亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

鼻水が止まりません

2008-10-31 | よくわからない・・・
トリック・オア・トリート♪ 今夜はハロウィンですね。仮装した外国人が大騒ぎするのに警戒して、街にはおまわりさんがたくさん出ているようです。

さて、鼻水が止まりません! いっぱい寝たのに~(泣)鼻水を止めてくれる抗ヒスタミン剤のクラリチンを飲んでも、まったく効果なし。
というわけで、週末にもなるので、近所の内科に久しぶりに会いに行ってきました。お菓子もトリックも持っていきませんでしたけど(笑)

近頃の主治医との話を報告して、甲状腺ホルモン不応症(RTH)の概要とか、甲状腺のネガティブ・フィードバック(ホルモンが体内にたくさんあるから、もう分泌しなくていいよという信号)は、視床下部には戻らなくて、下垂体にだけ戻るから、視床下部から出るTRHの分泌はかわらないんですって、とか、全身性エリテマトーデス(SLE)の活動性はやっぱり抗核抗体では判断しないらしいとか、そんなお話をひとしきりして帰ってきました。
この先生、地味に往診をつづけている先生ですが、知らないことは「それは僕は知らないなぁ」と言うし、どこどこに論文が出ているよ、なんてことまで伝えると、キーワードをメモを取っていて、次までにしっかり勉強されているんですよね。かかりつけ医として、いい先生だと思います。

結局、鼻は、眠くなるけれど、抗ヒスタミン剤の中でも、もっと強いジルテック錠10mgを寝る前に1錠、飲むことになりました。
このジルテックは、強いだけあって、やたらと眠くなる薬です。翌朝になっても眠いとか、倦怠感が出るという副作用が出ることがあります。…と言っても、すでに倦怠感ありありで、眠くて仕方ないので、あまり気がつかないかもしれません(笑)
あとは、たまに腎臓・肝臓に影響が出るそうです。

とりあえず、錠剤が小さくて飲みやすいし、飲んだら、すぱっと鼻水が止まってきて、楽になってきました。効かなくてつらかったら、眠くなるけど、朝・晩と間をあけて、20mgまでは飲んでいいよ、と言ってもらったので、安心です。ただ、強いだけに、20mgまとめて飲むとタイヘンだからね、時間をあけるんだよ、と念を押されました。

ちなみに、ジルテックは、他の薬との飲みあわせで、問題が起きることが少ない優れものなんだよ、と先生がコメントされてました。

あとは、インタール点鼻薬。こちらは、化学伝達物質遊離抑制薬(ケミカルメディエーター遊離抑制薬)で、抗ヒスタミン剤とあわせて使っても負担が少ないかなということで。こちらは1日6回まではシュッとしていいそうです。
ステロイド系の点鼻薬は持っていると話したら、体調によって使い分けていいよということに。

腕にできた結節は、SLEの結節様皮疹には見えないということで、少しリンデロンを塗ってみることにしました。

倦怠感がありありなのは、それは膠原病の活動性の問題かなぁ、と呟きながら、主治医が「痛みと熱は、カロナールを飲みながら、できるだけ休む選択をした方がいい」という立場なのは、「それはそれで、わかるなぁ」とうなずいてました。

そうそう、説明しながら、体温を測って、37.5度だったのですが、「あ、熱ないですね」と思わず言っちゃったら、「お医者さんみたいですね。世の中の患者さんは37度を越えると微熱って呼ぶんですよ。」と笑われてしまいました。あまりに気楽に38度とか39度とか子どもみたいな発熱をしているので、微熱というのは、37.5-38.0度だと勘違いしてましたよ(笑)

そんなわけで、薬も効いているので、今夜もぐっすり寝ることにします♪

にほんブログ村 病気ブログ←参加中!ポチッをありがとうございます!


10 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
お大事になさってください。 (cocohch)
2008-10-31 23:20:11
こんばんは。
>活動性はやっぱり抗核抗体では判断しないらしい
これってうちの主治医も言ってました。
抗核抗体はいまや立派な数値になってますが、「そんなの関係ない」だそうです。
でも、開業医さんとか専門外の先生(精神科の先生とか)は数値が上がってるとびっくりしてます。
リンパ球が少ないのを真剣に悩んでくれているかかりつけ医とか、低ガンマグロブリン血症で悩み始める血液内科医とか。。。蝶形紅斑という言葉だけで「SLE?]と聞く精神科医とか。。。
エビデンスはないようですが、この時期、自己免疫疾患に総称される疾患はどうも調子を崩すようです。
うちの科でも、ステロイドパルスをもう何人もしています。
たぶん、大きな変化はないと思うのですが、わたしもぷろぱさんと同じく、ダルダル・・・です。
熱も一緒ですね。
かかりつけ医のところに行くと、必ず検温と血圧測定があるのですが、37.5℃あっても、「あっ、いつもどおり」って思ってしまう。。。
最初の頃は先生も心配してましたが、今は普通になりました。
先日のインフルエンザ注射のときも、普通は37.5℃以上は注射できないのですが、私の場合はOKでした。
でも、1日2日治るわけではないので、どうしてもダルダル疲労がたまりますね。
私も昨日は、早退させていただきました。
(今日が1人勤務なので)
来週の水曜が膠原病内科の受診なので、また漫才になるかな。。。(今回はあんまりネタがないんですよね)
ちょっと、余談なのですが、私の膠原病内科主治医がセカンドオピニオンを受けるのですが、自科に空いている部屋がないそうで、私の所属している科の部屋を貸して欲しいと事務担当から申し入れがありました。
話好きだから、長いだろうな。。。しっかり聞き耳たてて聞いておきます。

ぷろぱさん、あんまりご無理なさらないでくださいね。
余談だらけのcocohchでした(~~;
返信する
抗核抗体 (ぷろぱ)
2008-11-01 15:26:16
cocohchさん、こんにちは♪

「活動性はやっぱり抗核抗体では判断しない」というのは、膠原病の先生たちの間では、ほぼ浸透しているようですね。
ただ、診断基準に含まれているので、プライマリ・ケアの人たちは、この診断基準が「活動性」であるように錯覚していることが多いそうです。
診断基準の方も、40までを基準値にしていますが、他の理由でも上がるので、膠原病の先生たちは、640くらいを越えないと気にしない感じがありますね♪

この時期は乾燥して、シェーグレンの乾燥症状も出る時期ですし、いろいろ起きるものですね。
そのまま入院…とならないように、がんばりますー!
返信する
乾燥・・・つらい (cocohch)
2008-11-01 19:09:37
こんばんは。
乾燥、辛いですね。
私、花粉症もあるので、鼻水と鼻出血が交互!?にやってきます。
鼻にもワセリン塗ってもいいのかなぁ・・・って今ふっと思いましたが、たいていの軟膏の成分ってワセリンだから多分大丈夫なんでしょうね。

抗核抗体はたいていは640くらいをうろうろしてたまに1280にあがります。
一度喘息でミニパルスを使ったときに40倍まで下がりましたが次の採血のときにはやっぱり640倍にもどってました。

私の懐具合を心配して、あんまり高い検査を頻回には受けてないです(大阪はシェーグレンは公費負担ではないので)
採血だけで、1万円超えたときには、「先生、おいしいもの食べるほうがいい」と。
膠原病内科の薬だけで1ヶ月1万円超えるので。。。

だるだるさん・・・じゃないぷろばさんも、この時期体調わるくなってますね。
うちの主治医が先月「11月になったら膠原病の子たちは体調崩すから、仕事やすみや~」って言ってました。
なるべく、早退だけでのりきりたいです。。。

余談と冗談の好きなcocohchでした。
返信する
抗核抗体 (りかりん)
2008-11-01 20:12:46
ぷろぱさん、こんばんは^0^。
そしてcocohchさんも~こんばんは!
あのね、お二人の会話を見ていて、私の「抗核抗体」はいったいいくつくらいなんだろう・・・と先日の診察でもらった血液検査の紙を出してきました(検査は9月のものなんですが)
そしたら、なななんと「2560」です!
それって・・・すごい数値なの!?
私本当に勉強不足で、自分の何がどのくらい変なのか?よくわかってなくって・・・。

そして、レイノーひどくて~今もお部屋の中で手袋してるけど、手先の感覚がほとんどない。
また週明け、潰瘍の方で皮膚科に行くので、もっとよく相談した方がいいのでしょうかね(^^;)

皆様、お大事にされてくださいね☆
返信する
医療費ね・・・ (ぷろぱ)
2008-11-01 21:28:06
cocohchさん、ふたたび、こんばんは☆

検査や薬も、かなりの負担になりますよね。
特に抗体系の検査は高いから(涙)
組み合わせがわかっていない先生だと、保険適用から漏れたりするから、ますます高くなります~。

そういえば、「抗核抗体(ANA)は活動性と関係ない」と言われながら、経過観察でも検査するんですね!
わたしの先生は、「○○を疑っているから、△△があるかどうか知りたい」という感じで、血液検査のオーダーは、かなり意思的にしている様子です。。。
返信する
手、大事にしてくださいね! (ぷろぱ)
2008-11-01 21:38:32
りかりんさん、こんばんはー☆

今日は、木枯らし一番ですね!
寒いです~。
大事な手のことだし、皮膚科の先生には、よく相談したら安心だと思います♪

わたしも、手も足もレイノー。
ダルダルがひどくて、結局、カロナールをザラザラ飲む習慣が復活してしまいました。

抗核抗体は、2560だったんですね。
わたしも、だるいなーと言っていたとき、そんな値でした♪

この検査は、簡単にいって、ある液を混ぜて、光るかどうかを薄めて、薄めて・・・まだ光って見えるかと検査していくものです。
最初に20倍とか40倍まで薄めたあと、160、320、640、1280、2560・・・と倍に薄めていくので、数字が大きいほどには、中身に違いはないそうです。
返信する
抗核抗体 (cocohch)
2008-11-01 21:43:01
りかりんさん、こんばんは。

ぷろぱねえさんの方が詳しそうですが、抗核抗体は希釈法で計算します。
通常は抗核抗体は検出されないのですが、まれに健康な人でも40倍くらいの希釈でも検出されます。
病義的意味を持つのは160倍以上とされています。
つまり、最初、40倍希釈からはじまり、抗核抗体が検出される限り倍希釈をしていきます。
40倍のつぎは80倍、160倍、320倍、640倍、1280倍、2560倍・・・・となります。
私で最高1280倍ですが、2560倍の患者さんとかもゴロゴロいるとうちの主治医は言ってました。
抗核抗体の倍数よりも、抗DNA抗体などの特殊抗体のほうが、活動性を表わす病義的意味はあります。
なので、りかりんさんの抗核抗体の数値は決して特殊なわけではないですよ~
※同じ病気でない方にすれば十分特殊ですが。。。
そんなに頻回に調べなくてもいいような気もしますが、抗核抗体には色々な種類があり、斑紋型やセントロメア型、核小体型etc.・・・あり、他の抗核抗体が検出されるかどうかで、どの疾患かの方向性をみることはあるようです。
開業医さんなど、専門でしていないところは、抗核抗体という一まとめにした結果しか出ないので、その場合はあんまり意味がないかもしれないです。。。
私の抗核抗体は核小体型で、「なにが出てくるかわからない~」と言われてます。
返信する
Unknown (みどぴぃ)
2008-11-01 22:38:19
風邪なのかな?
大丈夫ですか?
急に寒くなりましたね
今日は寒くて体がカチコチに固まってます~(>_<)

抗核抗体は何年も計ってないですね。
確か膠原病の診断の時だけだったような
返信する
抗核抗体 (ぷろぱ)
2008-11-01 23:19:28
cocohchさん、さっそくすごいですね。

蛍光抗体法で辺縁型のものをみると、文字通り、周りが蛍みたい光ってキレイなんですよね♪
http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/kensa/kessei01.htm

>りかりんさん
MCTDで特徴的にみられる抗RNP抗体も、抗核抗体のひとつですよ♪
http://www.mbl.co.jp/diagnostic/mctd.html

SLEでよくみる抗Sm抗体、シェーグレン症候群でみられる抗SS-A抗体、抗SS-B抗体も、抗核抗体の一種です。
返信する
風邪っぽい (ぷろぱ)
2008-11-01 23:21:42
みどぴぃさん、こんばんは☆
カラダは大丈夫ですか~?

ダルダルは風邪っぽいと思いながら、インフルエンザでもないし、熱もないのに、カラダがカチカチ、関節も痛いから、ちょっとあやしい?と疑ってます~。
この時期はしかたないですね・・・!

みどぴぃさんも、お大事に~!!
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。