Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

ラウール

2004年09月26日 23時37分05秒 | Weblog
ラウールの不調が色々と物議をかもしだしているけれども、今まで大きなスランプに陥らなかったのが不思議だった。ロナウドが加入した年から、彼の「つなぎ」の動きが超人的であったので、息をのんだ。それまではモリエンテスでさえマドリーでは張りつきすぎかと思っていたがロニーは動かなかった。ラウルは彼のまわりで演出すべく駆け回った。マケレレとフラビオが抜けると、なぜここにラウールがと思うほど下がるシーンが目立った。なぜ、休ませないのだろうとも思ったけれど、休めるわけはなかった。ラウールがいないマドリーを見る理由はない。彼のプレーは特殊で、最も好みだから。彼のポジショニングは彼だけのもので、誰とも比較できない。このまま、過酷な継続が続くのを見るくらいなら、いっそ、風邪でもひいて、二週間くらいどこかで休んでくれないかなと思う。彼を不要だと書くのは明らかに球技の素人で、ただの道端の落書きとしか思わない。しかし、スポーツをよく知る人から復活しないのではと書かれるとぞっとする。私にとってそれはサッカー観戦の最大
の楽しみの喪失だから。アイマールのパスも、ジダンの究極のテクニックも、中田の特殊なスルーやパスも、ロナウジーニョの楽しいトリッキープレーもいつかはお別れがくる。でも、ラウール、まだまだ早いと思うから、どうか少しペースを落としてください。


■エスパニョール対レアル・マドリッド 2004/9/19

2004年09月20日 17時46分33秒 | サッカー観戦
エスパニョール対レアル・マドリッド 2004/9/19

大変難しい状況になりました。レアル・マドリーの人材の"意外"な薄さを露呈しました。
負けたことは、そんなに問題ではありませんが、ここまで怪我人が重なるのは、なにかが異常で
、不運なだけではないでしょう。

マドリーは、興行面の事情から、メンバーを固定する傾向のあるチームで、以前から、常時スタメン以外のメンバーでは機能しないという致命的な欠点を持ったチームでした。これだけスケジュールが混み合う欧州サッカーの環境下で、ターンオーバーを導入できないというのは、選手の体にどれだけの負担をかけるでしょうか。

その欠点が前面に出て、サブメンバーではレアルらしさが出ないという、悲しい試合でした。
私は、その状況を知っていてあえて演出したカマーチョ監督の意図もわかります。このチームの将来まで考えるのなら、この課題は克服しなくてはならない重要ポイントです。

しかし、あまりにも、重要な中心選手が不調になりました。あまりにも調子のいいチームの試合でこの状況に直面しました。その上、GK2人が負傷したという最悪のアクシデントつきです。この状況を打破できる監督は、いなかったと思います。

どういう戦術をとるのかで取得するべき選手も変わってきますが、中盤の底に最低1人、プロのつぶしや系と、底でも前でもいいのでゲームメーカー1人が必要かなと思います。

守備のことは良くわからないけれど、サムエル選手がなぜらしくないプレーをされているのか気になります。もう1人、必要でしょうか。カンテラは今、どういう状況なのでしょうか?(縮小したとか聞いたことがあります。スペインサッカーの才能輩出の場なのに・・・・)

今回オーエンをとったことは、フォワードのターンオーバーという面からいえば、歓迎でした。(できれば、ポルティージョの出場機会を増やしてほしかったです。)イングランドのリーグは少ししか見ないので、彼の特徴がわかりませんが、1998ワールドカップのときは、本当に仰天しました。

長年好きなチームがこんな状態になると、やはり、悲しいです。リーグ戦の早い時期にこういう状態になったので、克服して、脅威の逆転劇とか。。。。ないかなぁ。。。。
エスパニョール 1-0 レアル・マドリッド

サッカービジネスの憂欝 中田英寿選手

2004年09月19日 01時00分17秒 | サッカー評論
中田選手所属のフィオレンティーナのホーム試合の放映権をスカイパーフェクトTVが取得できない。私はイタリアのサッカーリーグはどのような仕組みでなりたっているのかまったくわからないし、今回の原因もわからない。ただ事実かどうかまったく不明だが、クラブ側が、中田選手に日本人記者が質問することを記者会見で禁じたとの報道があった。イタリア紙では異例の特集記事が組まれたとの記事もある。なにかビジネス上のSOMETHINGが発生した気配がします。これも事実かどうか確認できませんが、彼の発言をまた日本のマスコミが、まるで彼と日本サポーターの恋路をさくお伽話にでてくる「途中で手紙をすりかえるまま母」のように報道していますが、彼の知性と今までのメールでの彼の体験談を思い起こせば悪意を持った発言でないことは容易に推測できます。事実であっても翻訳の間違いである可能性が疑われます。カメラを持った日本人と旅の恥はかきすて文化を持つ日本人は美徳であるはずのつつましさをしばし忘れがちである事実を苦笑されただけなのかもし
れません。同じ選手でも騒がれる事を愉快と楽しむ方もいますが、もの静かな生活を望む人間は一般の人間と同じくらい存在しているはずです。恋人に自らの理想像をあてはめようとするとふられるので、相手の望む自由を認めなくてはならないのと同じなのではと思います。報道を信じてしまう我々の純粋さはいまだ子供のように欺かれやすい危うさを持っているのでしょうか。


レバークーゼンVSレアル・マドリー 2004/9/15 UEFA チャンピオンズリーグ

2004年09月18日 00時43分21秒 | サッカー観戦
私もFOOT!金曜日版(J SPORTS)を見ました。いつも楽しみにしている幸谷さんのコメント。
スペインチームはドイツが苦手ということを試合を見たときは、すっかり忘れていました。

バイエルン-レバークーゼンは、風邪でぜえぜえ状態で寝ぼけていて良さがわからなかったのですが
この試合のレバークーゼンは試合の解説の方のおっしゃるとおり真面目な守備でよかったです。
凄く、渋く、プロらしい運びには目をみはりました。(派手ではないです。)

なにも言う気にならないほど、にょろ~っとしたマドリー。いったいどうしたのでしょう。
先日のリーグ戦でもベッカムのフリーキック1点で、試合内容はまったくマドリーらしさなしでした。私のようなものから見ても、どうやって"マドリーの存在意義を保ちながら"プレーするつもりかがわかりませんでした。

前線からのプレスで、プロのボランチがいない状況をカバーできるものなのでしょうか。

若くて体力のある中盤だったらいいのですが、そこに参加しているジダン、フィーゴは年上の選手で、かつ華麗に攻撃をすることを義務付けられているので、その上に体力的にきついプレス動作を入れると、攻撃ができるのかなーと・・・。(もちろんフォワードもそこに入ります。)

その上ラウールも不調。

ボランチは精一杯のプレーで尊敬はしているけれども、生え抜きのボランチのレベルにはどうしても少し達するまで時間がかかるベッカムはじめあの位置に入りうる選手たちを想像に加えてもどうしてもイマジンできません。

きっと、カマーチョ監督はなにか考えてくださると、待っています。でも、私にはどうしてもどういうお考えで選手を選考されているのかわかりません。。。。

ドイツのチームのイメージが変わった試合でした。2002年のファイナルは、唖然とするような試合だったので、今も鮮明に脳裏に焼きついています。選手の方はあの後大移動したのですね。
それならば、疑問です。レバークーゼンはどうしてこんなにいい選手を集められるのでしょうか??

疑問のもうひとつは、どうしてプロ野球はJリーグより観客数やテレビ放映権は沢山はいると思うのに、赤字なのでしょうか??ソシオにはできないのかな・・・。パ・リーグはそんなにはいらないの??