古代から多くの信仰と結びついてきた
宝石のひとつ カーネリアン
古代のユダヤ人は聖書にもとづいて、
カーネリアンを3月の誕生石に決めていたので、
古代エジプトの人々や初期キリスト教徒たちからは
幸運のお守りとされていました。
イスラム教でも神聖な石として護身用に使用されるなど、
多くの人々に愛されてきました。
このカーネリアンを本人の証であり、
象徴である印章として大切にしていた人で有名なのが
かの皇帝 ナポレオンです。
数々の豪華な宝石を身に纏う
宝石好きの皇帝ナポレオンが
一番大切にし、守護石にしていたのが、
カーネリアンの印章だったといいます。
さて、そのナポレオンの印章は、八角形で
印面には 『神にすがる奴隷アブラハム』
という銘が刻まれており、
エジプト遠征中も片時も手放すことはなかったといいます。
カーネリアンの宝石言葉が、
「堅忍不屈」「剛毅」とされるのも、納得ですね。
また、「思いやり」という言葉も持ち合わせてるのですが、
本当の強さを持った心から、
深い思いやりが生まれるのかもしれません。
カーネリアンは
星座石では乙女座の副守護石に、
イギリス、フランスでは7月の誕生石に、
結婚記念石には 12周年の 「紅玉随記念日」として
カーネリアンが選ばれています。
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