#心学 新着一覧
石田梅岩に学ぶ⑦「我が倹約するは世を貪り度思ひを止めんが為なり。」
梅岩の「倹約の勧め」の真意は、自らの私欲を去る事であり、万民共栄の世界を実現する為の願いにあった。-「道の学問・心の学問」第六十六回(令和3年8月17日) 石田梅岩に学ぶ⑦「我が倹約するは世...
石田梅岩に学ぶ⑥「我が文才に伐ず、利欲名聞を離、道に志有を君子の儒とは云なり。」
「君子の儒」と「小人の儒」の弁別。梅岩は人格向上に結び付かない学者を「書物箱」「文字芸...
石田梅岩に学ぶ⑤「学問の至極といふは、心を尽し性を知り、性を知れば天を知る。天を知れば、天即孔孟の心なり。」
梅岩が求めた心の学問は、心を尽して善なる本性を知り、その奥にある「天の心」を確信する事...
石田梅岩に学ぶ④「意地の悪き事有りしが、十四五歳の頃ふと心付て、是を悲しく思ふより、(略)五十歳の頃に至りて意地悪き事は大概なきようにおもへり。」
石田梅岩は「意地の悪い」性格だったが、15歳でそれを「悲しく」思い。終に50歳で克服し...
石田梅岩に学ぶ③「天の与(あたう)る楽(たのしみ)は、実(げに)面白きありさま哉。何を以てかこれに加へん。」
自らの本性を求め続けた梅岩は、40歳を過ぎて、天と一体なる自らの本性を深く体認出来た。...
石田梅岩に学ぶ②「此心を知らしむる時は、生死は言に及ばず、名聞利欲もはなれやすき事あり。是を導かん為なり。」
梅岩を突き動かした生涯の志とは。-「道の学問・心の学問」第六十一回(令和3年7月13日)...
石田梅岩に学ぶ①
石門心学の祖・石田梅岩の言葉に学んで行きます。今回は、農家に生まれ、商家に奉公していた...
貝原益軒に学ぶ⑱「八十五年底事(なにごとぞ)成る、読書独楽是生涯」
貝原益軒の言葉は今回が最終回、益軒の辞世(七絶2首、国風1首)を紹介する。次回からは、...
貝原益軒に学ぶ⑰「敵に対し勝負を争ふ時、はやり過ぎて勇むを貴ばず、しづまりてこらふるを貴ぶ。」
益軒は「武訓」の中で、「忍はまことに一字千金の兵法である。」と述べている。真の「武」と...
貝原益軒に学ぶ⑯「古人のつくれるよき詩歌の、其時とその事にかなへるを吟ぜば、心をつくして悪しき詩歌を作らんよりは、はるかにまさりてたのしみふかゝるべし。」
益軒は「文訓」の中で、和歌を詠み習う事を推奨し、「一師五友」についても述べている。-「道...
貝原益軒に学ぶ⑮「内に敬齋するは、心を清くし、欲と怒をやむるを云。是内清浄也。外に敬齋するは、物いみし、沐浴しみそぎはらひして、物いみするなり。是外清浄なり。」
貝原益軒は神道を最も重視していた。神道に関する「神祇訓」の中の言葉を紹介する。-「道の学...