クライマーは個人として、個人で断崖絶壁をのぼるので、登頂成功の体験も滑落の責任も一人のものだけれど、
日本代表という国としてワールドカップという難易度最高の断崖絶壁の登頂を目指すチームをひきいるということは、自分の実力に絶対の自信がないといってはいけない言葉なのではないだろうか。
なぜならその断崖絶壁は個人の人生の課題ではなく、個人の征服意欲を満たすためだけのしろものでもない。
一国のサッカーのあり方に対する全責任をせおっての登頂であるのだから、私は世界各国の名将と十分勝負できる技能を既に身につけていますと自信をもっていえる名クライマーしかワールドカップという山に挑戦してはいけないと思う。
クライマーは自分の技能以上の峰を目指してパーティーを遭難させるようなことは命にかかわるので絶対にしない。数々の経験を難易度の高い峰峰でおこない、自身の技能を切磋琢磨してからはじめてリーダーとして登頂するのだ。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
オシム監督の意識は戻られたけれども、監督は岡田さんへと交代になった。岡田監督は日本人監督の中でも最も優秀な方だけれども、国際舞台での経験といえばワールドカップ3連敗で、まったくの未知数。どうしてこういった選考になったのかさっぱりわからない。
実績よりも、日本人監督が日本代表を率いて世界に挑戦するという浪漫に重点をおかけたのであろうか。
確かに日本語でのコミュニケーションはいうことなしだけれど、1年4ヶ月Jをご覧になっていなかったと聞くと、急を要するから岡田監督でというわりには、日本人選手のことを今はさほど知らないし、元々は監督業から離れたかったのかなと心配になってきます。
オシム就任に対して「本当にすごい監督かどうかわからない」「ジェフだってたいして強くなかった」と批判していた人は岡田監督をどう評価するのだろう。今のところ批判はないところを見ると、岡田監督のほうが優秀であると判断されているようです。
私はJの試合をさほど見ているファンではないので、なにも反論できません。
日本代表を日本人監督でというのはある意味夢があるけれど、人種国籍で勝てるわけではないので私は考慮に入れません。
ただ、岡田監督のご人格は、ユーモアも知性もサッカーに対するご見識もすばらしく、とても素敵な方なので、心からご成功を祈っています。一時監督業からもJからも離れていたけれど、どのようにそれを取り戻されにいくのか、興味はあります。とてもまじめな方なので、きっと大変な努力をなさると思います。
でも、日本代表を応援するかどうか。。。なんだかこの監督交代劇の推移を見ても、日本サッカー協会の動きがなんとも不可解で、理解できず、とても応援するきにはなれないのです。もう、ついていけない、ついていく気力がないです。
オシム監督が本当に凄い監督かどうか、私ごときが意見するのも変だと思いますが、チャンピオンズリーグにオーストリアのチームSKシュトゥルム・グラーツで好成績を収めるというのはものすごいことなので、日本代表には本当にむいている監督だと思っていました。さほど財力のない、そこそこの実力をそなえたスターではない選手たちをうまくよういてチャンピオンズリーグで好成績を収める、これは今の日本代表の現状と少し似ているからです。また、実力者ひしめく旧ユーゴ代表をまとめあげた経験から言っても、そういう集団をまとめるカリスマ性をお持ちでいたので、ずっと最後まで日本代表の監督でいてほしかった。
スイス戦での試合運びに安心し、このまま進めば、いい成績を収められるかもしれないと期待していたのに、神様のいたずらでこのような事態にあいなってしまいましたが、ご高齢の持病をお持ちの巨漢な監督でしたので、健康面では大変不安ではありました。
欧州の監督さんでも、ストレスからか心臓に持病をお持ちで、発作をおこしてもがんばっておられる方がいらっしゃいますが、大変な職業です。
おかちゃんがんばってください!
浦和対ミラン、オジェックさんも名将なので楽しみです。
日本代表という国としてワールドカップという難易度最高の断崖絶壁の登頂を目指すチームをひきいるということは、自分の実力に絶対の自信がないといってはいけない言葉なのではないだろうか。
なぜならその断崖絶壁は個人の人生の課題ではなく、個人の征服意欲を満たすためだけのしろものでもない。
一国のサッカーのあり方に対する全責任をせおっての登頂であるのだから、私は世界各国の名将と十分勝負できる技能を既に身につけていますと自信をもっていえる名クライマーしかワールドカップという山に挑戦してはいけないと思う。
クライマーは自分の技能以上の峰を目指してパーティーを遭難させるようなことは命にかかわるので絶対にしない。数々の経験を難易度の高い峰峰でおこない、自身の技能を切磋琢磨してからはじめてリーダーとして登頂するのだ。
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オシム監督の意識は戻られたけれども、監督は岡田さんへと交代になった。岡田監督は日本人監督の中でも最も優秀な方だけれども、国際舞台での経験といえばワールドカップ3連敗で、まったくの未知数。どうしてこういった選考になったのかさっぱりわからない。
実績よりも、日本人監督が日本代表を率いて世界に挑戦するという浪漫に重点をおかけたのであろうか。
確かに日本語でのコミュニケーションはいうことなしだけれど、1年4ヶ月Jをご覧になっていなかったと聞くと、急を要するから岡田監督でというわりには、日本人選手のことを今はさほど知らないし、元々は監督業から離れたかったのかなと心配になってきます。
オシム就任に対して「本当にすごい監督かどうかわからない」「ジェフだってたいして強くなかった」と批判していた人は岡田監督をどう評価するのだろう。今のところ批判はないところを見ると、岡田監督のほうが優秀であると判断されているようです。
私はJの試合をさほど見ているファンではないので、なにも反論できません。
日本代表を日本人監督でというのはある意味夢があるけれど、人種国籍で勝てるわけではないので私は考慮に入れません。
ただ、岡田監督のご人格は、ユーモアも知性もサッカーに対するご見識もすばらしく、とても素敵な方なので、心からご成功を祈っています。一時監督業からもJからも離れていたけれど、どのようにそれを取り戻されにいくのか、興味はあります。とてもまじめな方なので、きっと大変な努力をなさると思います。
でも、日本代表を応援するかどうか。。。なんだかこの監督交代劇の推移を見ても、日本サッカー協会の動きがなんとも不可解で、理解できず、とても応援するきにはなれないのです。もう、ついていけない、ついていく気力がないです。
オシム監督が本当に凄い監督かどうか、私ごときが意見するのも変だと思いますが、チャンピオンズリーグにオーストリアのチームSKシュトゥルム・グラーツで好成績を収めるというのはものすごいことなので、日本代表には本当にむいている監督だと思っていました。さほど財力のない、そこそこの実力をそなえたスターではない選手たちをうまくよういてチャンピオンズリーグで好成績を収める、これは今の日本代表の現状と少し似ているからです。また、実力者ひしめく旧ユーゴ代表をまとめあげた経験から言っても、そういう集団をまとめるカリスマ性をお持ちでいたので、ずっと最後まで日本代表の監督でいてほしかった。
スイス戦での試合運びに安心し、このまま進めば、いい成績を収められるかもしれないと期待していたのに、神様のいたずらでこのような事態にあいなってしまいましたが、ご高齢の持病をお持ちの巨漢な監督でしたので、健康面では大変不安ではありました。
欧州の監督さんでも、ストレスからか心臓に持病をお持ちで、発作をおこしてもがんばっておられる方がいらっしゃいますが、大変な職業です。
おかちゃんがんばってください!
浦和対ミラン、オジェックさんも名将なので楽しみです。