直下型地震は本当に直前予測できないのか?
みなさん,こんにちは。今日は「地震」について考察いたします。先に申し上げますが,私はこの分野の素人です。生物学的観点から考えます(全く関係ない?笑)。でも,理科好きの方なら,この発案は小学校,中学校レベルの知識が基礎であることはなんとなくおわかりでしょう?えびせん塾では,義務教育レベルの知識をもとに,物事を深く掘り下げて考える塾で~あります。(←ケロロ軍曹?)
さて,直下型の地震。これだけは準備のしようがないと,テレビで専門家がそう言っています。ということは,研究課題にしている研究者が少ないという事になり,ちょっと心配です。だから,当塾で私が考えます!当塾は,世間ではやっていない新規性のある事を中心課題として考えていきます。
事件は現場で起こっている!ってどこかで聞いた台詞ですが,震源地現場を考えてみましょう。直下と言う事は,それだけ震源に近いと言う事ですから,遠くでは得られない,様々な変化を検知することが可能だと考えられます。では,何を捕らえるか?地震のS波,P波ではなく,岩盤がぐずれ出す初期に発生する高い周波数の音を拾って評価できないかと考えています。震源から発せられる高い周波数の音は遠くまで到達しにくいでしょうが,震源に近ければ近いほど拾いやすいということです。周波数が低い音(数十キロヘルツ)は周波数が高い音に比べて遠くまで到達する事を実証確認できれば(既に専門領域では常識と思われます),高い周波数の音を高レベルで検出したら直下に震源がある可能性が高くなります。高低音の比率で震源までの距離も,初期に予測できると思っています。少なくとも,直下か,あるいは遠くが震源なのかは発生初期に区別がつくと思います。
纏めると,「地下の高低音の比率で震源までの距離を瞬時に予測できないか?」という事です。
マグニチュードは小さくてもいいから,直下型なら直ぐにでも身構えたい!そう思うのは私だけでしょうか?予兆(岩盤の崩落開始)から本地震に至るまでには数十秒はあると思います。岩盤が瞬時にいきなり崩れることはありません。それは,地下に空間なんてありませんし,ぎっしりと岩が詰まっている所でのずれですし,ある番組によると,ある点から崩落が始まり,徐々に周辺に広がるという事でした。本地震にまで育っていない岩盤崩壊初期から可聴域周波数の音が発生します。岩を粉砕する時の音です。この時は電磁波だって,電気だって岩に発生しますので,これをモニターする研究もあるようですが,震源までの距離の算出は難しいと思われます。地下では波長毎の減衰率が異なるという性質を利用すれば,距離算出が可能です。では,この「波長毎の減衰率が異なる」という私なりの仮説はどこから来たかというと,小さい頃に,電車が通過した直後に線路に耳をあてて音を聞いた事があります(よい子はまねしないでね!?)。電車が遠くなるにつれて高い音がなくなっていきました。この経験を基にネット検索したら,空気中では高い周波数の音は低い音に比べて,距離による減衰率が高いという事でした。マンションも高層階では,高い波長の騒音は少なくなりますよね?工学部ならこんな話は大学で学んでるでしょうけどネ...。
今回の提案は,直下型地震予測にP波,S波を用いるのではなく,可聴音域の情報を使うというものです。専門家ならそんな事は当然,考えている事でしょう。しかし,そんな話はお目にかかりませんね。私の発案がお初でないことを期待しますヨ!!
音は空間面積によって共鳴周波数が異なります。パイプオルガンをイメージして下さい。低音は長いパイプ,高音はそれより短いパイプで共鳴させてますよね。地下に,それぞれの周波数帯域に共鳴するパイプを埋め込み,それぞれの周波数帯域の音圧をモニターします。こんなパイプなら,地下数キロにだって埋め込めます。
直下型地震予測って本当に可能でしょうか?「こんな方法よりうちのナマズの方が正確だ!」って方がいらっしゃいましたら,私,そのナマズにセンサーを埋め込ませて頂きたく存じます(笑)。
バイバイ!