石のおはなし

太古から人々を魅了してきた地球からの贈り物パワーストーン☆
不思議な石の世界をすこし覗いてみましょう…

第7回 地球の分身~crystallized quartz☆* ロッククリスタル(水晶)

2007年01月17日 | ロッククリスタル(水晶)

地球にしかない独特の螺旋構造を持つ『水晶』

地球の遺伝子を持つ
大切な大切な分身

さて、日本の国石であり、
縄文、古墳時代から
勾玉としても使われていた水晶。
多くの神話や伝説が残されています。

水晶という名前は
「水が結晶したもの」という意味を持ち、
中国から伝来しました。

ちなみに西洋でも、コレと同じく、
スイス・アルプスの氷河で
覆われた地域から発見されたため、
氷が化石なったと信じられ
『クリスタル』と呼ばれるようになりました。

そして、奈良時代には『水精』と呼び名を変え、
水の精が宿る石、魂を洗い清める石として珍重され、
仏像の百毫(第3の目)や珠数に用いられていました。

また、マヤ文明の遺跡からも
当時の技術では到底不可能と思われるほど、
高い精度の頭蓋骨の形の水晶が発見されたり、

古代エジプトでも、
ミイラを葬る際にはミイラの上に水晶をのせて埋葬したり、と、
世界各地で神聖なものとされ、
共通の価値観が存在していたようです。

現代のように通信手段がない中でのこと、
水晶の持つパワーを感じずにはいられませんね!


水晶は、イギリスでは4月の誕生石に、
星座石では魚座の守護石、
蟹座、蠍座の副守護石に選ばれています。


powerstone gonpa
http://gonpa.org