#佐藤佐太郎 新着一覧
ジョウビタキの歌:尾崎左永子の短歌
・黄鵲(原作は旧字体)が芝つつきゐる冬ひざし鳥はみづから呼ぶ名を知らず ジョウビタキは「呼ばれるその名を知らない」何だか「哲学的な匂い」が漂う。それ説明にならないのかろ「初句「二句」「三...
炎のごとく生きる歌:尾崎左永子の短歌
・いざさらば炎のごとく生きんかな誰がためにあらずひとりわがため「尾崎左永子八十八歌」所...
幻影の歌:尾崎左永子の短歌
・頸ほそき少女のわれをいとしみし君逝きて幻影のわが像も消ゆ「尾崎左永子八十八歌」所収。2...
伊勢蝦のスープの歌:尾崎左永子の短歌
・伊勢蝦(いせえび)のスープ心充たししが雪やみてしばし川の虹見ゆ「尾崎左永子八十八歌」所...
紛れざる思いひの歌:尾崎左永子の短歌
・紛れざる思ひもともに積りゆく今生の雪今生の花「尾崎左永子八十八歌」所収。2015年に開催...
桜ふぶきの歌:尾崎左永子の短歌
・とめどなくさくらふぶけり今われはなさねばならぬこと負ひて生く 「尾崎左永子八十八歌」...
冬の砂の歌:尾崎左永子の短歌
・冬の砂掌をコボルるに伝へくるこの限りなき時のやさしさ「尾崎左永子八十八歌」所収。2015...
戦争を知らない者らの歌:尾崎左永子の短歌
・戦争を知らざる者ら口を閉ぢよかの日悼むは己れを悼む「尾崎左永子八十八歌」所収。2015年...
朱夏白秋玄冬の歌:尾崎左永子の短歌
・朱夏白秋過ぎて玄冬に入らんとすこの秩序すでに寂しきものを「尾崎左永子八十八歌」所収。2...
鶴見川の歌:尾崎左永子の短歌
・鶴見川光ゆたけき午となりて水すれすれに海鳥あそぶ 「尾崎左永子八十八歌」所収。2015年...
果実店の歌;尾崎左永子の短歌
・果実店に冬の苺の匂ひして空気の波動なき地底街「「尾崎左永子八十八歌」所収。2015年段階...