少し前に台湾の連載がようやく終わったところだが、9月の連休にもまた台湾に行ってきた(笑)。今回は気負わずふらっと。
金曜の夕方のピーチは出発が3時間も遅れ、、、台北に着いたのはもう夜22時半。関空が復旧した直後だったからと
いうわけではなく、単に到着機遅れで・・・おかげで夜歩きがまったくできなかった・・・(悔)
翌日は朝から在台の友人と待ち合わせ、双連の肉粥の店で朝食を食べてから市場をうろつく。そのあと台北故事館へ
向かおうとバス通りに向かって歩いていると、おや、なんか気になる廟が。道を渡り近づいてみる。
おぉ、きれいな緑色の壁!それにちょっと洋楼っぽい雰囲気だな。
敷地内へ入り建物に近づいていくと、うわぁ、これはタイルだ。日本ではよくある二丁掛の型押しタイルを貼りつめた
外壁は台湾ではちょっと珍しいかも。それにしてもきれいな色だなぁ。しかも、角の部分には白色のモザイクタイルを
斜めに並べて縁取っているなど、とってもおしゃれ!
「永静廟」というのがここの名前だ。赤色がガツンと効いていて派手ではあるが観光的な香りは全くしない。
天然の派手さなのである(爆)。
入口脇の円柱には中国風の赤い陶片モザイクが。
その足元も見て!青磁色のモザイクタイルで曲面を細かく丁寧に貼ってあるなぁ~~
きつい日差しのため建物の中は濃い陰になっているが、覗きこむと内部もまたすごいタイル空間だった!!
3D模様の人研ぎの床にそっと踏み込む。
うわぁ~~!柱も壁も天井も、そこかしこにタイルが!
入口入ってすぐの天井がピンクのチェック柄!カワイイ~~!雷文と卍文のふちどりもモザイクタイル。
円柱の柱頭がまたこんな唐草風の花模様とは、ラブリ~~
梁にもみっしりタイルが貼られている。「福」の字が連続して何ともおめでたいなぁ~
天井面に貼られたタイルの角部分にもデザイン心をを忘れない。
そしてこちらの天井には龍が描かれている。
何とその龍もモザイクタイルなのだ~~~!すご~い!!
建物の両側には二階へ上る階段があるのだが、このささら部分のまるで織物のように美しいモザイクを見て!
そして壁の一番上の部分もこの通り。ここを作った人はどれほどタイルフェチだったんだろう!?(笑)
そこにいたおじいさんに話を聞いてみたところ(実際は友達が)、この廟は90年前、日本統治時代に建てられたとか。
しかし柱に使われているタイルを見ると明らかに戦後のモザイクタイルだ。品質はあまり良くなく日本製ではなさそう。
施工もあまりよくなく一部剥がれが気になる。。。
よく聞くと、民国43年(だったか?)に増築をしたということなので、その時にタイルが貼られたと思われる。
民国43年=1954年=昭和29年。なるほど。
言われてみると奥の方は手前側よりも躯体が古い感じがするなぁ。もしかしたら古い時代のタイルも混じっているのかも。
どこをどう増築したのかは全くわからず。。。
天井の照明は今は蛍光灯器具がぶら下がっているが、もとは先出の写真のような照明が他のところにもあったのだろう、
照明の座の部分もこんな奇抜なタイル装飾が施されていた。
中央の祭壇の前にはこんな八卦形の装飾が。中央に「太極」の文字が。いやはや、すごいなぁ!!
2階にも上らせてもらった、正面のバルコニーに出ると、軒下のタイルもよく見える。
あぁ、中洋折衷のモザイクタイル廟、面白い建物だったなぁ!見つけられてよかった!!
隣には、これまた気になる古そうな邸宅があったのだが、門は硬く閉ざされ、どういうものか全く分からず。
おまけ。朝食べた肉粥の店のお肉がめちゃくちゃおいしかった!
続く。
金曜の夕方のピーチは出発が3時間も遅れ、、、台北に着いたのはもう夜22時半。関空が復旧した直後だったからと
いうわけではなく、単に到着機遅れで・・・おかげで夜歩きがまったくできなかった・・・(悔)
翌日は朝から在台の友人と待ち合わせ、双連の肉粥の店で朝食を食べてから市場をうろつく。そのあと台北故事館へ
向かおうとバス通りに向かって歩いていると、おや、なんか気になる廟が。道を渡り近づいてみる。
おぉ、きれいな緑色の壁!それにちょっと洋楼っぽい雰囲気だな。
敷地内へ入り建物に近づいていくと、うわぁ、これはタイルだ。日本ではよくある二丁掛の型押しタイルを貼りつめた
外壁は台湾ではちょっと珍しいかも。それにしてもきれいな色だなぁ。しかも、角の部分には白色のモザイクタイルを
斜めに並べて縁取っているなど、とってもおしゃれ!
「永静廟」というのがここの名前だ。赤色がガツンと効いていて派手ではあるが観光的な香りは全くしない。
天然の派手さなのである(爆)。
入口脇の円柱には中国風の赤い陶片モザイクが。
その足元も見て!青磁色のモザイクタイルで曲面を細かく丁寧に貼ってあるなぁ~~
きつい日差しのため建物の中は濃い陰になっているが、覗きこむと内部もまたすごいタイル空間だった!!
3D模様の人研ぎの床にそっと踏み込む。
うわぁ~~!柱も壁も天井も、そこかしこにタイルが!
入口入ってすぐの天井がピンクのチェック柄!カワイイ~~!雷文と卍文のふちどりもモザイクタイル。
円柱の柱頭がまたこんな唐草風の花模様とは、ラブリ~~
梁にもみっしりタイルが貼られている。「福」の字が連続して何ともおめでたいなぁ~
天井面に貼られたタイルの角部分にもデザイン心をを忘れない。
そしてこちらの天井には龍が描かれている。
何とその龍もモザイクタイルなのだ~~~!すご~い!!
建物の両側には二階へ上る階段があるのだが、このささら部分のまるで織物のように美しいモザイクを見て!
そして壁の一番上の部分もこの通り。ここを作った人はどれほどタイルフェチだったんだろう!?(笑)
そこにいたおじいさんに話を聞いてみたところ(実際は友達が)、この廟は90年前、日本統治時代に建てられたとか。
しかし柱に使われているタイルを見ると明らかに戦後のモザイクタイルだ。品質はあまり良くなく日本製ではなさそう。
施工もあまりよくなく一部剥がれが気になる。。。
よく聞くと、民国43年(だったか?)に増築をしたということなので、その時にタイルが貼られたと思われる。
民国43年=1954年=昭和29年。なるほど。
言われてみると奥の方は手前側よりも躯体が古い感じがするなぁ。もしかしたら古い時代のタイルも混じっているのかも。
どこをどう増築したのかは全くわからず。。。
天井の照明は今は蛍光灯器具がぶら下がっているが、もとは先出の写真のような照明が他のところにもあったのだろう、
照明の座の部分もこんな奇抜なタイル装飾が施されていた。
中央の祭壇の前にはこんな八卦形の装飾が。中央に「太極」の文字が。いやはや、すごいなぁ!!
2階にも上らせてもらった、正面のバルコニーに出ると、軒下のタイルもよく見える。
あぁ、中洋折衷のモザイクタイル廟、面白い建物だったなぁ!見つけられてよかった!!
隣には、これまた気になる古そうな邸宅があったのだが、門は硬く閉ざされ、どういうものか全く分からず。
おまけ。朝食べた肉粥の店のお肉がめちゃくちゃおいしかった!
続く。
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