あの子に似てる子:☆:

寒がり弟シエル君。

　今日の仕事からの帰り道、
暗い脇道でしたが、シエル君にそっくりな子を見ました。

　私が声をかけると、人の家の庭に駆け込み、
そこからまた大通りの方へと抜けて行ってしまいました。

　あっ…車に轢かれてないだろうかと大通りへと出てみましたが、
もう姿はありませんでした。

　去年いなくなったお兄さんのシエル君なのではと思いました。
会社に行く途中にも一度見た事があって、
ある家の飼い猫のようでした。

　獣医さんによると、それくらいの距離の所まで行ってしまうのは、
♂猫だと普通にあるそうなのです。

　もし、本当にあのシエル君で、２階建てのちゃんとした持ち家に住んでいるのなら、
ウチにいた頃より、きっと幸せなんだろうな。

　大勢の人間達から唯一の猫として飼われているだけでもね。
それがシエル君の願いで、それがかなわなくてウチから去ったのだろうから。


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私はどこに座ればいいんだよ！:☆:

チューさんによると、
私にこそ、ここが似合うってさ。

　今日も朝から一日雨で寒かったです。

　猫さん達もファンヒーターを点けると、
待ってましたとばかりに側へと寄って来るのでした。

　今年のセンター争いは、予想外の展開で、
小太郎君とハナちゃんがＷセンターしているのでした。

　そんでもって、私は最後列で、物入れ兼用のスツールに座って、
暖まっているのですが、そうすると、チュチュ美さんが横に来てうるさいのでした。

　もっと暖房の側で暖かい場所は空いているのになぜ？
と最初は思いました。

　猫じゃらしで遊んで欲しいのかとも思いましたが、
写真のように、

スツールに上りたい。

それがチューさんの真の願いだったのね。
今現在、そこで気持ち良さそうに眠っているのでした。
お座布でフカフカだしね。

　そして、私には半ケツすら許してはくれないのでした。


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前の飼い主の事は忘れましたか？:☆:

幸せそうに見えるけど。

　ハナちゃんがウチに来てから、約２年半になるでしょうか？
ハナちゃんが来て、私の人生はすっかり変わってしまいました。

　ハナちゃん、もし今のウチでの暮らしが幸せならば、
元の飼い主さんの事は忘れてしまったのかなー。

　それと同じで、ウチからいなくなった猫さん達、
もし他の家で幸せになっているのなら、
私の事は忘れたかなー。

　
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あいつがキ・タ:☆:

アイナとトメチの視線の先にあるものは…。

　ウチにある方が来ると、みんな凍りつくんです。
そのある方とは ―― 。



　ヒロシ君なのでした。
何かすごい緊張感が、普段は緩すぎる空気の漂っている家の中に、
この時だけみなぎるのです。



　ハナちゃんとコロン君も距離を取って眺めるばかり。
ハナちゃん、以前は夫の内の１匹だったんでしょ？
今はもう、全然関係ないって感じが…。



　確か、ウッシー君とはいとこ同士かなんかで、
仲良く一緒にカゴに入って、暖を取り合っている昔の写真があったぞ。
しかし、今は…ケンカこそしないが、ピリピリした感が…。

　ヒロシ君、寒いせいか、鼻水たらしていました。
あまり具合が悪いとウチに泊って行きますが、
近所の飼い主さんのお屋敷には帰っていないのかな～？


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ウチにもすまん寝をするヤツがいた:☆:

苦しくないんだろうか？

　ウチにはくるねこさんちのトメちゃん似の猫がいるので、
名前もトメ姫と同じにしちゃいましたが、
そういえば、 「 すまん寝 」 をする猫もいました。

　アイちゃん、手術してからは、遠くに行かずに、
ほとんど家の中にいて、
専用の寝床も私が作って与えたもんで、
そこで寝ているんですけど、

ノラ猫だった時もこういう寝方していたのかな？



　これって、人間だとうつ伏せ寝なんだよな…？

　それにつけても、アイちゃん太ったよな～。
避妊手術すると太るっていうけど、
ホントにマルルンって感じ。


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