亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

甲状腺~抜け毛のお悩み…

2007-10-07 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
季節の変わり目だからか、増薬しても甲状腺の機能が亢進しているのか、髪の毛がまだまだすごい勢いで抜けています。髪の毛を洗うとうちの小さな排水溝はすぐ詰まります!! いやん、困るわ~(笑)
近頃では、前髪がすっかり透けてしまうので、はじめまして、の人に会うときには、水で落とせるファイバーたっぷりのマスカラを塗ってみたりしましたが、そろそろ何とかしたいなぁ。

そこで見つけたのが、月見草オイル。待宵草油とも言って、イギリスでEvening Primerose Oil(EPO)という名前のサプリとして売られているのを見たことがあります。
北米原産の野生の花で、女性ホルモンの分泌を促すので、ヨーロッパに伝わって、更年期障害やPMSの女性のサプリとして使われていたようです。

名前から勝手に夜のお薬かと思っていたけれど、違ったみたい。田尻クリニック患者情報によると、甲状腺機能亢進症による抜け毛(脱毛)に、この月見草オイルが効くらしい!!髪の毛、爪、お肌への油分補給の効果があるそうです。

月見草オイルには、ガンマリノレン酸(GLA)というのが豊富に含まれています。
ガンマリノレン酸は、青魚でお馴染みのDHAなどの必須脂肪酸(不飽和脂肪酸)の1つで、体内で生産されることの多い脂肪酸です。体内では、リノール酸(流行してリノール酸を多く含んだマーガリンやサラダ油がたくさん売られていましたっけ)を原料として作られます。
リノール酸から作られたガンマリノレン酸は、EPA(オメガ3)などの脂肪酸の助けを借りて消炎系プロスタグランジン(炎症抑制のホルモン)に変換され、炎症体質の改善に働きます。だから、アレルギーの人にも勧められることがあるそうな。

ただし、過剰摂取をすると、過剰なガンマリノレン酸(γリノレン酸)がアラキドン酸に変換されて、炎症を起こすタイプのプロスタグランジンの材料となることもあり、かえって炎症が出ることも。
ハーブでは、ホワイトウィロー(西洋シロヤナギ)と一緒に飲むといいようです。過剰摂取のガンマリノレン酸がアラキドン酸への変換されるのを防いでくれるのだとか。へー。知恵ですね…。

最近は、ネイチャー・メイドのようなメジャーなサプリも発売されているので、髪に効くなら、一度、試してみようかな♪

※後日、国内で販売している大塚製薬で調べたら、日本のラインナップには入ってないそうです(涙)

にほんブログ村 病気ブログ←ブログ村参加中!ポチッしてもらえたら、すごくゲンキになります

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。