東武鉄道大師線は東京都足立区の西新井駅からたった一駅、
大師前駅までを結ぶ路線。
その大師前駅は都内の普通鉄道の駅としては数少ない無人駅です。
しかし発車メロディーも完備されています。
その2両分のホームにただ1箇所設けられている駅名標(写真)が
なかなかの優れもので、一通りの設備を揃えたオールインワン仕様なのです。
駅名標に時刻表、構内案内図、路線図を一体で収めるのは東武標準ですが、
ここのものはさらに時計、非常ボタン、さらには時計の両サイドに密かに
自動放送用のスピーカーまで内蔵されています。
他の駅では見たことのない構造です。
大師前という駅の事情に合わせた、特別な仕様の駅名標なのかも
しれませんね。
大師線の分岐駅である西新井駅の伊勢崎線ホームにあった水飲み場。
年季が入っています。
この駅が複々線化した昭和49(1974)年からのものでしょうか。
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