初めて オケにのった曲は、
Beethoven 交響曲第九番。
市民合唱団の伴奏役でした。
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初めて合唱と合わせたとき
いくら Violinの音が好きでも、
人間の声には叶わない…と
とても感動しました。
それは 今でも思います。
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3年連続で 毎年 第九にのせていただき、
少しずつ上達していることを感じ、
ゆっくりゆっくり Violin を弾いていこうと 思いました。
がむしゃらに始めた Violinですが、
少しずつ 周りが見えてきて、
現実をやっと見始めたと言いますか…(;^ω^)
子どもの頃から Violinをやっている人のようには うまくいきません。
大人から始めたからには、
大人から始めただけの 良いことが絶対あるはず…と
無理やり 自分を納得させている部分もありましたが、
それでも やっぱり みんなと ひとつのものを創り上げていくことに
微力ながら 参加できることは、楽しいことでした!
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でも 出産して 生活が一変したら、そうは いかなくなり、
オケは、お休み。
荒れ狂う嵐のような日々の中で 自分を見失いそうになりながらも、
通奏低音のように 週に1回、先生のところで1時間 Violinを弾くことが
唯一の 私の心の支えでした。
自分が自分であることの証明でした。
当時は大変な状況でしたが、
今から思えば、レッスンに通えるなんて、幸せなことでしたね。
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