急に降って湧いたような石破総理の10万円✕15問題。
石破総理が自民党新人議員を慰労するつもりで各事務所に商品券を配ったのです。
もうKY(死語?空気読めない)です。
やっぱりアホだった。
総理に向かって失礼かもわかりませんが、今まで何年議員をやってきたのか。
今まで何年総理の座を恋焦がれていたのか。
総理の資質ゼロ、と言いたくなります。
この問題について青山繁晴参院議員がブログに意見を述べておられます。
青山繁晴事務所としてXにポストされているので紹介します。
【最後に書き足しました】 石破総理の進退が深刻に問われることに、確実に、なります|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road
①石破総理が3月3日、自由民主党の新人代議士およそ15人と総理公邸で懇親会を開き、その事前に「お土産」として10万円の商品券を配っていたことが今夜、露見しました。
お土産としてはおかしいと返却する代議士があり、最終的には新人代議士全員が返却したことが物語るように、
②これは政治資金規正法に照らして違法の疑いがあります。
政治資金規正法は、政治活動として政治家個人が政治家個人に寄付をすることを禁じています。
与野党を問わず、石破総理に辞任を求める声が必ず、噴出します。
③石破総理は3月13日夜23時台に、記者団の前に姿を現し、「違法性はない」と強張った表情で強調されました。
その根拠として総理は「政治活動に当たらない」、「ポケットマネーである」と何度も強調されましたが、わたしは自由民主党の現職議員として、これに強い異論があります。
④なぜか。
総理が代議士と懇談するのは、政治活動です。
日本は民主主義国家ですから、自由民主党の議員といえども石破総理を支持するとは限りません。その議員を集めて懇親するのは、支持を期待してのことであり、あるいはあえて総理の側に立つ視点でも、党内の結束を図る目的がありますから、
⑤明らかに政治活動です。
上述の通り、政治活動において政治家個人が政治家個人に寄付をする ( お金や有価証券を渡す ) のは政治資金規正法違反です。
したがって、寄付の原資がポケットマネーであるかどうかは、この場合は関係ありません。それで違法性を免れることはできません。
以下はブログの最後の結びの部分です。⇩
▼また政治の基本モラルとしても、非常に大きな問題があります。
総理の側近は「スーツ代の足しにと思った」と報道陣に弁明されていますが、スーツ代に大枚10万円、しかもそれでは足りないだろうという言いぶりは、生活苦に苦しむ国民の気持ちを逆なですることであり、到底、許されません。
国会議員に対する誤解や疑念を広める、極めて非常識な弁明でもあります。
側近の弁明であっても、10万円という金額を石破総理がご存じなかったとは考えにくく、石破総理ご自身の金銭感覚が厳しく問われざるを得ません。
政治とカネ問題が深刻ななかでの内閣総理大臣としては、その資質をあらためて問われることにもなります。
金銭感覚と政治家としての立場、総理としての立場が分かっていない石破さん。
以前も同様の事をしたと言っていた石破さん。
更に記者の質問に逆質問するのですから、全く悪いと思っていないのです。
かつて自民党が野党時代に石破さんが民主党議員を厳しく追及していた事を思い出します。
追及の根拠となる法律を述べ、そして民主党議員をやり込める手法でした。
この印象が強い、ある程度年齢の高い方は石破さんを支持しているのでしょう。
しかし総理になった石破さんのだらしなさに愕然とし、落胆した方も多いのではと思います。
やはり石破さんは変わりません。
自分を野党議員と勘違いしているのか、
記者の質問に逆質問です。
これでは開き直りと言われても仕方ありません。
記者会見で次のやり取りがあったようです。⇩
「政治活動に関する寄付ではない。政治資金規正法上の問題はない。私の選挙区に住んでいる人も全くいないので、公職選挙法にも抵触をするものではない」
「政治資金規正法に抵触するのでは」との記者からの質問に
「何条のどの趣旨を言っているのか」
「何条のどの条文を言っているのか」
記者「21条の2項」と答えると
「そのどこの部分か」とまた逆質問。
記者が条文を説明すると「これは政治活動ではない。どこが政治活動というふうに言っているのか」とさらに質問
「逆質問され言い淀むようではダメ」テレ東・篠原氏が記者に苦言 石破首相の商品券配布で(産経新聞) - goo ニュース
昨年の総選挙前に非公認議員に2000万円を送金した事件。
旧安倍派をターゲットにした嫌がらせとも受け止められましたが、
今度は総理総裁が10万円の商品券の配布とは。
これを切っ掛けに自民党議員は動いて欲しい。
こんな総理総裁では夏の参院選はボロ負けしそうです。
こんな金銭感覚で、謙虚の姿勢もない総理総裁は真っ平ごめんです。
参院選は下野か与党に留まれるかの分水嶺です。
そして岸田前総理を始め総裁選で石破さんに投票した自民党議員は大いに反省してもらいたいです。
派閥の都合や保身でこの国のトップを決めるのは愚かであり、
この国を沼地の底に沈めるつもりなのかと言いたいです。