炎を悪化させてしまう可能性が高くなると予想されます。そこで前回の緊急提案#1において、酸素による肺炎症を抑制する効果も期待し、強力な消炎剤としてのステロイド投与を挙げさせていただきました。

吸入型ステロイド剤でなくて、点滴や投与でステロイドを投与したらどうなるでしょう。基本的にステロイドは免疫系を抑制します。おそらくですが、新型コロナウイルス に感染して時間が経っていれば、ある程度の抗体は既に産生されていると考えられ、一旦生産された抗体IgGは7〜23日と言われています(クラスによって異なる)。したがって、抗体ができていると仮定した場合、ステロイドを投与したところですぐに血中の抗体価は下がりません。しかし、すぐにT細胞の活性は低下させます。これをステロイドで抑えたいのです。ステロイドを投与すると、T細胞系にはすぐに効果が出ます。今回の肺炎の主因である細胞障害製T細胞の活性化を一旦抑えると、すなわち、サイトカインストームを一旦抑えると、T細胞も我にもとって、過剰な細胞障害を行わないと思われます。

国立感染症研究所が行なった実験で、ステロイドがウイルスの増殖を抑えたとの報告があったと思います。これは、ステロイドは転写因子に広く作用する薬剤で、ウイルスが増殖に使用している転写因子のいくつかがステロイドで抑えるということを発見したと思います。ステロイドはウイルス増殖を抑えるだけではなく、サイトカインストームによる細胞障害性T細胞の暴走も止める作用があるのです。

 上記の理由から、これまで「えびせん塾の提言」では少しびびっていたステロイド投与案の提言の優先順位を、本日3月9日をもってあげさせていただきます。

再度、医療従事者に申し上げます。肺炎患者への高酸素吸入処置は、肺炎増悪に十分に注意してください。炎症を強制的に抑えるステロイド投与を、もう考えて良い時期にきました。アビガンは初期投与で有効との報告がありました。アビガンがすぐに利用できない場合、入手可能なステロイド、ACE阻害薬ARBを利用してください。ARBは肺炎を抑制する効果が認められています。過去の論文を精査してまとめて紹介することは非常に重要と思います。若い研究者や医師はこのような過去の論文を知らない人も多く、学術論文よりも迅速な、ブログやSNSでの情報拡散を重要と考えます。

学術論文の総説よりも迅速なえびせん塾(未来予想図)を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

バーイバイ by ebisen

 

 



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