猫さん達の公会堂

ちびっころんず:☆:~のんびり会報告書~の続編です。

最終回 : いつかはこんな日が来るのかと:☆:

2013年04月15日 11時28分44秒 | 日々の出来事
もう、この風景を見る事はないんだね…。


 このブログを休んでいる間、
沢山の猫さん達とのお別れがありました。



 トメ姫は、お正月が終わった所で、
1月の8日の夜に姿を消してしまいました。
会社から帰宅した私の側に寄って来て、
一度家に入りましたが、夕飯は食べずに家を出て、
それっきり。
どこか他の家に行くと決めたので、
最後のあいさつに来ただけなのかもしれません。



 ムートンは、私がWワークの面接に行った1月25日の夜に、
出掛け際に来たため、適当にご飯を上げて追っ払ってしまったのでした。
そしてその時を最後に姿を消してしまいました。

 面接に行った先は、不愉快な雰囲気を醸した所で、
相手にもそれが伝わり、不採用でした。
ムートンとの別れと引き換えにしてまで行く所だったのかと、
私の人生でかなりの上位に来る選択ミスだったのだと、
行き場の無い怒りさえ覚えます。

 ムートンが姿を消した直後に、新ボスと思われる大きな白猫が、
近辺をうろつくようになりました。

 ムートンは、少し前から私に最後の助けを求めていたのかもしれません。
でも、私も自分の不安ばかりで一杯になっていて、
気付いてあげられませんでした。

 ムートンは、引退して、他に可愛がってくれている人の元で、
静かな隠遁生活を送っているのでしょうか?



 コロン君は、2月の12日に事故で亡くなってしまいました。
前日に一緒にお昼寝した時には、あと余命1日なんて思いもしなかったよ。
悪いタイミングが重なってしまって、今までで一番悔いが残る別れ方だった。
ちゃんとしたお別れすらもできなかった。

 多分、自分に何が起こったのかも分からない内に死んでいたんだろうと―。

 でも、速やかに全てが空へと戻って行ったのだから、
もうすぐにでも生まれ変われるのかも。
もしよかったらもう一度出会ってね。

 どんな姿をしていても分かるから。
ウッシー君がひいさんの生まれ変わりだと分かったように。
そして、今度は最後の一瞬まで一緒にいるから。



 シイ太君も、コロン君の死後一度も見かけていません。
それ以前も家から数キロ離れた所で見かけたりして、
生活の拠点を移しているようでしたが。

 散歩をしている時にでも偶然会えたらと思いますけど…。



 そして、ハナちゃんも今月の最初の日の昼に、
玄関先で日向ぼっこをさせていたら、
それきりいなくなってしまいました。

 自分のここでの使命を果たしてしまったので、
新しい世界へと旅立とうとしていたのでしょうか?

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 このブログは、ハナちゃんと彼女が産んだ子供達の成長を
記録しようと書き始めた物。
主役のハナちゃんが姿を消したならば 、
また一区切りとして終わらなくてはなりません。

 ハナちゃんが、トカゲでも虫でも草でも、もう何を食べてでも生き抜いて行こうとしているのか、
 新しい飼い主の元へと転職して、母猫でも妻猫としてでもなく、ただ1匹の猫として可愛がられているのか、
 大きな自然の中へ、コロン君と同じ生まれる前の世界へと戻って行ったのか、

 真相は謎のままですが。
また、他の機会にそれが分かる事もあって、続きを書く事があるかもしれません。

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 もう平成も4半世紀となった頃だというのに、
昭和的な飼い方をしていて、自分でも時代にそぐわなくなって来たなと思っています。
時代の最先端を行く猫の飼い方をしていれば、上記の5つの別れもしなくて済んだのかもと。

 今の私の夢は、
部屋数が多くて、仲の良い猫同士で部屋を分けられ、
屋上にも庭があって、今残っている猫さん達が外に出たがらなくても済むような家に引っ越しがしたいです。

 そして、仕事や人に振り回されて、イライラして猫さん達に当たったりしないで済むよう、
家でなるべく猫さん達と静かに過ごせるような生活が送りたいです。

 猫さん達には健康で長生きしてもらって、
だんだん年を取って動くのが億劫になって来るというのが進む形で、
安らかな死へと移行してもらって、
家の庭に自分でお墓を作って埋めてあげたい。

 そして、猫さん達全てを見送ったら、
しばらくは日本各地を旅行をして回りたい。

 自分の最期は、春に桜が咲き誇る姿を眺めながら、
薬臭い白い部屋の中で機械や人に取り囲まれていじくり回されるなんて事は無く、
静かに迎えたいです。

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 このブログを読んで下さった方々、
今までどうもありがとうございました。
こちらもしばらくはそのままにしておく事にします。



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