さぁ、ピストン運動開始。(笑)
ええ、春ですから・・・
ピストンにエキスパンダー、セカンドリング、トップリングと
3種の働きが異なるピストンリングを取り付けた後、
ピストンピンを取りつけます。
このリングがピストンでは重要で、
シリンダー内で爆発したエネルギーを受け動力に変換します。
その時のシリンダー内を密閉するための部品です。
おおまかに役割を説明すると、それぞれ一番上のトップリングが気密を維持、
真ん中のセカンドリングで余分なエンジンオイルをシリンダー壁からかき落とす、
最下部のエキスパンダーはオイルを蓄めて潤滑を促しています。
それぞれ形状を異なります。
上下の位置も決まっているので、取り付け時によく確認します。
ガスケットをいれ、Oリングを取り付けたら、
ピストンをシリンダーに挿入します。
シリンダー内壁、ピストンリング外周とも、
エンジンオイルを塗りこみ、ピストンリングを縮めながら、
優しく入れてあげます。
なんだか、エッチのレクチャーみたいになってます。(笑)
優しくってのは、エッチでも一緒だね。
シリンダーがうまく取り付けができたら、
メタルガスケットをいれ、シリンダーヘッドを取り付けます。
シリンダーヘッドの部品でカバーや、
バルブタペットのアジャスターなどは、
一部ノーマルのものを移植して使用します。
そして、ヘッドカバーガスケットをいれ、
ヘッドカバーをナットで固定すれば、
エンジンとしての外観が完成します。
カムチェーンのテンショナーを最後に取り付け。
ピンの先端が磨耗していたので新品に交換。
バルブタイミングを指示通り合わせたら、
ジェネレーターカバーに新品のオイルシールを組み付けた後、
エンジンにつければ、今日はここまで。
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