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亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

下垂体腫瘍は保留…が、やっぱり検査することに

2009-02-04 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
わたしの甲状腺のT3負荷検査は来月の予定、脳のMRI検査の予約は初夏。
これで、あれ?と思った人は、そうとうの通(つう)です♪

以前、甲状腺ホルモン(T3)の負荷検査の前に、下垂体腫瘍がないかの検査をするのがいい、と書いたことがあります。
血中に甲状腺ホルモンがたくさんあるのに、下垂体から甲状腺を刺激するホルモン・TSHがたくさん出るのは、甲状腺ホルモン不応症以外にも、下垂体TSH産生腫瘍の可能性がありますが、万が一、そういう下垂体に大きな腫瘍がある状態で、下垂体を刺激する甲状腺ホルモンをたくさん摂取すると、脳卒中(下垂体卒中)が起きる可能性があるからです。

実は、この間の診察で、先生に「脳のMRIの前に、T3の負荷検査をするのは気になりませんか?」と聞いたのですが、経過から見て、T3の負荷検査の前に絶対しないといけないというものでもないんじゃないかなという判断で、予定通りのスケジュールで進めることになりました。

実際、これまでの下垂体ホルモンのデータの上がり方が激しくないし、他の下垂体のホルモン異常の症状も思い当たらないから、まあ、いいのかな、と思いつつ、下垂体卒中は、さすがにやだなぁ~と、ちょっとひっかかっていたのでした。
やっぱり、T3負荷をかける直前の、次の外来で、もう一回、念押しの相談しよう、なんて。

そしたら…、今日、突然、先生から電話があって、検査の予約に空きが出たけど、脳のMRIを先にしない?って(笑)びっくりしました~。
カンファレンスで、膠原病の先生あたりから、わたしがめまいや頭痛の相談をしたという話題が出たのか、脳外科から「先にスクリーニングしなきゃ!」と言われたか…、とにかく一安心♪

ちなみに、下垂体腫瘍が見つかっても、実は積極治療をしなくちゃいけない例はあまり多くないようです。鼻や歯茎から手術をする、負担が少ない術式もあるものの、やっぱり脳だし、たとえ視野欠損のような症状があっても、薬物治療をしながら、しばらく観察することが多いようです。
腫瘍が自然に小さくなることもけっこうあるのだとか。

そんなわけで、今月のうちに、脳のMRIをすることになりました~。微細な腫瘍もみつけられるように、造影剤ありです。
「ヨード制限が始まってますけど、大丈夫ですか?」って聞いたら、「CTじゃなくて、MRIの造影だから、ヨードは使わないから大丈夫♪」ってことでした。
ガドリニウム(Gd)キレート造影剤かな。ヨードみたいな動悸はなさそうです。

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