石のおはなし

太古から人々を魅了してきた地球からの贈り物パワーストーン☆
不思議な石の世界をすこし覗いてみましょう…

第11回 幸福の石~citrine☆* シトリン

2007年06月15日 | シトリン

昔から、「幸運の石」として、
長く愛されてきたシトリン

その、シトリンは
「友情」「幸福」を象徴し、

『友愛』 『希望』 という 宝石言葉が
与えられています。


「シトリン」という名前は、
柑橘類の シトロンの果実の色に
似ていることにちなんで、命名されました。

太陽の恵みを ふんだんに受けて育った
甘く、さわやかな 果実色の石に、

人々は 気持ちもすがすがしく、
癒され、愛してきたのかもしれません☆*


シトリン(黄水晶)
星座石では 双子座の守護石、
天秤座、水瓶座の副守護石に、

11月の誕生石に選ばれています。


powerstone gonpa
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第10回 ジャズゥ~agate☆* アゲート

2007年06月05日 | アゲート

世界の征服者となる
マケドニアの
アレクサンドロス大王の教育係を務めた、

かの哲学者プラトンの弟子、
ギリシャ哲学を集大成した賢人 アリストテレスが
紀元前4世紀に記されたとされる
『アリストテレスの鉱物書』

この『アリストテレスの鉱物書』では、
アゲート(瑪瑙)のことを
『ジャズゥ』と、アラビア語で記しています。

それも、ギリシャ語原本が
全て失われているからなのだとか・・・。

そこには、
「この石は非常に硬く
 その本性は「冷」と「乾」である。
 この石を粉末にして鋼玉を磨くと、
 鋼玉は美しくなりその輝きは際立つ。」

「容器として利用した人は眠気がなくなる」

と記されています。


新約聖書の「ヨハネの黙示録」では、
天から光臨した「聖なる神の都」の
12の土台のうちの、「第3の土台」に
『めのう』が選ばれています。

紀元前4世紀に記された
『ジャズゥ/アゲート』の魅力は
歴史の中で変化し、
現在までずっと、
人々に愛され続けているのです。


アゲート(めのう)
星座石では 双子座の守護石に、
結婚記念石は 12周年の めのう婚として 
選ばれています。

ただし、「モス・アゲート」(苔瑪瑙)は
14周年目の結婚記念石です・・・☆*

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