雄山を後にして、稜線を散歩しながら立山の最高峰、大汝山を目指します。
写真2コマ目でいきなり到達(^^) というのもここまで20分ばかりの稜線散歩でした。雄山より12m高い3015mだそうです。なぜこっちにお堂をつくらなかったのだろう。
この日の予報は夕方から雨だったので、ここで立山連峰登山は終了。朝来た道を折り返して下山してゆくことにしました。
一ノ越下にある雷鳥沢への分岐。テン場に向けて右に折れて進みます。
ここから先はずっとお花畑の天然クーラールート。
おおーっとルート上に雷鳥の子供が! 赤丸マークの斜め右上です。
雷鳥は保護色をまとっているのでわかり難いですね。この写真に3匹の子雷鳥が写っています。おわかりいただけますでしょうか?
立ち去るまでじっと観察させてもらいました。
道中、多くの高山植物を見ました。これは穂高でも見ることのできるチングルマ。
チングルマが咲くお花道。お盆だというのに、このルートはあまり人がいないというか、行きも帰りも結局誰にも会うことがなかったです。
キャンプ場が見えてきました。予報通り、雲行きが怪しくなってきました。早めの下山で正解。
雨が降りそうでしたので、さっさとテン幕をしまい3日間で出たゴミをザックにくくりつけて、帰る準備OK。
ちょうど、室堂ターミナルについたところでポツリポツリと。間一髪でした。
黒部ダムは観光放水中でした。真上から眺めたらド迫力。
ダムを渡ってトロリーバス駅に向かいます。関電のマーク、久々に見ました。なんか親しみを感じます。
お盆ということで、大変な人ごみでしたが、トロリーバスは何台も連なって来ているため、これだけの人を一回の改札で全員乗せてゆきます。
さすが第一級の観光地。ロープウェイにしても、ケーブルカーにしてもほとんど待った記憶がありません。すごい処理能力です。
というわけで、3日間の立山山行は無事終了しました。
劔岳では天候に恵まれませんでしたが、逆にいえば地獄らしい雰囲気抜群の山行だったと思います。
そして極楽浄土とされる雄山は天候良く、想い出深い山行となりました。また近いうちに、会社山岳部の輩とやってこようと思います。
長らく自分の山行記録におつきあいありがとうございました。
後日、このサブストーリーとして、世界一軽量と言われるテン幕におきた悲劇を書きたいと思います。
てゆうか、先に行った奥穂レポがまだだった。
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