こんにちは、ぷく太郎ママです
読んだ本の記録を残しておきます♫
作者:恩田陸 出版:双葉社(双葉文庫) ◆神原恵弥シリーズ第一弾。 アジアの西の果てにある謎の建築物『トーフ』に連れてこられた満。招待主は学生時代からの腐れ縁神原恵弥。精悍な顔立ちと恐ろしくキレる頭の持ち主でありながら、女性に囲まれて育ち女言葉を操る男友達の恵弥。 満には7日間の猶予が与えられ、この『トーフ』の謎についてのルールを紐解くように言われるが… ◇『トーフ』の異様な描写、ホラーのようなぞっとするシーン、そして徐々に紐解かれるトーフの謎… 読み始めたら止まらなくなった。相変わらず大好き恩田陸さん | 題名:MAZE
作者:森絵都 出版:朝日新聞出版 | 題名:カザアナ◆東京五輪から約20年後、監視社会となり政府管理のAIに統制される日本と平安の時代の2つを軸に話が展開されていく。 ナーバスな問題に割りと踏み込んでいるのに、全く緊張感のないキャラクターの面々のおかげでコミカルに読み進められる。 ◇カラフルなどの代表作を出している森絵都さん。語りはとても穏やかで読み易いが、『みかづき』やこの『カザアナ』など、かなり幅広く知識を持ってらっしゃる方なのかしら。 作品に幅があって面白い作家さんです みかづきはこちら▼ |
作者:西加奈子 出版:河出書房新社(河出文庫) ◆池井戸花しす、28歳。職業はアダルトビデオのモザイクがけ、趣味はICレコーダーでの隠し録り。『いつだってオチでいたい』と望み、過去を愛おしみ、誰の感情も害さないことにひっそり全力を注ぐ毎日だったーーー ◇主人公の心の内がすごく上手に描写されている作品だと思う。西加奈子さんの作品は、心の内の柔らかな部分にに触れる、訴えてくる作品が多い気がする | 題名:ふる
作者:恩田陸 出版:双葉社 ◆神原恵弥シリーズ第二弾 第一弾は恵弥の友人満が主人公だったのに対し、今回は恵弥が主人公。 遠く離れた地、北海道に一人住む妹を連れ戻す名目の元北の大地を訪れた恵弥。だが実は恵弥にはもうひとつ、そこを訪れた理由があったーーー ◆読めば読むほど深くなる謎、もつれ合う人間関係、最後の最後まで種明かしは続いていく文句なしに面白い作品。 息子がまだ寝返りなどをしないからこそ、スキマ時間に読み続けられる読書 相変わらず読んでは売って、買っての繰り返しで、今日ちょっと数えてみたら30冊以上積読ありました そしてその中の一冊を今から読みまーす♫ 皆様、良い午後をお過ごしください ▼コメント募金ご協力下さい▼ |