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ウクライナ情勢・侵攻、ロシアの動向・主張とNATOの不拡大と欧米の動向

米、ロシアの要求拒否 NATO不拡大など―ウクライナ情勢(紛争)、一層不透明
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012700940&g=int
ブリンケン米国務長官は26日、国務省で記者会見し、ロシアが提案している北大西洋条約機構(NATO)の不拡大について、拒否する構えを改めて示した。
米国は同日、こうした考えをNATOと共に書面でロシア側に回答。
欧米とロシアの主張に深い溝が横たわったまま、戦争の脅威が迫っているウクライナ情勢は不透明感を増している。
ロシアが求めているウクライナのNATO非加盟の確約を拒む考えを表明した。

米大統領報道官は「ロシアが何時でもウクライナに攻撃(侵攻)を仕掛けられる、段階にあるとみている」「これまで以上に厳しい状況と言える」と述べた。
プーチン大統領がこの危機を生み出している」と非難。



ウクライナでは既に8年近くも戦争状態が続いている。
2014年、ロシアがクリミア半島を併合し、同国の後ろ盾を受けた分離派がウクライナ東部の都市ドネツクと、ルガンスクを支配下に置いて紛争は現在も続いている。
14年当時、ウクライナ東端に位置するドンバス地方で起きることは、あくまでも地域限定だったことは明白だった。
ウクライナ軍は局地戦を戦っていたので、ほとんどの市民(戦場の近くで暮らす人々を除いて)は、その影響を肌で感じることがなかった。
22年現在、突如としてウクライナの誰もが理解したのは、戦争がドンバス地方を越えて発生し得るということだった。
それは他のあらゆる地域へ波及し、日常生活に混乱を齎し兼ねない。

10万ものロシア軍がウクライナの東の国境に迫っているという事態なのだ。
この軍備増強は数カ月前なら単なる雑談のネタに過ぎなかったが、それ以降は大音量の警報ベルとなってウクライナの社会全体に鳴り響いている。
皮肉にも、警鐘を鳴らしたのは外国の外交官や政治家やメディアであって、ウクライナの政治エリートたちはなかなか脅威に気付かなかった。



ロシア軍が分離派の支配領域の端に集結していると欧米諸国が警告している。
2021年春以降、ロシア西部国境に大軍を集めて断続的にウクライナ情勢を緊張させている。
ロシアが国内で軍事演習を行うことは自然だが、兵力が過去最大規模だったり、演習後に直ちに撤収しなかったりするのは不自然な動きだ。
米ロ首脳の会談に向け、ロシアの主張を呑ませるために立場を強くしておこうと、意図的に緊張が演出された側面もあるのか。
2021年12月7日の会談で、ウクライナ情勢の緊張緩和を迫るバイデン大統領に対し、プーチン大統領はNATOが東方に拡大しない「法的な保証」を要求した。
ロシアは「ウクライナとジョージアのNATO加盟方針の撤回」(12月10日付外務省声明)などを突き付けている。

冷戦終結後から現在に至るまで、欧米に幾度となくレッドライン(越えてはならない一線)を踏み越えられてきた経緯があり、プーチン大統領は欧米への不満をぶちまけている。
冷戦が終結してドイツが統一されるに際し、東西陣営間で「NATOは東方に拡大しない」という約束があったとされる。
しかし、これが反故にされて東欧諸国が次々とNATOに加盟し、約30年を経た現在、30カ国体制になっている。
根底にあるのは、NATOの東方拡大を受けたプーチン大統領の積年の不信感だ。
NATOは2008年4月の首脳会議で、ウクライナとジョージアを「将来的に」加盟させる方針を決めた。

敵は外界に在るのではありません 自分の心の内にあるのです
本当の平和はそれぞれの心の中の光明・調和・感謝・満足・平和から始まるからです

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