亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

心臓のホルターの結果を聞いてきました

2017-01-17 | 心臓(循環器)?
24時間心電図をつけて、日常生活を送るホルター検査の結果を聞いてきました。昨年のことですが、書けずにいました。

ともかく、頻脈は確認できました!
実は、病院ではいつも脈拍も血圧もとっても穏やかで、「横になったら脈拍は60くらいなのに、起き上がったら80-100、動けば120-150まで上がる」と言っても、またまたぁ、と笑い飛ばされてしました。
でも、言いつづけていたら、たまたま先生の気持ちにヒットしたのか、ホルターをつけて24時間見てみることになったわけです。

言っていた通り、日中は平均して100くらいの脈拍だと確認されました。あ、ほんとだ…と言われても困るけど(笑)

甲状腺ホルモンが多いと、興奮ホルモンであるアドレナリン(エピネフリンとか、カテコラミンとか、いろいろ呼ばれてますが)への感度が上がりやすくなるから、甲状腺機能亢進症や甲状腺ホルモン不応症では、頻脈は起きやすいようです。
それでも甲状腺の治療が進めば、落ち着くもの。
でも、甲状腺ホルモン不応症の場合、それが何十年もつづくこともあるので、心臓も疲れてくるわけです。やがて心不全になったり、心臓が弱った隙に固まってしまった血の塊(血栓)が脳で詰まって脳梗塞を起こしたりすることもあるようです。
私も10代からだから、かれこれ…(笑)

そんなわけで、脈拍を下げるβブロッカーのテノーミンはこれまで頓服でしたが、つづけて飲むことになりました。
ふつうはこういう時には、インデラルを飲むことが多いようですが、喘息らしい…という呼吸の問題があるから、気管支への影響が小さいテノーミンが選ばれました。
25mg ですが、大きい人だからもうちょっと飲んでもいいかなぁと様子見をしているところです。
ただ、そのための甲状腺と循環器の外来の頻度が上がるのはちょっとしんどいところです。

あとは、期外収縮がいくつかあったようです。脈がトトトと急になったり、飛んだりするのも体験してきたので、やっぱりという感じです。
ただもともと1日に年齢と同じくらいの回数は起きるものとも言われます。心室性期外収縮(PVC)も上室性期外収縮(PAC)もありましたが、連続していたわけではなさそうで、今のところ、心配しすぎないでいいよと言われました。

そういえば、前回の心エコーでは、また右心房(RA) から右心室(RV)を閉じる三尖弁(TR)がかすかに、左心房(LA)から左心室(LV)を閉じる僧帽弁(MR)がわりと逆流していたようでした。

三尖弁は、たとえば肺高血圧症の方が右心室からぎゅーっと肺動脈に血液を押し出すのが 大変で、逆流したりすることもあるようですが、私の場合は肺高血圧症の傾向は 見つかりませんでした。動脈硬化のようなことで、弁が厚く硬くなっているのか…、原因はナゾですが、こちらは、よほどでなければ見守るもののようです。

僧帽弁の逆流は、 全身へ血液を送る左心室から逆流してしまい、効率が悪くなるので、あまりいいことではありません。ただでさえ、頻脈でお疲れの心臓に負担をかけてしまいます。ずっと、かすかに、と言われてきたのですが、このところ、量が増えてきたようで、よく見ておかなくてはなりません。

そうそう、あとから思い出して受付で、甲状腺の先生がこの循環器は甲状腺のフォローだから難病指定の範囲内だとおっしゃっていました…、と確認してもらったら、甲状腺の症状じゃないと先生がおっしゃっていたそうなので、甲状腺ホルモン不応症と頻脈や心不全についてご理解されているのか、ちょっと不安に思いつつ。
心電図と診察なら費用はなんてことないんだけど、甲状腺への目配せをしててくださるとうれしいのですが。伝言では誤解があるのか、別の理由があるのか、わからないですね。

このあとの健康診断でも心電図でP-Rが狭いと指摘されたし、年齢的にもこれからいろいろ出てくるのかな。。今後のために心臓のこともよく勉強しておこうかしら。
心臓だけにドキドキです(笑)


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