ポチタマ見聞録

僕たちが、ミニチュアピンシャーのポチとタマです。

3.11

2016年03月11日 19時29分40秒 | 出来事
タマちゃん、定清はいつものようにみんなでこたつでぐうぐう寝ています

今日で東日本大震災から5年が経ちました。

5年前のあの日、私はビルの7階で仕事をしていて大きな地震に遭いました。
そのうちおさまるだろうと思っていたら、次第に立っていられないほどの揺れになり、社長から「そこの席は危ない」と言われ打ち合わせテーブルのところに移動して揺れがおさまるのを待ちました。

どのくらい経ったのか揺れがおさまり、自分の席に戻ってみるとさっきまで座っていた席にはパソコン、大型プリンター、キャビネットが折り重なるように倒れていて、移動しなかったらただでは済まなかったと思いました。

会社は家から歩いて1分だったので社長に家を見てくるといって非常階段で1階まで降りました。

ぐちゃぐちゃになった会社と違ってうちは落ちているののもなく、少し冷蔵庫が前に出ていただけで何の被害もありませんでした。
ポチもタマも不安そうにしていたものの、「いい子にしててね」とおやつをあげてまた会社に戻りました。

会社に戻って、片づけを始めてしばらく経ったころ、大きな余震が来ました。
先ほどよりも多くのキャビネットが倒れ、さらに事務所はぐちゃぐちゃになりました。
社長が「また余震があると片付けても仕方がない。今日はもう終わりにして早く帰ろう」と言ってくれたので帰宅することになったのですが、コートをかけていたロッカーも折り重なって倒れ開けられなかったので、着の身着のまま仕事用のスリッパで帰宅しました。

家に帰るとポチタマは先ほどより興奮していたので、おやつを食べてすぐに散歩に出ました。
散歩をしながら電話だったかメールだったか忘れてしまいましたが、旦那と実家に連絡を取り無事を確認しました。
清澄公園に行くと公園内は一時避難した人であふれていて、散歩にならないので少しだけ歩いてすぐに帰り、家についてテレビをつけるとヘルメットをかぶったニュースキャスターが興奮した様子で地震情報を伝えていました。

この時はまだ津波の情報は入って来てなかった気がします。

時間が経つにつれ津波の被害が続々と入り、映像も流れ始め、「○○地区は壊滅状態です」というアナウンスを耳にして、
「壊滅状態って現実に起こるものなの?」と耳を疑いました。
日本に、東北地方に大変なことが現実に起こったんだ、とただただテレビを見つめることしかできなかったのを覚えています。


震災から5年、一区切りがついたという人もいるかもしれませんが、大切な人を失った人、家や家財をすべて失った人、当たり前だった日常生活を失った人にとっては一区切りなんてないのです。
あの日を境に一生忘れられない、癒えることのない傷を負った人がたくさんいます。
何年経っても、何十年経っても3.11のことを忘れず、東北や被災者の方々に心を寄せ、防災について考えて備えるようにしたいものです。
地震大国日本では、次いつ誰がおなじように被災者になるかわからないのです。

タマ「災害にあってもごはんは大丈夫なのかな~ムニャムニャ」
奴らのカリカリは常に3袋ぐらいあるし、タマちゃん用は缶詰を買ってあるよ

タマ「パンも食べたいんですけど~」
…パンの缶詰もあるから大丈夫です


byねんね
     


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