facciamo la musica! & Studium in Deutschland

足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

アンレーデのための五重奏曲 ~花から花へ~

2024年11月13日 | pocknと音楽を語ろう!
アンレーデのための五重奏曲 ~花から花へ~ 室内楽アンサンブル「ムジカ・アンレーデ」のために1993年に作曲した「アンレーデのための五重奏曲」を、花々の写真とともにお届けします。公園の花や野山の花、高山植物など、日本各地(1枚だけ台湾で撮った写真もあり)で撮影した季節の花々の写真を使い、サブタイトルを「花から花へ」(ヴィオレッタのアリアと同じ名前になってしまいました。。)としました。 拙作を . . . 本文を読む
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東京藝術大学 藝祭2024

2024年09月13日 | pocknと音楽を語ろう!
藝祭2024 えん 今年は藝祭に3日間通い、若き芸術家達の熱いパフォーマンスに浸った。今年の藝祭のテーマは「えん」。藝祭ならではの熱い炎をイメージするのもいいが、人と人とのリアルなコンタクトが失われつつある昨今、縁の大切さを再認識し、ひいては芸術活動のリアルな縁を広げて行こうというコンセプトと捉えてもいいだろう。そんな新たな出逢いの場でもある藝祭の来場者数は、コロナ前の極限状態までごった返してい . . . 本文を読む
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巨星・小澤征爾の訃報

2024年02月11日 | pocknと音楽を語ろう!
2024年 2月11日(日)「巨星」小澤征爾の訃報 2月6日、小澤征爾さんが帰らぬ人となってしまった。世界中のメディアがこのことを大きく報じ、世界中の演奏団体やアーティスト、音楽ファンが、稀有の偉大な芸術家の死を惜しみ、悼んでいる。 小澤は、本当の意味で秀でた指揮者であることを世界が認めた最初の日本人だっただけでなく、これだけ大勢の日本人が世界で活躍し、評価されている今の時代でも、常にひと際燦然 . . . 本文を読む
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pocknのコンサート感想録について

2024年01月08日 | pocknと音楽を語ろう!
2024年 1月8日(月)pocknのコンサート感想録について 当ブログ facciamo la musica!のメインコンテンツは、僕が聴いた演奏会の感想をお伝えする「pocknのコンサート感想録」です。学生時代から40年以上、訪れたコンサートの感想をほぼ全て書いていて、その感想を2005年8月からブログで公開しています。 コンサートやオペラには毎月5~10回ほど通っています。僕にとって真面目 . . . 本文を読む
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金子みすゞ:繭とお墓 ~「みすゞ、八十、心の交感」より~

2023年12月29日 | pocknと音楽を語ろう!
「繭とお墓」 ~みすゞ、八十、心の交感~ より第4曲 「第20回演奏会 新作歌曲の会」(2019年7月25日 東京文化会館小ホール)で発表した拙作を4回に分けて紹介しているシリーズの最後となる4回目です。 文芸雑誌に投稿を続ける金子みすゞの童謡を高く評価し、選者として数多くの詩を世に紹介した西條八十と、八十の詩に惹かれ、生涯に渡って私淑していたともいえるみすゞは、たった一度の短い面会しか叶わな . . . 本文を読む
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鈴木雅明:音楽講演会「バッハとライプツィヒ」

2023年08月10日 | pocknと音楽を語ろう!
2023年 7月29日(土)音楽講演会「バッハとライプツィヒ」 聖トーマス教会楽長就任300年を記念して 【講師】鈴木雅明 東京恩寵教会 ◆開会 石原知弘牧師 ◆聖書朗読(旧約聖書詩編22編25節~27節) ◆開会祈祷 ◆講演「バッハとライプツィヒ」~聖トマス教会楽長就任300年を記念して~ カンタータ第75番「貧しきものは食べて満ち足り」 講師:鈴木雅明 ◆東京恩寵教会からの挨拶 バッハが . . . 本文を読む
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★聴き逃し配信は本日まで!「鯨法会」(詩:金子みすゞ)~NHK-FM「リサイタル・パッシオ」~

2023年02月19日 | pocknと音楽を語ろう!
ピアニストの金子三勇士さんが司会を務め、実力あるアーティストの「熱い」音楽をインタビューと共に紹介するNHK-FMの人気番組「リサイタル・パッシオ」に、僕が心から敬愛するアーティストの小泉詠子さん(メゾソプラノ)が出演され、ピアニストの朴令鈴さんとともに拙作の「鯨法会」(詩:金子みすゞ)を演奏してくださいます。是非お聴きください。この他、小泉さんの歌と朴さんのピアノでオペラの名アリア等の数々もお楽 . . . 本文を読む
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西條八十:かなりや ~「みすゞ、八十、心の交感」より~

2023年01月31日 | pocknと音楽を語ろう!
「かなりや」 ~みすゞ、八十、心の交感~ より第3曲 「第20回演奏会 新作歌曲の会」(2019年7月25日 東京文化会館小ホール)で発表した拙作を4回に分けて紹介しているシリーズの3回目です。 文芸雑誌に投稿を続ける金子みすゞの童謡を高く評価し、選者として数多くの詩を世に紹介した西條八十と、八十の詩に惹かれ、生涯に渡って私淑していたともいえるみすゞは、たった一度の短い面会しか叶わなかったにも . . . 本文を読む
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ブラボーが響くコンサートを取り戻そう ~終わりの見えない過剰な感染対策に思う~

2023年01月13日 | pocknと音楽を語ろう!
2023年 1月13日(金) コンサート会場に足を踏み入れると、まずは検温と消毒の儀式だ。チケットの半券は自分でもぎり、パンフレットも自分で取らなければならない。コートを預けるにもクロークは閉鎖。バーカウンターも閉まっている。座席でプログラムを読んでいると、感染対策への協力依頼の耳障りなアナウンスが長々と繰り返される。 「お客様同士の間隔を十分にお開けください」 「マスクは常時正しく装着して . . . 本文を読む
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金子みすゞ:おさかな ~「みすゞ、八十、心の交感」より~

2022年12月31日 | pocknと音楽を語ろう!
大晦日ですね。今年もfacciamo la musica!にお付き合いいただきありがとうございました。今年最後の投稿は、拙作の紹介です。2分30秒ほどの曲なので、大晦日で忙しい手を休めてお魚の姿と歌でも楽しんでください。来年もよろしくお願いします。 「おさかな」 ~みすゞ、八十、心の交感~ より第2曲 「第20回演奏会 新作歌曲の会」(2019年7月25日 東京文化会館小ホール)で初演された拙 . . . 本文を読む
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西條八十:村の英雄 ~「みすゞ、八十、心の交感」より~

2022年08月06日 | pocknと音楽を語ろう!
「村の英雄」 ~みすゞ、八十、心の交感~ より第1曲 「第20回演奏会 新作歌曲の会」(2019年7月25日 東京文化会館小ホール)で初演された拙作を4回に分けて紹介します。 文芸雑誌に投稿を続ける金子みすゞの童謡を高く評価し、選者として数多くの詩を世に紹介した西條八十と、八十の詩に惹かれ、生涯に渡って私淑していたともいえるみすゞは、たった一度の短い面会しか叶わなかったにもかかわらず、残された . . . 本文を読む
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名ホール「上野学園石橋メモリアルホール」の運命

2022年04月27日 | pocknと音楽を語ろう!
4月27日(水) 上野学園石橋メモリアルホールは、立派なパイプオルガンを備えた素晴らしい音響を持つ音楽ホールだった。学生時代に所属していた合唱部では、毎年このホールを借りて定期演奏会を行った思い出深いホールでもある。その後2010年に建て替えられ、新築されたホールは、旧ホールと同じ設計者(現代建築研究所、永田音響設計等)が手掛け、内装も響きも旧ホールの良さが継承された。オルガンも旧ホールから移設 . . . 本文を読む
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N響定期公演の突然の中止。いつまで続くコロナの特別扱い?

2022年01月28日 | pocknと音楽を語ろう!
1月27日(木) 今夜はサントリーホールでN響定期公演を聴くはずでした。アクセルロッドさんの指揮も吉川隆弘さんのピアノも楽しみでした。どちらも「鎖国」政策のせいで来日を阻止されたトゥガン・ソヒエフさんとハオチェン・チャンさんに代わっての出演予定でした。 ところが、2日前に突然コンサート中止の知らせが届きました。団内で無症状ながら感染者が確認されたという理由で。なにも中止にしなくてもいいと思うの . . . 本文を読む
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バッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生活」のコラール

2021年12月27日 | pocknと音楽を語ろう!
~「主よ、人の望みの喜びよ」で有名なコラールの考察と解説~ バッハの教会カンタータ バッハは300曲以上の教会カンタータを作曲したと云われていますが、そのうちの約200曲が現存しています。これらは全て、バッハが教会の職務として礼拝のなかで演奏するために作曲した礼拝のための機会音楽です。 カンタータは、毎年の教会暦の個々の祝日や主日(日曜日)のために、その日に相応しい聖句や、それに関連するテキ . . . 本文を読む
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Andiamo in Italia!~イターリアへ行こう!~

2021年11月19日 | pocknと音楽を語ろう!
Andiamo in Italia!~イターリアへ行こう!~ YouTubeに久々に動画をアップしました。陽気な音楽に乗ってイタリアの街並み、自然、子供たち、食べ物、乗り物などなど、南はシチリア島のカターニアから北はヴェネツィアまで、イタリア各地23か所で撮影した写真が登場します。 おめかしした子供たちの写真は、カーニバルの時期にシチリア島を訪れたときのものです。みんないい顔をカメラに向けてく . . . 本文を読む
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