#佐藤佐太郎 新着一覧
渡辺松男『寒気氾濫』の一首鑑賞 348
2024年度版 渡辺松男研究42(2016年9月実施) 『寒気氾濫』(1997年)【明快なる樹々】P143~ 参加者:M・S、鈴木良明、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
短歌研究が選んだ五首:作品自註
短歌研究社の「短歌年鑑」に五首首えらばれた「短歌」に寄稿した六首からのもの。いずれも「...
春玉葱歌:尾崎左永子の短歌
・独りよりふたリはよしと春玉葱のスープ盛りつつ言葉はいはず「尾崎左永子八十八歌」所収。...
孔雀の歌:尾崎左永子の短歌
・炎天の檻に飼はるる孔雀ゐて檻を宇宙なしたる威厳「尾崎左永子八十八歌」所収2015年開...
霊(こころ)の力のうた:尾崎左永子の短歌
・かまくらや草木蟲魚もろもろの霊(こころ)の貸したまへわれに 「尾崎左永子八十八歌」所...
幼のこゑの歌:佐藤佐太郎の短歌
・さわだちて林をおほ風の下ひと日幼のこゑを憐れむ「アンソロジー海」所収。 この作品には...
蘇鉄の赤き実の歌:佐藤佐太郎の短歌
・高倉の床に蘇鉄の赤き実を干せり古代の風ふくところ 「アンソロジー海雲」所収。 この作...
夕かげりの歌:佐藤佐太郎短歌
。青々と晴れほとほりたる中空(なかぞら)に夕かげり顕つときは寂しも「アンソロジー海雲」...
独りのむ酒の歌:尾崎左永子の短歌
・独りのむ五勺の酒にありありと花ある過去に還りなんいま「尾崎左永子八十八歌」所収。20...
残雪の富士の歌:尾崎左永子の短歌
・残雪の富士の片身が昏れてゆく車窓に渾身の一日が終わる・「尾崎左永子八十八歌」所収。2...
花の香の歌:尾崎左永子の短歌
・影のごとつき(原作は漢字表示)くるものは人ならず闇に沈丁の香を曳く「尾崎左永子八十八...