玉川温泉からの続き。
田沢湖駅でレンタカーを返して身軽になり、JRで秋田へ向かう。
こまちに乗れば1時間だが風景を楽しみながら各駅停車で1時間半。
実際はうつらうつら居眠りしながら(笑)
秋田に到着して駅前のビジネスホテルに荷物を置いたら、レンタサイクルを借りて早速まちを巡ろう。
明日は連休明けなので観光施設は休みになるだろうから、今日のうちに赤れんがの秋田銀行本店を見ておかねば。
おっ、この建物、四角い箱型で新しそうだが、なんかカッコイイぞ。
北都銀行秋田駅前支店か。
辰野式の赤白ボーダーを思わせるが、ペタッとした窓もない平面の壁に、海老茶色と灰色のレンガタイルで
色分けしてあるのがクール!これはすごく気に入ったな!
しかし、ちょっとネットで調べてみたところ、この場所に18階建ての建物が建つらしい。→こちら
これを壊してしまうってこと!?ええ~っ!!そんなアホな・・・(涙)
・・・と思ったら、地元の方からのご指摘あり、1ブロック違っていたようだ。早とちりで恥ずかしい(爆)
緩やかな坂を下りながら川沿いの旧市街地を目指して走っていると、うおっ、これはまた渋いな!
近代建築ではないが1950~60年代の戦後建築だろう。
あぁ、これが北都銀行本店だ。
巨大な壁に焦げ茶色の二丁掛タイルを縦に貼ってあるのがまず目を引く。
北都銀行は1895(明治28)年に増田銀行として創業、1964(昭和39)に本店を秋田市へ移転
しているから、その時に建てたものと思われる。
こちらも地元の方からのご指摘によると、意外なことに、このビルは1977(昭和52)年の建築なのだとか。
え~っ、昭和52年でこんな渋い建物を建てたのか!かなり驚いた。。。
側面側を見ると花崗岩で縁取られた窓がずらりと並ぶ。おぉ、いいなぁ!さすが、本店の風格ある!
そびえ立つタワーのような建物は秋田市街地のランドマークだ。
北都銀行の参道のような飲み屋街。ここを通って融資を頼みに日参する・・・とか(笑)
ところでこちらも北都銀行。
こちらは北都ビルディング。旧北都銀行別館であったが、もとは秋田あけぼの銀行の本店ビルとして建てられた。
やはり地域の経済を握っている地方銀行、シンボリックな建物を建てているな。
こちらは日本銀行秋田支店。なんか、地銀より地味(笑)。
表通りは道も広くすっかりきれいになっているが、裏手には古いお屋敷や蔵がポツポツ残っていたり、
ちょっと目を引く意匠があったりと、自転車でちょろちょろ散策するのは面白いまちだ。
続く。
田沢湖駅でレンタカーを返して身軽になり、JRで秋田へ向かう。
こまちに乗れば1時間だが風景を楽しみながら各駅停車で1時間半。
実際はうつらうつら居眠りしながら(笑)
秋田に到着して駅前のビジネスホテルに荷物を置いたら、レンタサイクルを借りて早速まちを巡ろう。
明日は連休明けなので観光施設は休みになるだろうから、今日のうちに赤れんがの秋田銀行本店を見ておかねば。
おっ、この建物、四角い箱型で新しそうだが、なんかカッコイイぞ。
北都銀行秋田駅前支店か。
辰野式の赤白ボーダーを思わせるが、ペタッとした窓もない平面の壁に、海老茶色と灰色のレンガタイルで
色分けしてあるのがクール!これはすごく気に入ったな!
しかし、ちょっとネットで調べてみたところ、この場所に18階建ての建物が建つらしい。→こちら
これを壊してしまうってこと!?ええ~っ!!そんなアホな・・・(涙)
・・・と思ったら、地元の方からのご指摘あり、1ブロック違っていたようだ。早とちりで恥ずかしい(爆)
緩やかな坂を下りながら川沿いの旧市街地を目指して走っていると、うおっ、これはまた渋いな!
近代建築ではないが1950~60年代の戦後建築だろう。
あぁ、これが北都銀行本店だ。
巨大な壁に焦げ茶色の二丁掛タイルを縦に貼ってあるのがまず目を引く。
北都銀行は1895(明治28)年に増田銀行として創業、1964(昭和39)に本店を秋田市へ移転
している
こちらも地元の方からのご指摘によると、意外なことに、このビルは1977(昭和52)年の建築なのだとか。
え~っ、昭和52年でこんな渋い建物を建てたのか!かなり驚いた。。。
側面側を見ると花崗岩で縁取られた窓がずらりと並ぶ。おぉ、いいなぁ!さすが、本店の風格ある!
そびえ立つタワーのような建物は秋田市街地のランドマークだ。
北都銀行の参道のような飲み屋街。ここを通って融資を頼みに日参する・・・とか(笑)
こちらは北都ビルディング。旧北都銀行別館であったが、もとは秋田あけぼの銀行の本店ビルとして建てられた。
やはり地域の経済を握っている地方銀行、シンボリックな建物を建てているな。
こちらは日本銀行秋田支店。なんか、地銀より地味(笑)。
表通りは道も広くすっかりきれいになっているが、裏手には古いお屋敷や蔵がポツポツ残っていたり、
ちょっと目を引く意匠があったりと、自転車でちょろちょろ散策するのは面白いまちだ。
続く。
秋田(県全体なのか秋田市だけなのか)は古いものを残したがらない気質の土地のようで、古い建物はあまり残っていないと感じていたのですが、市民なら見過ごしてしまっている建物を紹介していただき、目から鱗です。
北都銀行について補足させてください。
まず、18階建てのビルができるのは、北都銀行秋田駅前支店の場所ではありません。もう1ブロック北西の、ゆうちょ銀行の向かいです。平面駐車場、北都銀行の保険相談窓口、秋田信用金庫秋田駅前支店がある場所です。保険窓口の所には、以前は北都銀行の支店がありました。
18階建てビルの中に、北都銀行の窓口が入るような話はあるので、北都銀行駅前支店が移転するのかもしれません。そうなれば、何らかの変化はあることでしょう。
また、北都銀行本店(旧羽後銀行本店)のビル部分は1977年竣工だそうです。1964年からあるのは、ビルと棟続きで川から見て左側にある本店営業部窓口がある部分だそうです。
近くのガラス張りのビルは、旧秋田あけぼの銀行(秋田相互銀行)本店で、現在は「北都ビルディング」としてテナントビルになっています。
それから、続編の記事で取り上げられている「花京都」ですが、道路拡張工事がされることになっています。
建物保存を見越した調査は実施されているようですが、最終的にはどうなるのか知りませんし、地元でも話題になることは少ないのが実情です。
地元の方からいろいろとフォロー助かります。
というかお恥ずかしい(汗)・・・訂正させていただきます。。。
再開発の場所は、「秋田信用金庫秋田駅前支店がある一角」と書いていますね、
「北都銀行秋田駅前支店」と見間違えた早とちりでした(大汗)
でも、あの建物が取り壊されるのでなくてよかったぁ~~
北都銀行本店の建築年は、ちょっとネットで調べてみたのですが
分からなかったので、教えていただきありがとうございます!
昭和52年の建築とは驚きです。最初に書いたように1960年台までの雰囲気ですよね。
北都ビルディングは、こちらも、当初は秋田あけぼの銀行本店として建てられたのですね。
北都銀行と合併して北都銀行別館になったから北都銀行が建てたわけではないのですね。
いろいろ教えていただきありがとうございます。
まだ数回秋田の記事が続きますので、またまちがいがあったらご指摘下さい。
2020年10月5日、クロッセ秋田1F(保険相談プラザは2F)に移転しまして、以前の建物は現在解体中です。
ここは、元は秋田相互銀行秋田駅前支店の建物で、秋田あけぼの銀行秋田駅前支店、北都銀行中通り支店を経て、この場所にあった中通り支店が店舗統合で廃店され、同時に、現在のクロッセ秋田の場所にあった秋田駅前支店が移転してきて、北都銀行秋田駅前支店としてはクロッセ秋田移転まで約25年間使われた場所です。
えええ~~~っ、あのカッコよすぎる北都銀行秋田駅前支店の建物が解体中~~~!?
何と・・・(泣)
駅前都心部にふさわしい、すっきりとしつつも温かみが感じられる、品のあるデザインだと思っていました。
そのまま活用できなかったのでしょうか。。。残念です。
日本はいい建物もすぐに壊してしまいますね。。。