亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

FIFEって患者の気持ちが伝わるポイント

2009-08-08 | 先生&病院譚
いまどきの日本式インフォームド・コンセントということを書きましたが、関連して、患者さんからのヒアリングに役立つ、診察のヒントとして、FIFE(ファイフ)というのがあるそうです。

Feeling(どのように感じているのか、不安なことは?)
Ideas (どのように考えているのか、病気や検査の理解はどうか)
effect on Function(患者の日常生活にどのような影響が及んでいるのか、困ることは?)
Expectations for treatment(検査・治療でどうしてほしいか、何をされたくないか)

の頭文字で、FIFE。
こういうポイントをお医者さんの卵に教えている大学や病院もあるようですが、逆に言うと、こういうポイントを、患者の側から、お医者さんにわかりやすく伝えると、その患者さんに合った検査や治療の方針が決めやすくなるかもしれません♪

痕が残るのが心配。副作用の麻痺がでるんじゃないかって怖い。
まずは手術でできるだけのことをしたい。
仕事があるから、治療の期間が長くなってもいいから、入院せずに通院で治療したい。
いや、入院した方が、家族も職場も病気だって納得しやすいから、ゆっくり入院したい。
治療方針が変わらないなら、検査はしたくない。
いや、検査をして、たいへんな病気がわかっても、何が起きているかわかる方が受け止めやすい。

いろんな考え、いろんな環境の患者さんがいそうです。
先生が聞いてくれたら言えるけど、質問されないでも言えるかなぁ…。でも、お互いにキャラがまったくわからないところから会話を始める先生と患者との関係で、思い切って、こんな話ができると、先生との関係がちょっと前進できるような気がします。

わたしも、「あの…アホな質問をしていいですか?」とか「ダメだったらいいけど、希望を言ってもいいですか?」とか言って、できるだけ思っていることを伝えるようにしてます。あ、もしかして、それで外来が長くなってしまっているのかもしれませんが(汗)でも、あとから心配になったり、治療が嫌になったりして、また外来…ってなるよりお邪魔しないので。

ところで、頭文字が日本語になるといいな、と思って考えたけど、不安+理解+影響+希望の頭文字で…ふりえき(不利益)…って、あんまりいい感じがしないんですよね~(笑)
なにか思いついたら、改めて♪

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