閲覧6万件達成!エスカレータの右側に立とう(2024.6.20) 本日、この投稿の閲覧数が6万件を超えました。みなさんはこの掲示に見覚えがあるでしょ!? 駅では至るところで「エスカレータは立ち止まって」というポスター、掲示、アナウンス、場所や時間帯によっては係員が呼びかけたりもしています。そしてごく稀ではありますが、エスカレーターの右側に立つ人も見かけるようになりました。このブログ記事を出した10年前に比べれば大きな進歩と云えるかも知れません。 でも相変わらずエスカレータの右側に立つ人を滅多に見かけることはありません。エスカレータは歩かずに立つのなら、右側を無駄に空ける必要は全くありませんよね。僕は頑張ってほぼ必ず右側に立っています。最近も、「どいてください!」と女子に強い口調で言われたことや、後ろから舌打ちされ、わざとぶつかって追い抜かれたこともあります。何もわかってないし、わかろうともしないアホとした云えませんね。 片側空けがおかしいこと、これで困っている人がいることに気づき、行動する方が一人でも増えることを願いつつ、これからもステッカーをぶら下げたバッグを持ち、粘り強くエスカレータ片側空け撲滅を訴え続けていきます。ご協力をお願いします。 このページの閲覧数(since 2014.12.6) 2024.11.22現在
6万件達成! (2024.6.20) 5万件達成!(2022.10.5) 4万件達成!(2020.10.22) 3万件達成!(2019.11.16) 2万件達成!(2018.9.25) 1万件達成!(2016.10.21) 過去のお知らせはこのページの一番下に残してあります。 |
2014年12月6日(土)
強者のためのエスカレーター エスカレーターの片側を空けるマナーが、最近は駅だけでなくスーパーやデパートでも当たり前のように行われている。このせいで、片側はがら空きなのに乗り口に長い行列ができてしまうことも珍しくない。 安全のために並んで乗るべき小さな子供とその親や、足の不自由な人とその付き添いも無理して前後に乗らねばならない。空いている片側はいかなる時も急ぐ人のための「歩行専用」という暗黙のルールができてしまったようだ。エスカレーターは、階段の歩行が困難な弱者のために設置されたはずなのに、多くの人達の「気配り」でエスカレーターを必要としない強者のものになってしまった。 一方で車内の優先席で本当の「気配り」をする人の何と少ないことか。困っている弱い人より、威張っている強い者の都合で世の中が動く典型例を見るようだ。 エスカレーターの片側を空けるルールなど存在しない。このせいで本当に不自由な思いをしている人のことを考えたい。 |
この記事の状況に私は我慢できません。エスカレーターを歩くごく少数の人のために、 この写真のようにみんなが一斉に片側を空ける、そんなに歩く人はエライんでしょうか。 おかしいじゃないですか。
大多数の人は、他人への思いやりで空けているのではなく、後ろから舌打ちされたり、 文句言われたり、果ては体当たりされたりするのが単に怖くて、仕方なく空けているだけでしょ? そして歩いている人の多くは仕方なく「歩かされて」いるのではないでしょうか。
エスカレーターで絶対歩くな、とは言わないまでも、歩く人こそ立っている人に配慮すべきだと思うのですが… 本当に困っている人のことを考える心の余裕も奪われている状況、これは放置できない!と、 いくつかの行動を始めました。
1.空いている時は、できるだけエスカレーターの右側(歩行側)に立ち止まる。
→空いている時では自己満足以外の効果はありませんが…
2.混んでいるときでも、たまには勇気を振り絞って右側に立ち止まる。
→緊張しつつも、自分を先頭にずらっと人が並ぶのは爽快ですが、「邪魔なやつ」と思われるのが関の山。これを見倣う人が現れる効果も殆ど期待できません。自分を身の危険にさらすことにもなってしまいそう。
3.新聞の読者欄へ投稿して訴える。
→上の記事は、実は私がある大手新聞社へ投稿したものです。残念ながら不採用。調べてみると、この新聞社だけでなく、他社も含めて同様の投稿が、ここ数か月内に掲載されていました。
4.鉄道各社やデパートなどの利用者投稿ページから、状況改善を訴える。
→これまでに鉄道5社、デパート2社へ投稿し、全てから回答がもらえました。 回答の主旨はどこも似ていますが、
・現状には当事者としても苦慮している
・同じ声が多く寄せられている
・ステッカーや放送で、正しいエスカレーターの乗り方を呼びかけている
・今後も更なるマナー向上の呼びかけに努めたい
という内容でした。
つまり、エスカレーターを設置している側も、「片側空けのマナー」は問題ありと見ているわけです。実際、駅のエスカレーターなどには「歩かないでください」などの掲示をよく見かけます(注意していなければ見落としてしまいますが)。
デパートなどでは、「小さなお子様は手をつないでステップの中央に」とか「お歩きにならないでください」と常に放送が流れています。 けれど、ここまで定着してしまった「片側空けマナー」をなくすのはたやすいことではありません。これをなくすには、設置側と利用者側、双方の努力が必要です。 そこで、このマナーはおかしい!と感じている利用者として始められる行動を挙げてみます。
1.エスカレーターの片側空けを「当然のマナー」と考えている人が大勢います。けれどこれは、利用する人にとっても、エスカレーターにとっても(構造上、両側に立つことを想定している)好ましくない、ということを知人や友人に訴え、賛同してもらいましょう。この記事をFacebookやLINE、Twitterなどで拡散してくださると嬉しいです(連絡不要)。
2.あなたが、小さな子供やお年寄り、足の不自由な方を連れて乗るときは、横に並んで乗ってみましょう。子供を突き飛ばしてまで突き進むような極悪人はいないはず。まずは「小さなお子様は手をつないでステップの中央に…」と絶えず放送しているデパートなど、急いでいる人が少ないところから。逆に、このような二人連れを自分の前に見かけたら、圧力をかけないように見守りましょう。
3.グループでエスカレーターを使うときは、みんなで仲良く並んで乗りましょう。一人ではできなくても、大勢集まればできる!
4.設置している側も更に踏み込んだ対策が必要です。多くの利用者の声が、現状を動かす大きな力にもなります。いつも利用している駅やお店に、投書を送ったり直接訴えたり、改善を呼びかけましょう。
多くの方にご賛同頂ければ心強いです。よろしくお願いいたします。
こんな札を作って、カバンにぶら下げて歩くことにしました。これならエスカレーターで立っていても、ただの迷惑野郎と思われず、趣旨を理解してくれる人がいるかも知れませんからね。
以下に原寸大JPEGファイルへリンクしています。ご利用ください。(2018.9.5)
こっちには別の札!(朝日新聞の記事を利用)
名古屋の地下鉄東山線のエスカレーターでは目立つ掲示のおかげか、2列での利用が行われていました。(2016.2)
エスカレーターでの歩行をやめるように呼びかける掲示(東京)
ドイツの首都、ベルリンの中央駅のエスカレーター。みんな思い思いに左右に乗っています。小さな子供と手をつなぐお母さんの姿も。立っている人の間をすり抜けて歩く人は時々見かけました。(2015.9)
閲覧5万件達成!だけど変わらない悪習。。(2022.10.5)
本日、この投稿の閲覧数が5万件を超えました。4万件達成から2年近く経っていました。この頃は至るところで「エスカレータは立ち止まって」というポスター、掲示、アナウンスなどに出会います。しかし、相も変わらずエスカレータはいつでもどこでも、どんなに空いていても、みんな左側にしか立とうとしません。
地下鉄大江戸線の六本木駅の長いエスカレータで、このステッカー↓をバッグにぶら下げて右側に立っていたら、すぐ後ろのカップルが「なにこれ、超ウケるんだけど。絶対見えるように持ってるよね!!」とか話す声が聞こえてきました。こっちは別にウケを狙ってやっているわけではなく、危険も覚悟で超マジメにやってるんですけど!
何も考えず、ただその他大勢の行動に合わせるだけの日本人、それと違う行動をすると、その理由も考えずにただ奇異の目で見たり、マナー違反だと思ったりする日本人が多いということなのでしょう。思考停止。今のいつでもどこでもマスクと同じですね。
僕はこれからも粘り強くエスカレータ片側空け撲滅を訴え続けていきます。片側空けを「おかしい」と思う方は、せめて空いているときだけでも「歩行専用レーン」になってしまっている側に立ち止まってみてください。
空いてるときだけでも東京では右側に立とう!(2021.9.23)
本日、この投稿の閲覧数が4万5千件を超えました。ずっと増える傾向にあった閲覧数はこの1年でかなり減りました。以前のペースなら今頃「5万件超え!」となるところ。でもこれは「エスカレータは立ち止まる」ということを多くの人が認識して、わざわざブログを見る人が減ってきたことも原因の一つかと思います。しかし…
エスカレータはいつでもどこでも、相も変わらずどんなに空いてみんな左側にお行儀よく並んでいます。下の写真は昨日の夕方のもの。こういうシーンを見ると「どいつもこいつもバカのひとつ覚えみたいに左に立ちやがって!!」と、汚い言葉を心のなかで呟いてしまいます。Twitterには、エスカレータで歩く人を、危険を顧みず右側でブロックして歩かせないツワモノの投稿も複数あります。みんながここまでできれば状況は変わるのでしょう。
ただ、エスカレータを歩く人をなくすより、現実は「歩行専用」になっている側に、一人でも立ちどまる人がいれば、それでも状況は少しずつ改善されるのではないでしょうか。「エスカレータは立ち止まる」とわかっていても同じ側に立ってしまう・・・ この日本人的な勝手に同調圧力を感じて同じ行動をとってしまうことこそ問題だと思います。これは、屋外でまでマスクする必要はないと思っているひとは少なくないはずなのに、現実は殆どの人が屋外でもマスクを外せないことと同根でしょう。
お願いです。エスカレータを歩くべきではないと思う方は、せめて空いているときだけでも「歩行専用レーン」に立ち止まってみませんか。賛同の輪を広げていきましょう。
閲覧数4万件突破したけれど…(2020.10.22)
本日、この投稿の閲覧数が4万件を超えました。閲覧のペースは年々早まり、今回は約11か月で1万件を数えました。多くの人たちが関心を持ってくれている表れでしょう。エスカレータには「2列で」「歩かないで」と目立つ掲示も増えてきました。しかし…
現実に目を向ければ、現状はこの記事を投稿した6年前と殆ど変わりません。どんなにエスカレータが空いていても、急ぐ人がいなさそうなところでも、全員がお行儀よく左側に立ち、右側を空けています(下の写真は今日の風景)。少しでもこのことに問題意識を持っている人なら、すいているときぐらいあえて右側に立ったり、連れと並んで立ったりしてもよさそうに思うのですが… いつも自分ひとりで一生懸命(僕の場合、すいていれば必ず、そうでないときも状況を見てできるだけ)右側に立っていて、無力感にめげそうになることがあります。でももう少し頑張ってみます。
池袋東武のエスカレータに大きな掲示が登場(2020.1.25)
今日池袋の東武デパートに行ったら、エスカレータ乗り口ステップの手前にこんな目立つステッカーが貼られていました。しかも全てのフロアに!これは大きな前進ですね。但し、お客は2人連れでも相変わらず頑なに左に縦に立つ人が殆どでしたが… でも東武はこれだけの手間をよくやった!「お客様の声」に、称賛と更なる呼びかけのお願いを書いて投函しておきました。
この記事を投稿してから約5年がたちました。この問題は昨年暮れ頃から多くの報道が行われるようになり、その頃からこの記事の閲覧数も急激に上がり、それまで1万件の閲覧に2年近くかかっていたのが、1年ちょっとで1万件を数え、総閲覧数は3万件を突破しました。ようやくこの問題に大勢の人達が目を向けるようになったようです。この記事が一人でも多くの賛同者を得るきっかけとなっていれば嬉しい限りです。
しかし!「歩かない」「2列で」という掲示も増えたものの、現実のエスカレータを見れば状況は殆どかわりません。歩くことは正しい乗り方ではないとアナウンスされているのに…
「正しくない乗り方をする人のために、正しく乗る人が行列に並んで損するなんてそもそもおかしいではないか!」
弱者への配慮はもちろんですが、自分がムダに時間を取られて損しているのです。是非行動に移しましょう。
『エスカレーターの「片側空け」に見直し論』 NHKに続き毎日新聞でも報道 2018.12.26
まったく変なルール(?)ができてしまいました。朝の駅ならばともかく、そのほかの場所では過剰だと思いますねぇ。デパートでは右側にどんと立っています。
応援ありがとうございます。デパートは僕もどんどん右に立ってますよ。
下手するとサントリーホールのエスカレーターまで右側空いてしまってるので、迷わず右に立ちます。
あとオペラシティも!ここはほぼ右空けが定着してしまっていますが・・・
時と場合によっては、急いでいる人に片側を譲ることがあってもいいと思いますし、私も殆どの場合そうしています。
大切なのは、エスカレータに並んで乗る子連れや身体が不自由な人への思いやりだと思います。
「元々階段だったところだから歩いて当然」というお気持ちはわからなくもないですが、失った既得権にしがみつき過ぎでは?
そこはお互いの思いやりでカバーできないものでしょうか。
お金をかければ階段とは別個にエスカレータを設置することもできるでしょうが、当然運賃に転嫁されるでしょうから。
敢えて右側に立つ行為に反発を覚えるのはわかりますが、「野蛮」とまでおっしゃるのは言い過ぎではないですか。
片側空けが「文化の程度の高い国民だからこそ生まれたマナー」というのであれば、優先席で思いやりのある人がもう少し増えてもいいと思いませんか。
「どうしても子供を守りたかったらエレベータを使え」という意見に、私は強者の論理を感じてしまいました。
とは言え、Unknown様のようなお考えの方が多いことは承知しています。この記事に対する賛同の意見も殆どありませんし、拡散されている形跡もありません。
それでも私は、あなたのような考えの方や、何も考えていない方々のうち、1人でもこのことに気づいてくれる人がいれば、と願ってこの記事を出しました。
その思いだけでもご理解頂ければ幸いです。
このエスカレーターのブログを初めて読んだ時は "そうだそうだー!" と心から賛同してメールまでしてしまいましたが、実際に自分も右側を歩く時があるのでコメントを投稿するまでの勇気はなく…。きっとそういう人は大勢いると思います。
目的の電車に乗るために先を急ぐ人が多い通勤時の駅についてはある程度仕方ないとしても、デパートやコンサートホールのエスカレーターにまでいつの間にか片側空けのルールができてしまったのはとても残念です。
何がなんでも2列になる必要もありませんが、自分もこれからは状況によってもっと柔軟な行動を心がけてみよう・・・と、このブログはそんなきっかけを与えてくれた気がします!
「柔軟な行動」、これが大切だと僕も思います。
外国でも片側を空ける習慣がある国は多いですが、
ここまでキレイに揃ってしまう国は知りません。
何でも「右へ倣え」になってしまう国民性は変わらないとしても、
就活ルックみたいに誰も困らない「右へ倣え」と違って、
「急いでいる」という個人的な事情ではなく、本当に不自由と
危険を強いられる人がいるこの悪しき習慣(敢えてこう呼ばせて頂きます)が
日本人の優しさで改善されることを祈っています。
「エスカレーターの片側あけ」、それがマナーだと思っていました。片側をあけずに乗っている人は非常識だ、迷惑だとまで思っていました。子どもにも片側をあけるようにと、小さい頃から言って育ててきました。
しかし、よく考えてみたらこちらの記事の主張の方が正しいですね。。。。
なんだかカルチャーショックというか、間違ったことを常識だと思っていたことにショックをうけました。。。。
「設置側も現状を問題視している」とのことですから、設置側がもっとストレートに「片側あけは危険なのでやめてください!」とか、団結して啓発していかないと、改善は難しいでしょうね。
私も、このブログでの問題提起を見ても、やはりこれからも同じようにエスカレーターで片側をあけると思います。とても一人で他人と違うことを実行するのは無理ですし、片側をあけることが習慣になっています。
確かに、問題を理解しても実行するのは難しいですよね。けれど、理解している人が増えれば、敷設者側の一押しで協力してくれる人も増えることでしょう。駅などに、「一押し」をしてもらうよう呼びかけてみようかな、と思いました。
なんだかショックが大きくて、またpockn様の書かれた記事を読み返しています。
よく見ると記事の下の方に「エスカレータの歩行は禁止」とか、「お子様の手をつないで並んで乗る」などの駅の張り紙が貼られていますね。
これらの張り紙はなんとなく見たことがあるようなものばかりですけれど、「エスカレーターの片側あけはダメ」という意味があるのだということまでは読み取っていませんでした。。。
世の中にここまで定着してしまっていることですから、覆そうと思ったらマスコミの力などが必要なのではないかなと思いました。
公共広告機構(AC)みたいなところがコマーシャルを作って何度も流してくれたら、世の中に広がるのでしょうけどね。
私も片側あけをやめてみようか。。。と考えましたが、やっぱり一人だけやめるのは勇気がいりますね。。
掲示物というのは、自分に直接関係ないとあまり目に入りませんよね。
やっぱりここは人件費を投じて誘導するしか道はないのでは、と思います。放送やコマーシャルは誘導がスムーズに行くためのサポートになると思います。
私はせめてもの抵抗の意思表示でやってはいますが、
一人で片側に立ちはだかるのは自己満足にしかなりませんし、危険を伴うのでどうぞお気をつけて!