まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

梅雨逃避行 室蘭のまちめぐり その2

2017-07-31 23:08:28 | 建物・まちなみ
室蘭の続き。

こちら1925(大正14)年築の多田薬局は全面タイル貼り。


どうしても目が行くこの貝殻型?のテラコッタ。あっ、それとも逆さにした百万塔陀羅尼か!?(笑)


この建物は道路に面した間口が結構広く壁は全部ツライチなのだが、半分ぐらいのところで白いタイルで
ラインを引いて区切り、右側は入口を中心に左右対称のファサードとしている。
附属したような見かけになっている左側の部分は窓が少なく、倉庫だったのかもしれない。


家と家の間にブロック塀やフェンスがないのは雪国ならでは。魅惑的な路地空間。。。


木造旅館かと思ったら、「高級麻雀荘」。そんなんあるんや!?




中央通りの商店街のアーケードは、鳥居のような赤色の柱がずらっと並んで壮観!


小林洋服店。今はもうお店はやっていないようで、ショーウインドーの中には鹿の剥製やら何やら・・・(汗)


パラペット下にアカンサス(?)の葉の連続模様。


路地の奥に古い大きなレンガ蔵が見えたので見に行くと何かの工房に使われているようだった。
一部お店もやっているようだが、さらに奥の路地に惹かれ・・・


さらに行ってみると、社宅のような古い木造の平屋建て民家がいくつか建っていた。今も人が住んでいるのか
空き家なのか分からなかったが、昭和の空気が漂っていた。


こちらにも、商店街に面した店舗の裏手に古い石蔵が。


近寄ってみると、うぉ~、窓によろい戸のついた3階建ての蔵だ。


石積みの石も単に切り出しただけでなくひとつひとつふっくら丸みを帯びた形に整えられていたり
窓のひさしの持ち送りの曲線使いなど、かなり手の込んだ石蔵だ。


こちらは元銀行か、事務所か。


アーケードの上に装飾が隠れていた。


ツタのからみまくる赤レンガの旧山越山口紙店店舗。やはり店舗なので比較的窓が大きく取られているな。
側面の丸窓がかわいい。


実はこの建物、レンガ組積造ではなく木骨煉瓦土蔵造なのだとか。1923(大正12)年築。
大正末期にしてはレトロな風貌の建物を建てたもんだなぁ。


続く。

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