#心学 新着一覧
手島堵庵に学ぶ⑤「万事万端少しも無理非道あれば本心安からず。これ心徳を欺くゆへ也。」
石門心学の発展の中で、堵庵は石田先生から受け継いだ「心学」の姿を「会友大旨」に著し、同門の同学の徹底を図った。その中の「講義趣意」には、石門心学の真髄が表現されてある。-「道の学問・心の学...
手島堵庵に学ぶ④「何にかぎらず心に是はあしきとおもふ気のつきたる事は、かたくいはずなされぬものにて候。」
手島堵庵は、大人だけでなく児童の心の涵養にも力を注いだ。その内容が『前訓』である。20...
手島堵庵に学ぶ③「本心は義が食物でござる。義といふは心の中に微塵も恥しきことを言たり行(し)たりせぬをいひます。」
堵庵は、本心を知った後の生涯の修行の大切さを強調している。その時に必要なのは「義」であ...
手島堵庵に学ぶ②「此方(こち)の学問は本心を知らして其知た本心に違はぬばかりで何も煩多(ことおおい)ことはござらぬハイ。」
石門心学では「本心を知ること」を学問の目標とし、それを妨げる「私案」を無くす事の大切さ...
手島堵庵に学ぶ①「我は人の師となるべき者にはあらず、石田先生の教授の取次なり。」
石門心学を発展に導いた「守成の人」手島堵庵の人間力に迫る。-「道の学問・心の学問」第七十...
石田梅岩に学ぶ⑬「歿後宅に遺りし物、書三櫃。また平生人の問に答へ給ふ語の草稿、見台、硯、衣服、日用の器物のみ。」
石田梅岩の最終回に当り、我々が学ぶべき、梅岩の日常の姿を幾つか紹介する。-「道の学問・心...
石田梅岩に学ぶ⑫「聖徳太子舎人親王よりも、汝が器量はまされりと思はれ候や。」
『日本書記』神代巻の冒頭について疑う人に、梅岩は自らの身にあてて考える事を教えた。先人...
石田梅岩に学ぶ⑪「文字は天地開闢よりいはば、数億萬歳の後に作り初しものなり。これを以て天の為作無量の物に合すとも、萬分の一にも不足、此理を知るべし。」
梅岩は、文字に泥むなと、文字による空理空論を戒め、天地万象の中に真理を見出し、それを自...
石田梅岩に学ぶ⑩
梅岩の日常生活に於ける「仁」の実践の数々を紹介する。その一つでも見習わねばと思う。-「道...
石田梅岩に学ぶ⑨「都て世界の善き事を我が身一つに合はせ聚めんと我を立てよ。」
梅岩は人の心の在り方を「忠太郎」「私二郎」「我三郎」という三兄弟に託して、「我を立てる...
石田梅岩に学ぶ⑧「儒仏の法を用ゆるも斯くの如し。我心を琢(みが)く磨種なり。」
梅岩は神儒仏様々な教えを説いた。その真意とは。-「道の学問・心の学問」第六十七回(令和3...