#中野重治 新着一覧
格別な歴史へ
9月末に、古本購入した「桑田忠親著作集」全10巻(秋田書店・昭和53年)。そろそろ一ヶ月になります。今まで私の興味というのは、そのくらいのパターンで、他へと移ってしまうのでした。とりあえずは、...
福井県にて 五首
幾たびも通った道を辿り来てかのときと我は変わらず丸岡の青田で休む農婦から声かけられた中...
中野重治の神がかり その4
中野重治の神がかり その4 小林は中野と同じ年に、東京神田で生まれた。父は兵庫県出石郡に生まれ、幼くして元但馬藩家老職の小林家の養子となった人物で、小林の母...
中野重治の神がかり その3
中野重治の神がかり その3 中野にとっての転向とは、自分の属する共同体を自ら捨て去ることだ。共同体の外部に出ることなのだ。それはただ一人で別の生き物になる決...
中野重治の神がかり その2
中野重治の神がかり その2 「転向しようか。しよう‥‥?」という考えは常にあったはずだ。打ち消しても打ち消しても生じてきた。その迷いが突然消えた。消えたと...
中野重治の神がかり その1
中野重治の神がかり その1 中野重治を取り上げるにはどうしても政治的転向の問題に触れないわけにはいかないし、それが当然だとされている。だが、中野の転向を、当...
ぼくの好きな詩人:中野重治詩集から「雨の降る品川駅」
金子光晴と中野重治はぼくの血と肉の一部のようなもの、希求と拒絶を繰り返しながらアタマの...
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