七宝とされる「金、銀、珊瑚、瑠璃、破瑠、瑪瑙、真珠」
ラピス・ラズリの和名は、本当は「青金石」なのですが、
「瑠璃」という呼び名の方が親しまれ、
日本でも昔から愛されてきました。
その「瑠璃」という名の語源は
サンスクリット語からだといわれています。
それもそのはず、『阿弥陀経』や『般若経』など、
多くの経典に浄土を彩る七宝の一つとして瑠璃が出てくるのです。
ラピスの中に光る金のパイライトが、
空に浮かぶ星を想わせることから
仏教でも、「宇宙の象徴」として瑠璃光と呼んだのだとか。
『薬師経』では
西方に位置する阿弥陀如来に対して、
東方に位置する薬師瑠璃光如来が存在するとし、
東方世界は常に瑠璃色に輝いていて、
宮殿は「七宝」で飾られていると説かれています。
瑠璃色に輝く浄土は、つまりは悟り、彼岸の世界。
ラピスには、自分の本質や
生まれてきた意味を知る助けをする力もあるとされているのです。
持つ人の魂の成長を促し、
時には厳しい愛で導くというラピス。
持つ人のカルマを表面化させ、昇華することで
魂の本質的な成長をし、悟りへと導いていくのでは。
古代文明の時代から、高い精神性を持つ人々に
共通して「普遍の石」として愛されてきたラピスには
奥深いメッセージがあるのかもしれませんね。
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