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紛失した家鍵を探しに再びロックガーデンへ

2021-03-20 14:30:00 | 登山
先週の芦屋ロックガーデン散歩中、どうやら家の鍵🔑を落としたらしく、探しにやってきました。


7:05AM
昼から雨の予報だったので朝早くに出発。
最初のチェックポイント、キャッスルウォールには7時過ぎに到着。
さすがにひとけはありません。


先週、ウォールそばのこの辺りで猫🐱と戯れてましたので、何かの拍子で鍵を落としてないか見渡しますがありません。猫の朝食にとちゃうちゅーるを持参して来ましたがまだ寝てるようですね。


気を取り直して次のチェックポイントである岩梯子の上にある岩穴に向かいます。
こんな山中だけど一応、芦屋市なんですね。


7:15AM
こちら岩穴の直下にある岩梯子。昼間は渋滞してて順番待ちですがさすがにまだ誰もいません。

岩梯子を直登しチェックポイントの岩穴が見えてきました。ここが落としただろう最有力候補。ここになければ最終は朝食休憩をしたテーブルロックだろうけど、さすがに無いだろうな。


ちなみに岩穴横は完全な垂直絶壁です。
眼下には六甲アイランドの街並みが見えます。

そんな絶壁岩はこの岩穴ブリッジで絶妙なバランスで支えられている。
人ひとりが抜けられるほどの大きさの岩穴です。


ここはザックを背負ったままだとどうしても背中がつっかえてしまうのでザックを降ろしてまずこの穴に先に通してから、身体だけですり抜けるというやり方故に、何かこのときに鍵が落ちたのではないかと思ったわけです。

さて、身を通しながら半信半疑、下を見てみましたら。。


なんと!!!ありました!!
他の登山者が落としたペットボトルのそばに確かにあります。赤いキーホルダーが付いた鍵と、横にある小さなチューブのものは眼鏡の曇り止め、この2つは私が先週紛失したものに間違いありません。

ちなみそばにあるペットボトルは長らく、1年以上?ここに落ちたままで、落とした人はどうしてこれをすぐ拾わないのかな、この後、水分補給はどうしたのだろう?と怪訝に思ってたのですが、その理由はこの後に思い知らされることになります。

ペットを落とした方も取ろうと努力されたのでしょう、しかしそう簡単では無いのです。


と申しますのも、写真では余裕のある広さに見えますが、実際は岩穴の直下のとても狭く深々としたところにあり、足を踏み入れて屈んで手を伸ばすことは絶対に無理。
すぐそこに見えるのに、簡単そうで全然簡単ではない、回収するのは超困難なのです。 いろいろと考えた末、バンザイをして頭からこの穴に逆立ちしながら入っていくことに。

こんな危険極まりない絶壁岩場で逆立ちって、、朝7時過ぎからこんなところで何をやってんだか、、ここで地震なんかきたら一巻の終わり。
でも背に腹は変えられないと懸命にバンザイした手を伸ばしますがそれでも指先があと数センチおよばない! でもこれ以上にのめり込むと逆立ち状態から体勢を戻して上がって来れない、、そんなギリギリの攻防。。やばい、ほんとあと少しなのに指先ぐ届かない。。

いったん身体をひき戻して、作戦を練り直します。
木の枝で引っ掛けようか? 帰宅して糸と磁石を持ってこようか。。
いろいろ考えたあげくコーヒーカップを手にしてすくい取ることに。

そしてやっとのことで無事回収。ついでに前々から落ちているペットボトルもと試みましたが、ポカリスエットの方は回収できたものの、お茶の方がどうしても無理。あれの回収には長い棒で叩いて引きずり出すかマジックハンドが必要と思われます。
でもやり方はわかったので次に行く時に回収したいと思います。
鍵🔑見つかったのは何かのご縁、これからはここに落ちたゴミ回収は私にさせていただきたいと思います。

いやしかし、この一連の作業、朝早くて誰いなかったからできたものの、昼間だったら渋滞で急かされて断念せざるを得なかったでしょう。20分ほど逆立ちで格闘しておりました。


長い格闘で汗だく。岩穴の真上に出てきましたが、ここはあまり長居したくありません。朝日がこんなに暑く感じるとは。


7:40AM
テーブルロックに到着。四畳半ほどの平らな岩です。 パワー使い過ぎで腹ぺこぺこ。


朝食の準備にかかります。
瞬間湯沸かし器リアクターは今日も快調。
あっと言う間に沸くので、ガスが全然減らない。そんなことに感心する余裕も出てきました。


大好きな六甲まる井パンのタマゴサンドで一気にエネルギーチャージ。絶妙な塩気、きゅうりのみずみずしいシャキシャキにタマゴがたまらん!


サンフラワー号がちょうど入港しているところでした。

9:05AM
この後、晴れているうちに早々と下山、自転車に乗り換え、帰宅したのは朝9時過ぎ。1日のパワーを使い切った、でも鍵があってよかった。


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