幸せになるために

　ウンチッチ君似の猫さん、
職場近くの公園猫になっていて、
夜以外は、公園に来る人達に守られているようです。

　ごはんもちゃんともらえているようで、
会社帰りに寄ってみたら、
よく来ているらしいお爺ちゃん達に囲まれて、
屋根付きの座席の上で安心し切った顔で眠っていました。

　車の通りの少ない時に、
少しずつ道路を越えて行けば、
決して行かれない距離では無いのでした。

　私も、ウンチッチ君に身の危険が及んだら、
「 できる限り遠くに逃げて、帰れる時に帰って来な、いつでも待っているから。 」
と、話したのでしたが。

　こういう幸せもあるのかなと思いました。
ウンチッチ君かは本当の所は分からないのですが―。

　多分いなくなった猫さん達は、
不幸になるために家を出て戻らなかったのでは無いのだろうと。
今より幸せになるためにそうしたのだろうかと、
・・・今はそう思うようになって来たのです。

　

ドン引き大将 :☆:

大好きだったよ。

　今月の１０日にシエル君が、２０日にウンチッチがいずこかへ旅立ってしまいました。

　シエル君は、チュチュ美姫にフラれたのが原因のようです。

　ウンチッチは、６０００万円が当たる宝くじの必勝祈願総大将の任が重かったのかもしれません。
金猫だったので頼んだのでしたが、
私が当選を引き寄せるためにいろいろと怪しげなふるまいをしていたのに対し、
目をまん丸にさせてドン引きしていました。
もしかしたら、真面目な子だったので、
当たらなかった責任を取っていなくなったのでしょうか？

　こんな寒い時期ですから、
他の自分だけを可愛がってくれる、
裕福な家を前々から見付けていて、
ここぞとばかりシメシメと入り浸っているのでしょうか？
猫の世界にもキャリア・アップってアリ？

　他人ン家の庭に入って迷惑掛けるんでなければ、
どこへ行って何しててもいい、
何日でも何週間でも何カ月でも何年でも待っているから帰って来なよ。
―― と猫さん達には言ってあるんですけどね。

　でも、今までの例からすると、男の子だし、もう帰って来ないかも。
探して見つかって帰って来てくれたのはキイタンぐらいだし。

　クウタンみたいにしばらく経った後で、ふらっと姿を見せてくれた子もいるけど、
春辺りにそれを期待するしかないかな？

　でも、どこかで飼い猫になってしまったのなら、
そのおウチの人に会ってお礼を言って、
ちゃんとお別れをさせてもらって、
子猫の頃の写真をあげたいな ――。

　こんな小さくてキレイでカワいい子が、紳士になったでしょう…ってね。

　ちなみに、今度は年末ジャンボ宝くじでの３億円当てに挑戦しますが、
今度の必勝祈願の総大将は、同じく金猫の縞チョにお願いする事にしました。
縞チョは数々のミラクルを引き起こしてくれたからな。
最初っから縞チョにしておけばよかったのかも。


　

冒険王ウンチッチ :☆:

帰還して爆睡。

　昨日の夕方、気分転換にお散歩に出かけました。

　家から数百メートル離れた所に林があって、
家が建っている所との境目の低い壁に茶色っぽい猫が佇んでいました。

　あの子に会ってみたい！
と私は思い、走って行きましたが、逃げられました。
逃げた方向へと行くとまた逃げられましたが、
姿に見覚えが…。
逃げ先は畑の畔道でした。

　ウンチッチー
…と、本来お外で呼ぶべき名前ではありませんが、
それ以外呼びようがないので畑に向かって呼んでみました。
（ 案外呼んでみると、その内神経が麻痺して平気になってしまいます。 ）

　すると鳴き声がしたので、
声の方へと行くと、
ウンチッチが南瓜のそばで、
砂漠のミニチュア・ライオンのように伏せていました。

　まあー、ずい分と遠くまで行かれるようになったのねー。
一旦外出すると帰るまでとんと見かけないもんで、
どこまで行ってんのかと不思議に思っていたんだよー。



　ホント、こんなにちっちゃかったのに、
子猫の１年の成長はすごいもんだねー。

　
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最後の毛布ニスト :☆:

ウチの猫中、
一番涼しげな容姿のウンチッチ。

　昨日のシイ太君のように、
季節の移ろいを感じて、
すぐ様適応しようとする猫さんもいますが、
できる限り同じ環境のまま、
限界までふんばろうとしている猫さんもいます。

　人間さんも衣替えの季節なのですが、
天候不順のため会社の制服もなかなか夏用には切り替わりません。
私もギリギリ最後まで冬服を着ていようとしています。

　ウンチッチは昨日までは毛布の上で寝ていました。
でも、さすがと毛と毛で暑くなって来たのか、
今日の朝からロフトの床で伸びていました。


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今日のタイトルは 「 外国で電車に乗る夢は何を暗示？ 」 です。

やっぱり猫舌ン :☆:

ウンチッチはカワイイというよりは端正だわ～っ。

　今日は天気が悪くて気が沈み、
夕飯のおかずを作る気になれませんでした。
だからスーパーで買った、
あとはレンジで温めるだけって所まで調理済みの焼き魚を食べました。

　案の定、猫さん達が勘付いて押し寄せて来ました。
でも私には大丈夫でも猫さんの舌には熱いらしくて、
手ではチョッカイ出そうとしても、
くわえて皿の外へと持ち出そうとまではしませんでした。

　私が適当に食べたら、
ウンチッチと縞チョにお下げ渡しをしました。
特にウンチッチが、
むせるくらい一生懸命に食べていましたが、
塩分大丈夫だろうか？
本当はこういうのも良くないんだろうな…。


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今日のタイトルは 「 真似が出来ない…驚愕のユニットバス・インテリア 」 です。