録画していた呪術廻戦2期のアニメを一気見しました!
⚠️一部ネタバレ含みます⚠️
【出典】
https://jujutsukaisen.jp/news/20230324_01.php
「最強の2人 戻れない青い春」とあるように、本編ストーリーより更に前、学生時代の五条と夏油をメインに据えた物語です。
その中で、タイトルにもある懐玉、玉折という言葉の意味が気になったので調べてみました。
すると、懐玉は四字熟語の「被褐懐玉(優れた才能を持っているが、表面には出さないこと)」にもあるように、優れた才能を持っている事を意味しているようでした。
続いて、玉折は四字熟語の「蘭摧玉折(賢人や美人などがその魅力を十分に発揮しないまま、世を去ってゆくこと)」とあるように、優れた人が若くして死ぬことを意味するそうです。
「懐玉・玉折」このサブタイトルに込めらているのは、
懐玉…五条の才能が開花する
玉折…夏油の呪術師としての善心が死ぬこと
を意味しているのかなと思いました。
では、どうして玉が優れた人という意味なのかが気になり成り立ちを調べてみました。
もともと玉は象形文字で、美しい玉を束ねた物を見て作られた漢字です。そこから玉という字に、優れたもの、立派なもの、完璧なもの、という意味が含まれていったようです。
【出典】https://okjiten.jp/sp/kanji190.html
現在でもその意味として、「玉石混淆(優れたものとつまらないものが入り混じっていること)」や、「金科玉条(金や玉のように立派な法律、この上なく大切にして従うべき決まり)」や、「玉に瑕(それさえ無ければ完璧と言える僅かな欠点)」などに、玉という字は使われています!
「玉」という字を使って、優れた才能を持つ2人の対照的な結末を暗示するという、作者の作り込みがすごいですね!
タイトルに込められた意味まで考えてみるとより物語を楽しむことができるので、これからもその視点で見ていきたいと思います♪
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