あいつがキ・タ:☆:

アイナとトメチの視線の先にあるものは…。

　ウチにある方が来ると、みんな凍りつくんです。
そのある方とは ―― 。



　ヒロシ君なのでした。
何かすごい緊張感が、普段は緩すぎる空気の漂っている家の中に、
この時だけみなぎるのです。



　ハナちゃんとコロン君も距離を取って眺めるばかり。
ハナちゃん、以前は夫の内の１匹だったんでしょ？
今はもう、全然関係ないって感じが…。



　確か、ウッシー君とはいとこ同士かなんかで、
仲良く一緒にカゴに入って、暖を取り合っている昔の写真があったぞ。
しかし、今は…ケンカこそしないが、ピリピリした感が…。

　ヒロシ君、寒いせいか、鼻水たらしていました。
あまり具合が悪いとウチに泊って行きますが、
近所の飼い主さんのお屋敷には帰っていないのかな～？


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ウチにもすまん寝をするヤツがいた:☆:

苦しくないんだろうか？

　ウチにはくるねこさんちのトメちゃん似の猫がいるので、
名前もトメ姫と同じにしちゃいましたが、
そういえば、 「 すまん寝 」 をする猫もいました。

　アイちゃん、手術してからは、遠くに行かずに、
ほとんど家の中にいて、
専用の寝床も私が作って与えたもんで、
そこで寝ているんですけど、

ノラ猫だった時もこういう寝方していたのかな？



　これって、人間だとうつ伏せ寝なんだよな…？

　それにつけても、アイちゃん太ったよな～。
避妊手術すると太るっていうけど、
ホントにマルルンって感じ。


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初冬の幸せ :☆:

ウッシー君とフウタン。

　もし、私一人だけなら、決して暖房などまだ点けたりはしません。
貧乏時代の水木しげるさん家みたいに、
１２月の半ばまでは、決してファンヒーターを点けません。

　でも、猫さん達に寒い思いはさせたくないと、
毎日朝と夜は暖房を点けています。

　昨日は強風と雨で大変寒い日でしたが、
今日は一転、暖かな日でした。
暖房も今日だけは、朝から暗くなるまで必要ナシなくらいでした。

　猫さん達、晴れの日の昼間は、窓辺に集まって暖を取っているようで、
今日も幸せそうにしていました。

　その幸せを今年も守りたいね～。
でも、そのためには、やっぱりお金がないとね～。

　だから、年末もバイトに行く事にしたよ。
採用されるかまだ分かんないけど。
面接のお知らせが来たから、行く事にするね。


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うに食う猫も好き好き :☆:

本当はイケナイのかもしれない。

　私は、相も変わらず貧乏暮らししていまして、
今日は、午前中家にいた時に、

国民年金の調査員の方が訪ねて来ました。

まだまだ収入が少ないために、全額免除延長の申請中なので、
その事を確認に来たようです。

　…そうか、今話題の生保だけじゃなくて、
国民年金も調査の人が来るんだ。
どうだ、勉強になったでしょ。

　そんな私ですが、
遅い時間にスーパーへ行くと、
とんでもない掘り出し物にブチ当たる率が高く、
それで今まで何とか暮らして来られたのでした。

　この前は、それでうにの半額に出会えました。
それで私が白いお米と一緒に食べていると、
桃姫が側にやって来ました。

　…で、うにを欲しがるのです。　

　まさか、本当に食べはしないだろうと思っていましたが、
本当に食べてしまいました。
そして、私が次の日にスパゲティを作ったり、
また白いお米と食べたりした後に残った箱まで、
ペロペロして余韻を楽しんでいました。

　桃さん、今度はいつになるかは分からんが、
また半額とめぐり会える時まで楽しみに…。

　しかし、半額物なんだから、
国民年金の全免野郎がうになんて食うなとは言わんといてよ。
１０年ぶりに食べたんだし、もう一度書くけど、

消費期限スレスレの半額モンなんだよ。

　私があの時買わんで、廃棄処分になっていたら、
それこそうにさん、無駄死にになってしまうトコだった。


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まるで湯豆腐に頭を突っ込むどじょうのように :☆:

段ボール・マンションの桃姫とフウタン。

　この間のオシッコの話のその後なんですが、
もう真っ暗になってしまった中で、
洗濯機で毛布を洗って、乾燥機で乾かして、
何とか就寝までに間に合わせようとしたのでしたが、
…洗濯機が壊れていました。

　で、９日金曜日に、メーカーさんから修理に来てもらいました。
保証期間中だったので、私からはお金を払わずに済みました。

　で、犠牲になった毛布２枚は洗えて、
今ではまた使えていますが…。
修理が済んで洗って使えるようになるまで、
私はどうして寒さを凌いでいたのかというと、

新聞紙を布団代わりにしていた。

　それから、私が夢の世界にいる間に、
猫さん達が、段ボール・ハウスから這い出して来て、
私の布団の中へと続々と侵入していたのでした。

　それで、朝やたら暖かいな～。
暑い位だな～。
重いな～。
狭苦しいな～。
等々思っていたら、
猫さん達が、
湯豆腐にどじょうが頭突っ込んでいるみたいに、
ウジャウジャといたのでした。


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