姉から完全に エリザ>仕事 だろっ! っていう熱いレポが届きました( ̄▽ ̄)
今、仕事がめっちゃ忙しいんよね~ って言ってたくせに!w
とにかく、お待たせしました~♪ ご堪能ください!!!
↓↓↓
行ってきました、東京。11/6夜・7昼公演観劇。6日はDVD発売日だった。
劇場に入るや、ブルーレイを求めてキャトルへ走る。その胸の内は・・・遡ること、2ヶ月前。
私と妹は、家族旅行にエリザ観劇を組み込む計画を実行し、父は宝塚デビューを飾った。
そして数週間後、花總シシィを見たいという母の意向で、実家にて初演雪組の上映会を行う。
開始直後から一路トート・高嶺フランツ・轟ルキーニの御三方に圧倒される我が家。
そして花總シシィをひたすら愛でる母と私。
すると、しばらく黙っていた父が、「・・・明日海さんのはないの?こないだ見たやつ」と、ぽつり。
思えば、観劇当日から、
幕間になると、「明日海りおさん。美形で、歌もいいし演技もいい。」と父。
パンフの稽古場写真を眺めながら、「素も綺麗じゃないか。」と父。
観劇日以降、家のパソコンで「明日海りお」と検索をかけた父。
そして6日の発売日、私は何やらよく分からない使命感に駆られて、レジに並んでいた。
もうすぐ持って帰るからね、待っててね、父!!
その明日海トート。
2か月ぶりに観る明日海トートは、やはり絶品だった。
多分、永遠に眺めていられる。その位、魅せられる。圧倒的な美。
ただ顔が美しいだけだったら、ここまで引き込まれないのかもしれない。
死神の陰りを帯びた立ち姿がまとう妖艶さに、滲み出てくる気品、背負う華の大きさが相まって、
極上のトートを見せてくれた。
中でも美しいのは、少し黄色いライトに照らされた時。
「死ねばいい!」の後、「今こそ~出かけよう~」と寝椅子の上から立ちはだかる場面は、
白いモヤの中で輪郭が際立って、発光して見える。寒気が走る程、美しかった。
お芝居も好きだなぁ。
シシィに一目惚れする時、拒絶される時。死を望まれるも、自分を愛しているからではないと分かった時。
いつも余裕感たっぷりのトートが、想定外の事が起きた時に、動揺を見せる表情がたまらない。
あと、シシィが「私だけに」を歌い上げて倒れた後、背後から近づき、手からそっとナイフを抜き取るまでの、
トートの表情が好き。愛する人を見つめて、少し優しいような、辛いような、複雑な表情に見える。
起きてるシシィの前では絶対に見せない顔で、キュンとくる。
「死が人を愛する」・・それはとても切なくて、その人の愛を得ようと、何年も何十年も一途に思い続ける
トートに、こちらも感情移入してしまった。
蘭ちゃんエリザベート
ムラより歌がレベルアップしていて驚く。
中低音が聴かせる感じでよく響いていて、トートやフランツとの掛け合いが心地よかった。
高音も伸びのある声。裏返ることもなく、のどを潰すこともなく。
なにより、歌から気持ちが伝わってきた。特に病院訪問の場面。
ヴィンディッシュ嬢に「あなたの方が自由」と語りかける所、エリザベートの苦しさが表れていて、胸が痛かった。
また、少女の時代から、鏡の間~私が踊る時~霊廟(ルドルフの死)~夜のボートと、年齢を重ねながら
皇后としての威厳と孤独感が増していくのがよく分かった。
まさに集大成という感じ。蘭ちゃんすごい。
みっさまフランツ
トートと張るレベルで一途に妻を愛する人。黒の皇帝がトートなら、こちらは白の皇帝。正反対の魅力がある。
優しくて包容力があって、エエ声で。お髭とガウンが、とても素敵。
最終答弁で、トートを追い詰める様子は非常にシビれる。フランツ最強である。大好きなシーン。
そこから頭を抱え、死者の渦の中に引きずりこまれる瞬間は、毎回鳥肌。
そして歌。α波の量が他と違う気がする。心地良くて、ずっと浸っていたい。
だいもんルキーニ
ストーリーテーラーとして場面を繋いだり、荷運び人・ウェイター・売り子等色んな役に扮しているのが
どれも自然に存在していて、でもどこか不気味で。エリザの世界観を象徴する人物だった。
終始客観的に、トートとシシィの関係や、世の中の流れを見ているけれど、
暗殺前、ナイフを受け取ってからは、狂気が爆発。これが本来のルキーニか。
あそこだけは、語っていた歴史の中に入って、自分自身として動いていて面白い。
あとは変幻自在の歌声。「ウィ~ンの~、カフェ~にゃ~」の歌とか、不協和音の連続なのに、
気持ち悪いほど完璧に音を捉えていて、唸る。
花組のコーラスも綺麗で、歌詞が聞き取りやすかった。たくさんの音が何層にも重なりあう所とか、耳が幸せ。全体としても、本当に面白い作品。楽曲と演出が惹き込む力がすごい。
魅力的な楽曲に載せて、迫力ある場面から静かな場面まで、集中力を途切れさせず見せてくれる。
観劇後の充実感が半端ない。再演されるのが分かる。
とりとめもなく書いてしまいましたが、エリザはかぶれますね。
一度観ると、独特の世界にズブズブとはまって、抜け出すのに時間がかかります。
そしてDVDを手にした今、非常にまずい状況にあります。(社会人として。)
恐ろしいです、エリザベート。
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